【まとめ】2023年個人的ゲーム大賞&遊んだゲーム振り返り

過去分は下記↓のページにまとめています。



個人的にも世間的にも豊作揃いだった2023年。
11ヶ月前の段階でもう年末休みが待ち遠しかったのですが、心配せずともあっという間でした。

今年は仕事が多忙で可処分時間があまり確保できなかったり、それゆえに休日は疲れて惰眠を貪っていたりしたので、残念ながらゲームに集中した記憶が薄い実感があります。
ゲーム自体はむしろ率先して遊んでいたのですが、常にマルチタスクでゲームの世界だけに浸るということがあまりできなかったのが心残り。
オープンワールド系の大作をあと2作はやりたかった。

ただ、ゲームプレイがタスク消化のようになりかけていたので、それを見直して気に入ったゲームはじっくり遊ぶように心がけたのは良い傾向だったと思います。

それでは今年を振り返る前に歴代の記録から……


【歴代受賞作〜新作部門〜】


2010年 ゼノブレイド(Wii版)
2011年 ファイナルファンタジー13-2(PS3版)
2012年 ペルソナ4 ザ・ゴールデン(PS VITA版)
2013年 ファークライ3(XBOX 360版)
2014年 シアトリズムファイナルファンタジー カーテンコール
2015年 ファイアーエムブレムif 暗夜王国
2016年 ペルソナ5(PS4版)
2017年 ホライゾンゼロドーン(PS4版)
2018年 Detroit:Become Human(PS4版)

【歴代受賞作〜旧作部門〜】


2010年 なし
2011年 アランウェイク(XBOX 360版)
2012年 アサシンクリード ブラザーフッド(PS3版)
2013年 インファマス2
2014年 The Elder Scrolls V:Skyrim(XBOX 360版)
2015年 マスエフェクト3(XBOX 360版)
2016年 ドラゴンエイジ インクイジション(PS4版)
2017年 サイコブレイク(PS4版)
2018年 ウルフェンシュタイン2:ザニューコロッサス(PS4版)

【歴代受賞作〜音楽部門〜】


2012年 ファイアーエムブレム 覚醒
2013年 ライトニングリターンズ ファイナルファンタジー13(PS3版)
2014年 ペルソナQ シャドウオブザラビリンス
2015年 ゼノブレイドクロス
2016年 幻影異聞録#FE スターオーシャン5 Integrity and Faithlessness(PS4版)
2017年 Undertale(PS4版)
2018年 ゼノブレイド2
2019年 ファイアーエムブレム 風花雪月
2021年 新すばらしきこのせかい
2022年 ゼノブレイド3

【歴代受賞作〜自由部門〜】

【2022年】  

  • アノー・ミューテーショネム(PS4版)
  • STRAY(PS4版)
  • SIGNALIS(Switch版)
  • The Final Station(XSS版)
  • 鳥類弁護士の事件簿(Switch版)


こうして振り返るとゼノブレイドがシリーズ全作どこかに入っていますね。
また自由部門は2022年から新設した「そもそも自分のブログなんだから賞レースのフォーマットとか無視して自分が気に入った作品を条件問わずブチ込めばよくないか?」という気付きのもとに項目を作りましたが、こうして振り返るのも良いですね。このまま続くと記事が縦に伸び続けるのが課題ですが……

それでは始めます。分量が多いので画像なし・テキストのみですがご容赦ください。

【概要】

・新作の対象期間は2022年12月中旬〜2023年12月中旬まで。

ブログ内に記事がある作品はリンクあり。作品ごとの詳細はそちらに。

・タイトルの文字色の意味は下記の通りですが、うまく反映されないこともあるので参考程度にお願いします。

 赤字=今年発売・配信の新作
 黒字=それ以外

・()内は複数ハードで発売されている中で自分が遊んだハードとなります。更新後に対応ハードが増えた場合は追記することがあります。


【2023年ゲーム大賞〜新作部門〜】


■シアトリズム ファイナルバーライン(PS4版)


