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ゲームクリア感想111_バイオハザードHD REMASTER(PS4版)

公式サイトはこちら 7の記事はこちら リベレーションズコレクションの記事はこちら 私の中では、いわゆる古典やエポックメイキングな作品はやるタイミングを逃すと手を出しにくい、という心の動きがあり、このバイオハザード初代もまさにそういった作品でした。 古典作は「勉強の一環」あるいは「すでに抑えているというアリバイ作り(誰に対しての?)」という不純かつ失礼な捉え方をしてしまい、今ひとつ楽しめそうにないから、というのが理由でした。 更に詳らかに言うと、ホラーゲーム好きと言っておきながら、今の今まで初代バイオハザードを遊んでいないというのは説得力に欠けるのでいつか絶対遊ぼうと思い、数ヶ月前にダウンロード購入した本作にようやく手を付けた、という流れです。 本作はリメイク版の更にHD版なので、厳密に言うと初代とは別物ですが…… 二周ほど遊んだ結果としては、今なお面白く、自らの不純さと失礼さを反省しました。 なるほどこれは20年以上続くシリーズに成長するな〜と納得いたしました。 バージョン 更新なし 難易度 EASY(一周目クリス編)、NORMAL(二周目ジル編) クリア時間 19:32:41(一周目クリス編)、07:42:56(二周目ジル編) 合計約27時間 トロフィー取得率 53% 【良かった点】 ◎緻密に構築された恐怖演出 ラジコン操作(固定カメラ)は苦手なものの、やっぱりホラーとは相性が良いよなと改めて感じました。閉鎖空間の1カットが不安を煽り、一周目はご多分に漏れず、常にドキドキしながら進めていました。かといって二周目ならマシになるかと言うとそうでもなく、難易度と操作キャラクターを変更したのもあって、緊張感は一周目とさほど変わらなかったです。 有名な窓からのゾンビ犬とか、知識としては頭に入っていましたが、実際に体験するのとではやっぱり違いました。まさかあんな何でもないタイミングで来るとは予想してなかったので…… あとは音響も良かったですね。特に地下や屋外はゾンビが出なくても音響だけで怖いです。出たら出たでどこからか唸り声が聞こえて、曲がり角に警戒しながらおっかなびっくり進んだり…… また、セーフルームに駆け込んだ時に安らかな音楽が流れると本当にホッとします。 音楽の話とはずれますが、こういう安全地帯を設けて緩

ゲームクリア感想110_Narcosis(ナルコーシス) PS4版

公式サイト 丸々一ヶ月を費やした 超大作 をクリア後はデザートのような小作品で一息つこうと思い、まるでその需要を見計らったかのようなタイミングで配信された本作に手を出しました。 久しぶりにホラーゲームをしたかったのもあります。 バージョン アップデートなし 難易度 設定なし クリア時間 約5時間 トロフィー取得率 15% 【良かった点】 ◎システムと巧みにリンクした「静」のホラー 突然大きい物音で驚かせたりする演出はほとんどなく、静かにじわじわと不安や焦燥を煽ってきます。こういう「扉を開けるのが怖い」タイプのホラーゲームは好きです。 秀逸だと思ったのが、死体や危険生物に近づいたり、ホラー演出に巻き込まれたりすると 主人公の呼吸が荒くなって「O2摂取量 高」と表示され、実際にO2(酸素)残量が激しい勢いで減少してゆくシステムです。 本作の主人公は特殊な潜水スーツを着用しており、メニュー画面を開いているとき以外は常にO2残量がリアルタイムで目減りしていくので、恐怖が演出にとどまらず ゲームプレイにちゃんとリンクしている のは素晴らしいと思いました。 ○トライ&エラーを念頭に置いた親切設計 一度入手したアイテムはリスポーン後も入手済になっていたり、チャプターごとに入手可能なアイテムが一覧で見られたり(クリア後のみ?)と、短いプレイ時間に反してなかなか親切設計です。 ○基本的に一本道 常にタイムリミットがあるゲームなので、下手に探索要素を強化せずに、ほぼ一本道の中にゲームプレイを濃縮したのは良かったです。 そうは言っても迷子になりやすいのですが(後述) ○捻りのあるエンディング 勘の良いプレイヤーならオチの可能性に気が付きそうですが、私は考えもしなかったので、エンディングは普通に感心しました。その後のスタッフロールの演出も切ないです。 【気になった点】 ×操作性 ホラー演出としてあえて操作に制限をかける、というのはホラーゲームによくある措置ですが、これはちょっと度を過ぎて悪いです。開始5分で止めてしまう人がいても責められません。 何が悪いというと全体的に悪いのですが、一番は移動、特に 足下を見られない ということ。 真っ暗な海底で足下を見られないため、ご想像ど

ゲームクリア感想109_アサシンクリードオデッセイ(PS4版)

公式サイト(年齢確認あり) 【シリーズ過去記事】 ※初代〜リベレーションまではプレイ当時ブログを始めていなかったのでありません。 3 4 レディリバティHD ユニティ ローグ シンジケート クロニクルチャイナ クロニクルインディア クロニクルロシア オリジンズ(前作) もう半分意地で追いかけている本シリーズですが、今年もゴールドエディションを早々にダウンロード版で予約し、発売日より少し早く古代ギリシャに突入しました。 予想を遥かに超える大ボリュームで一生終わらないかと本気で不安になりながらも、購入から一ヶ月熱中して、ようやくクリアに至りました。 トロフィーやクエストに関わらないロケーションは極力手を付けないでいたものの、それでもなお大ボリュームでした。 メインクエストを全て完了したので、クリアということにしました。 バージョン 1.0.6 クリア時間 107:47:12 難易度 NORMAL トロフィー取得率 92%(追加分除く) 操作パターン オルタネート モード 探索モード 主人公 アレクシオス(男性) 【良かった点】 ◎スキルの多様化によるマンネリ脱却 RPGへの方向転換を示すように、本作ではスキルシステムが前作オリジンズよりも進化しており、 ドラゴンエイジインクイジション のように、スキルパネルを切り替えて戦えるようになりました。 このパネルには、アサシン系スキル・ウォリアー系スキル・ハンター系スキルからそれぞれ覚えたスキルを自由にパネルに割り振ることができて、一面4つで両面合わせて8つのスキルを発動できるようになります。 そのため、戦闘スタイルの自由度が高まって、前作にあった戦闘のパターン化はあまり感じなくなりました。また、暗殺においてもゲージ消費スキルで暗殺ダメージを増加させて、強敵でも一撃で暗殺できるようになったりして、ステルスプレイの幅も多少拡がりました。 武器とスキルを組み合わせて、自分好みのスタイルでゲームを進められるようになっていると思います。 この「自分好みに」というのは、膨大なプレイ時間を注ぐことになるオープンワールドにおいては重要な点だと思うので、最初に挙げました。 ちなみに、私はメインウェポンは短剣で、毒を付与して守備力を下げて一気に倒すスタイルで