約9年ぶりの続編かつ約9年ぶりの受賞。誇張抜きに一生遊べる確信があります。
発売からDLC配信終了までの約8ヶ月間はほぼずっと遊んでいました。曲数もゲームモードも膨大で、更にはオンライン対戦もあるため、それでも全然やり込んだ気がしません。いわゆる音ゲーガチ勢からするとヌルいらしいのですが、素人からするとこのくらいの湯加減がちょうど良いです。
曲数は膨大でFF以外のスクウェア・エニックス作品からも大量に採用、それでいてさしたる不具合もなく、この決定版とも言える名作がさほど注目されていないのか不思議です。年末の各所のフリ返りで名前が挙がるかもと思ったのですが特にそこまで。プロモーションの規模などの問題に加えて、音ゲーガチ勢からもRPGファン勢からも優先度が低くなりがちなポジションにあるのも理由のひとつかも知れません。そんな邪推抜きにしても今年はただでさえ豊作でしたし……

あと、アクセシビリティに優れているのも魅力だと思います。比較的細かく設定を変更できるので、ゲームの都合で困ったことはほとんど無いです。FF1~FF4のEMSで使われているインゲーム動画のチカチカ(ポリゴンショック?)が目に痛いくらい。
また、そこまでガッツリと環境や姿勢を整えなくても、他のゲームの気分転換やハードの起動ついでにサッと楽しめるので、気軽に遊べます。

実のところ、もうこの枠は半年前から内定していたようなものでした。そろそろ他のゲームに移ろうと思っても、面白さと手軽さゆえに気がついたらこのソフトを起動していたので、今年はもうこれ以外にないだろうなというレベルでした。他のゲームで行き詰まった時の気分転換に数曲遊ぶなど、これからも長い付き合いになりそうです。



【2023年ゲーム大賞〜旧作部門〜】


■Ghostwire:Tokyo(PS5版)


発売当時、環境の問題でリアルタイムに遊べなかったことが悔やまれます。
現代東京を舞台にオカルトや都市伝説、怪談、テックウェア、平成回顧などひたすらセンスを混ぜ込んだ世界観が大好き。人が突然消滅した街に響くコンビニのアナウンスを聞きながら可愛い動物たちと触れ合ったり、夜空を駆けて街を探索したり、地下街やスクランブル交差点で異形と印バトルしたりと、とにかくあらゆる要素が自分好みでこんなに好都合なことある?と思うくらい。

またストーリーも良く、エンディングはある意味王道な展開ながらもそれゆえに感動しました。奇は世界観で十分衒っているので、ストーリーは比較的王道で行くバランス感覚もまとまりの良さに繋がっていると思います。


【2023年ゲーム大賞〜音楽部門〜】



FFが2作入るのは安易かもと思ったものの、音楽面で振り返るとやっぱりいちばん印象的でした。ゲームとしてはシンプルに召喚獣合戦が一番印象的ですね。もちろん人間形態での戦闘も面白く、ボス戦の白熱感はクセになりました。拠点の使い勝手の悪さとかテキストのつまらなさとか終盤のサブクエストの集中とか悪い意味で印象的な要素もありますが、エンディングを迎えてしまえばまぁ……という感じです。
あと、今月配信されたDLC第一弾も先日クリアしました。来年に第二弾があるので、操作の勘を忘れないよう定期的に起動するのも良さそうです。



【2023年ゲーム大賞〜自由部門〜】



これはもう2023年の中でも相当な傑作。または2023年のスクウェア・エニックス発売作でも上のシアトリズムに次ぐ傑作でした。さほど不満点はないし、中だるみしないボリューム、ワクワクする設定、そしてギミックと本当に完成度が高かったです。周回の意義が薄いぶん一周が濃密。ちょうどこの時期に盛り上がる各所の振り返りでも大作に負けず頻繁に名前が挙がっていますね。なによりですね。


一人称ホラー。個人的にかなり推しています。基本的にラジオブースから指示を出してリスナーを助けていくワンシチュエーションですが、無人の局内探索の不気味さが好きです。ブースに戻れば相棒や音楽で騒がしいけど、扉を開けて一歩出たら何かが出てきそうな薄暗い雰囲気が待ち構えている明暗の付け方も好き。ストーリーも、話をよく聞いていないと先入観で引っかかるギミックが見事でした。



【超面白かった】


■Hi-Fi Rush(XSS版)


リズムアクションRPG。本当にジャンルの発明レベルの名作。ほぼ一年前の発売にも関わらず年末賞レースでちゃんと評価されて安心しました。ただ自分の腕不足・音感のなさでかなり苦戦したのもあり、このゲームの面白さの20%も体験できていない気がします。あまりに良作すぎて自分の身の丈に余ると思ってしまったのが上のカテゴリにならなかった理由です。
それはそれとして本当に名作なので、時間と環境があれば一度は遊ぶべきと思います。


戦闘なしアクションアドベンチャー。もうこのくらいの戦闘なし探索メインボリューム控えめなゲームが身の丈にあっているのかも知れません。実際自分にしっくりきてプラチナトロフィーまで頑張りました。この手のゲームにはかなり珍しく日本語吹替あり。
このゲームはキャラクターのヘイト管理が抜群にうまく、難ありな言動や行動を繰り返すキャラクターでも最後には悪印象が回復して良い感じでエンディングを迎えるという流れが美しいです。時間はかかるだろうけど絶対に続編を遊びたい。


三人称ホラー。評価されているところをあまり見ていないですが個人的に良作枠。塩やドライフラワー(?)や素人丸出しの回避で敵と立ち向かう戦闘が良くできていて、なかなか手に汗握りました。振り返ってみるとホラーとしてはさほど怖くなく、戦闘の操作感が洗練されていたり、追跡者がしつこかったりと戦闘周りの印象が深いです。ラスボス戦の難易度が高く、スキルを総動員してようやく突破できたときは嬉しかったです。
DLCも楽しみにしていたのですが、苦手なローグライクだったので途中で断念しました。


よく出来た続編で良作。急ぐ要素はなにもなく、平日の夜、家事を終えた後なんかに寝転がりながらまったり進めるのに最適でした。ただプラチナトロフィー獲得を目指すとわざと注文を間違える必要があり、関係がギクシャクしていくのに罪悪感。接客&提供でストーリーを進めていくこのジャンルも増えましたね。


童話風味残酷ホラー。でも思い返すと童話風味なのは中盤くらいまで。あまりに完成度が高すぎて隙がない。ひとりで遊んでも面白いし配信や複数人で遊んでも盛り上がるだろうし、ビジュアル面や音楽面も高水準だし、もうこれ以上付言することがないです。心折れるギリギリで突破できるラスボス戦の難易度も今となっては絶妙……というのは褒めすぎとして、松ぼっくりの王様とその部下たちのシーンが好き。


なんというか手堅いアサシンクリードで期待通りに楽しめました。全シリーズのハブと謳われるアサシンクリードインフィニティ(仮)を介さないシリーズはこれで最後かも知れませんね。新作が出るたび言っていますが、もうここまで来たらとことんまでこのシリーズを見届けます。


シアトリズム新作が約9年ぶりならこちらは約13年ぶりの続編。序盤の印象こそあまり良くなかったですが、遊んでいるうちに持ち直しました。演出のインパクトはアラン編が強いけど、ゲームとしては新主人公のサーガ編のほうが好きです。DLC楽しみ。


人生初の登山ゲームかもということに気付きました。もっとも一番手こずったのは険しい崖ではなく風車という。硬派な登攀ゲームというよりもアクションアドベンチャーらしく多彩なパートがあり、なかには面倒なやつ(虫つかみ登りとか)もあってそれが二周目を躊躇する理由となっています。ただエンディングが良いので終わりよければすべて良し。やっぱり、いつかまた二周目に着手したいです。


ビジュアルノベル。いや本当に放置しすぎました。夢中になってストーリーを追いました。クリアしてもう一年くらい経つのに名シーンが多すぎて割と鮮やかに思い出せます。
たまにあの歌は口ずさんでいます。


コメント欄でオススメしてくださった方、本当にありがとうございます。
お陰で良いゲームに出会えました。最序盤の白黒世界からしだいに多彩になっていくステージの移り変わりが良い。アートっぽい雰囲気だけどアクションアドベンチャーとしてしっかり操作できるのも好印象です。


今年手を付けたイマーシブシム要素ありのゲームはこれだけかも。人の命が軽い西部世界では誰であってもパーマデスに見舞われるので、気がついたら人里をひとつ潰していたりと予想外の出来事に見舞われるのが楽しかったです。過酷な世界を表現するテキストのセンスも好き。隠れた名作だと思います。ちなみに序盤の戦闘が厳しくて一度詰みました。


非常に綺麗なスクリーンショットが撮れるアドベンチャー。前作が楽しめたので今回も遊びましたが、グラフィックも綺麗になってゲーム面でも多様なアプローチが取れるようになり、ストーリーも完結(恐らく)したので、正当続編のなかの正当続編でした。私はXbox Series Sで遊びましたが、今月14日に日本語タイトル化してPlayStation4&5でも発売されるとのことです。


ホテルが舞台のサバイバルホラー。本家バイオハザードは面白いけど肩が凝るので、身の丈に合った難易度でそれなりのボリュームを楽しめる本作は楽しかったです。序盤の部屋脱出が最難関だったかも。探索要素も豊富でホテル観光も楽しめました。
結構謎解きが凝っていて、自力で解決できた時の達成感が癖になりました。3桁のダイヤル錠の解法がわからなくて総当りで突破したのも思い出深いです。総当り、時間制限や疲労や生理現象のないゲーム世界では有効すぎる。




硬派なSRPG。ストーリーは陰鬱だし難易度は高いしで進めるのに心理的負担があり、初プレイから数ヶ月置いて再開しました。敵のバリエーションの少なさなど低予算感は否めず、ストーリーの推進力もあまり高くなく、なにか目新しいシステムがあるわけでもないですが、遊んでいる最中はそれなりにハマりました。ラスボス戦の曲好き。


話題の釣りホラーゲーム。これはもう評判通りといった感じで評判通りに面白く、評判通りに楽しめました。序盤のジリ貧さえ乗り越えればストーリー・船強化ともに順調に進み、終盤は夜の海でも恐るるに足らず。奇形種がわりと高確率で釣れるので魚図鑑が埋まるのも存外早く、ゲームテンポも良いです。とはいえマンボウだけは釣りスポット特定に難儀しました。あとDLCもクリアしました。


前作からジャンル変更したこと自体は良いのですが、ストーリーが少々残念でした。ラストのおふざけバトルは絶対入れないほうが良かったと今でも思っています。どのEDを迎えるにしても前後のシリアスな展開が台無しなので。せっかく前作と繋がる盛り上がりポイントだったのに……


自分の中のローグライクに対する苦手意識をかなり払拭してくれた一作。とても感謝しています。新作発表おめでとうございます。


海外小説のような雰囲気と青春時代が終わる切ないエンディング。マッチ棒パズルが頭の体操になりました。次が完結編?


前作から正当進化で安定の内容といった感じ。エンディングはさすがに驚きました。このゲームも程よく身の丈に合っていて無理なく遊べます。相変わらずサイバーコネクトツーのゲームはこのシリーズ2作しかやっていないのですが、次回作も遊ぶ予定です。


この秀逸なUIデザインに無料は申し訳なくなる。
テキストADVとしてもなかなかやり甲斐があって面白かったです。


振り返るとジャンルごった煮感が強いゲームでしたね。ホラーゲームでもありアクションアドベンチャーでもありFPSでもあるといった感じ。探索や謎解きが適度に面白く、結構ハマりました。大苦戦したラスボス戦をどう突破したか覚えていない。


一人称視点のウォーキングシミュレーター。一部無重力空間なのでフローティング。宇宙船の探索が面白かったです。冬は暖房で温まりながらこういう探索ADVをまったり進めるのに最適な季節ですね。


追跡者系ホラーゲーム。Switch版で詰んだリベンジを果たせてよかったです。キッチンの仕掛け分かりにく過ぎる。あとラスボス戦は初見殺しが多くて面倒すぎる。
ゲームとしては粗さがあるものの、続編である程度解決されています。


衝撃的に重苦しい世界観と衝撃的なストーリーのホラーゲーム。XSS版は日本語非対応なので、詰んだら適宜攻略サイトを見つつ進めました。
とにかく世界観に圧倒されました。こんな手軽に体験できてしまうのが申し訳ないくらい。もう一周するのは心身に負担が大きい……


カイロソフト(ジャンル)。当たりのカイロソフトでした。飛行機好きの身内に進めたら自分の3倍近いスピードでやり込んでいて驚いたのも良い思い出です。その意味では一番思い出深いカイロソフトになるかも知れません。フライトシミュレーターはあっても地上メインの飛行機ゲームは少ない気がするのでその意味でも貴重かも。

前作から正当進化しており、ストーリーも感動しました。追跡者が賢くて下手なリスクを冒せず、一挙手一投足に緊張していた記憶があります。後半のボスをどうやって突破したのか。

ベルトスクロールサバイバル(?)。赤痢の凶悪さが印象的です。医療機関に通えば大抵の病気は快癒または寛解し、交通機関を乗り継げば大抵の目的地には行けるという文明の進化を改めてありがたく思うゲームでした。日本の教育機関も学校のタブレットにこれをインストールしたほうが良い(Apple Arcade版もあるので)。日本の歴史版を作るのでもいいけど知識不足なので参勤交代とかお伊勢参りしか思いつかない。
それにしても、ベルトスクロールとサバイバルは不退転を演出しやすくて好相性ですね。右から左、または左から右に進んだら戻れないのでひとつの選択が重いし、または本作のサイドストーリーにもあるようにその場で立ち止まってもサバイバルできるし。

■グノーシア(Switch版)


今更なにか付言する必要もないあの名作。自分が人狼ゲームに向いていないことを再確認しました。学んだのではなく再確認です。
それでも、システムを活かしたストーリーがとても良かったので、総合的にはこの位置に。

■NOSTALGIC TRAIN(PS4版)


景色を楽しむウォーキングシミュレーターかと思ったら、結構深刻なストーリーだったのが印象的です。ストーリー・散策ともに満足度は高いです。

■QUANTUM BREAK(XSS版)


アランウェイク2から遡って旧作を。これでMax Payne以外のRemedy作品は一通り遊びました。発売当時はプレイ環境がなくて長年後回しにしていたため、せめて年内にはクリアしたいと勢いで起動して正解でした。
ゲーム内の実写ドラマに出演しているランス・レディック氏、普段洋画や海外ドラマをあまり観ない自分でも知っている数少ない俳優だったので今年の訃報はショックでした……

■Deliver Us The Moon (PS4版)


戦闘なしアクションアドベンチャー。序盤の無重力空間が最大の難所でした。そこを過ぎたら探索や謎解きメインで面白かったです。時折挟まる時間制限パートがシビアでしたが続編で改善されています。




つまらなくはないけど期待過剰だったかも。ストーリーがそこまで面白くない割にいじめ描写などそこそこ胸糞系で、あまり追うモチベーションが湧かなかったです。ステージの雰囲気は好き。


いかにも意識の高い雰囲気ゲーと思ったら本当にそんな感じで、たしかに雰囲気は良いけどストーリーに引力がなく探索もそこまで面白くなく、キャラクターもみんな真面目で、楽しい体験だったかというと微妙なところ。深いことを考えられる余裕のある人向け。
終末世界って人の気配がない大自然だとあまり雰囲気が出ないなと学びました。


日本語が正式実装されたのは今年ですが、XSS版の発売は去年秋なので旧作扱いに。
主人公姉弟の身勝手さにとにかくイライラして、最後までキャラクター造形が自分と合わないシリーズでした。
ゲームとしても前作の方がまとまっていたと思うけど、総合的には遊べないほどでもなかったのでこの位置に。来月(2023年1月)にPSフリープレイ対象となるようです。

■ファー:ローンセイルズ(Switch版)


イメージに反して割と指先が忙しいゲームでした。ノアの方舟よろしく拾った私物を船に詰め込んだら終盤は船内移動も一苦労でした。良さげでそうでもなかった、という感想です。



【今ひとつ】


メロンジャーニー・ビタースイート・メモリー(PS5版)


作品の文脈を共有できずNot For Meとなりました。音楽もあんまりピンとこないし、そもそも「自分は「かわいいキャラクターで露悪」みたいなノリが好きではないと気付かされました。

Daymare 1994:Sandcastle(PS5版)


今年最大のがっかりでした。まさかDaymareがやらかすとは。
遊べないほどつまらないということはないですが、舞台がいかにもゲーム的な研究所や地下施設で面白みがなく、戦闘も序盤からやたらキツくて、ストレスに特化したラスボス戦はもう伝説の域。前作は荒削りだった一方でステージやキャラクターも豊かでストーリーもそこそこ良く、今後に期待が持てるゲームだったのですがその今後がこれという現実。

リトルナイトメア(PS4版)


ホラーゲーム。遊ぶのが遅すぎた感があります。今となっては色々不親切な点がどうしても気になってしまい。

クライシスコアFF7リユニオン(PS5版)


FF7コンピレーションの一作でアクションRPG。やってもやっても終わらない無限のサブミッションがもはやホラーでした。変に手を出さずストーリーを追うのに特化しても良かったかも。携帯機ソフトの家庭用ハード版はスキマ時間に最適化したシステムをそのまま持ってきている場合、少々警戒が必要かも。

イービル・インサイド(PS4版)


(意識の低い)P.T.フォロワー。一人で遊んでも虚しいので実質オンラインゲーム。こういう類のゲームはせめてストーリーで挽回しないとと思うのですがそれも低質。低価格帯とはいえ……



【プレイ中止・サービス終了】


Inscryption(PS4版)


すみません。名作と名高いことは知っていますがローグライクがどうしても苦手で断念しました。カードゲームにもあまり馴染みがなくてコツを掴めず。

■オリオリワールド(PS4版)


中断中。ステージクリア型なので再開が気楽なのが救い。とはいえ、このままフェードアウトの可能性大。

■REPLICA(PS4版)


コントローラー操作が劣悪なため、別ハードで遊ぶことを検討中です。とはいえ(以下同文)。

■Lamentum(Switch版) 


2Dサバイバルホラー。長らく積んでいたのにようやく手をつけたものの、操作性の悪さや先の気にならなさ、世界観のつまらなさでギブアップ。2DサバイバルホラーはSIGNALISの完成度が高すぎてハードルが上がったようです。



【プレイ中(アプリ)】


■ポストアポカリプスベーカリー(iOS版)


昨年に引き続きスマートフォンから消さず、今でも時々起動しています。

■ファイアーエムブレムヒーローズ(iOS版)


もう惰性で続けており課金もしていない始末。でも旧作キャラクターの新展開が見られるのはほぼこのアプリだけなので続けてしまっています。あとオリジナル曲が良い。

■森林キャンプが丘(iOS版)


ハズレのカイロソフトかも……と思い始めています。テーマは興味深いのですが全然起動してないです。おそらく、スタートダッシュに時間がかかるのが原因だと思います。

■STAR OCEAN SECOND STORY R(PS5版)


まさかのスターオーシャンセカンドストーリーリメイク。年内クリアは微妙なラインと言うか、原作が非常に思い入れあるソフトなので、年末年始休暇を活かしてじっくり遊びたいと思います。年末年始はまた別にやることがあるとはいえ、スターオーシャンセカンドストーリーを優先しなくてどうするんだという話で。
今のところかなり好印象です。スカウト+修行+用心棒(スーパー特技)の組み合わせを活用すれば原作の3倍くらいの勢いでレベリングが進みます。原作どころかこの世代のRPGで面倒くさかった要素を尽く潰しており、シリーズで一番快適。加えてフルボイス(PSP版未プレイのため初体験)と新規キャラクターイラストにより、意外なことにストーリーも盛り上がります。ちょうど原作ではDISK1終盤のため、ここからの展開が楽しみです。恐らく年明け最初のクリア作品になるでしょう。

■Duolingo(iOS版)


世界で一番人気の語学学習アプリ、ようやく始めました。ゲームかどうかは微妙ですがゲーミフィケーションということでここに記録します。ちなみに英語と中国語をチマチマ進めています。この国の公用語が変わる事態になればこのどちらかになると予想するため。



【まとめ】


 今年は 54 作に触れて 50 作をクリアまたは継続しているという結果となりました。
どうやら、今の生活だと一年で大体45〜50作程度が限界のようです。当然、数をこなせば優秀なわけでもないので記録でしかありませんが……しかし、ゲーム時間の約5分の1をひとつのゲームに注いでいた割にはよく遊んだなという感想です。

一年を振り返っての印象としては、まず「洋ゲーのシリーズ2作目」の明暗が別れたように感じました。明がコーヒートークEP2やデリバー・アス・マーズ、暗がDaymare1994:SandcastleやRoad96:Mile 0、第一印象は後者だったけど最終的に前者に傾いたのがアランウェイク2という。
明るい話題としては、散々言われているように豊作年だったことで、自分も相当な新作をスルーしてしまいました。ファイアーエムブレムエンゲージ・メグとばけもの・バイオハザードRE:4・Sea of Stars・デイブザダイバーなどの比較的高評価群から、異夢迷都 果てなき螺旋・Miasma Chroniclesなどの個人的に気になるものまで手つかずのものが多いです。ここに加えて2年前から残る純粋な積みゲーも10以上はあり、この先しばらく退屈しなさそうです。それに合わせてこのブログも細々と続いていくでしょう。
信頼できるSNSを見つけることが難しい昨今、こうした泡沫ブログでも拠点が別にあるだけでどことなく安心感があります。

ブログと言えば今回、11月中旬頃からこの記事を準備していたことで更新当日はかなり楽ができました。来年も同じようにします。

今年の振り返り記事は以上となりますので、来年のスケジュール掲載で締めたいと思います。このうち何作遊べるのやらというか、残りの人生で何作遊べるかという領域ですね。

それでは良いお年を。


誤:モチベーション順 正:進行中



全部で18作。下の手薄なところから攻めたい













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