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ゲームクリア感想149_The Last Campfire(PS4版)

 公式サイトは こちら (PS Store) 今年の新作。 最初の トレーラー に一発で惹かれて購入を決めました。  ゲームジャンルはアドベンチャー/パズルとのことで、一見雰囲気ゲーの印象が強いですが、実際遊ぶとパズルメインでした。  流れとしては、パズルを解きつつ進んで、各地のキャンプファイアーにたどり着いたらそこを仮拠点のようにして、近隣エリアに存在する希望を無くした同族に触れ、各人それぞれのパズルを解いて同族をキャンプファイアーに集める、という感じです。  全員分のパズルを解く必要はなく、一定人数を集めれば次のエリアに進めるようです。そこまで時間もかからないので、私は全員分解きました。 バージョン クリア時間 06:51:09 トロフィー取得率 100%(プラチナ) 【良かった点】 ○やり応えあるパズル  易しすぎず難しすぎずの適度な難易度に感じました。 序盤は低難易度だけど、少しずつ難しくなっていくイメージ。  しかし理不尽に感じることはなく、何度が試行していくうちに「なるほど!」と納得する出来でした。 ○可愛いキャラクター・独自の世界観  本作の配信時期に大流行していたFall Guysや、最近バズっているAmong Usのような、低頭身のキャラクターたち。 一挙手一投足にマスコット的な可愛さがあります。  また、コンセプトを貫いた世界観も面白かったです。極彩色のファンタジーではなく、どこかぼんやりした雰囲気が良いです。 ○快適な操作性  通常移動がそれなりに速い上、ダッシュ機能もあります。オブジェクトの反応も良好。 やや勢い余って地形に引っかかることはあるけど許容範囲内です。 ○プラチナトロフィー取得が楽  普通に進めているだけで大体獲得できます。 収集要素はあるものの、トロフィーには絡まないので取り逃しても安心という親切さ。 【気になった点】 △ストーリーに引力がない  やや硬めの翻訳もあって、最後まで進めてもとりわけ何か感慨が湧いてくることはなかったです。 ストーリーによってゲーム進行の動機づけが成功しているかというと微妙なところです。  ビジュアルイメージからして、いかにもエモーショナルな展開が期待できそうですが、特に余韻もなく終わりました。 あくまでおまけ程度です。 △パズルの緊急脱出がない  まず、パズル自体でハマりは起きなかったです。 ただ、

ゲームクリア感想148_バリアントハート ザグレイトウォー(PS4版)

公式サイトは こちら  最近、家のwifiの接続が不安定なことが多いので、接続が安定しているうちにサクッと更新する癖をつけたいです。今日も不安定だったので、諸々検索して環境を整えてようやく接続できました。  6年前の発売時期からチェックしていた本作。次の機会に、その次のセールに、やっぱり次に……を繰り返しているうちに6年も経ってしまいました。薄情なことに、記憶から薄れはじめていた今夏、PS Storeのセールでたまたま見かけて、そういえば気になっていたなということを思い出して、購入に至りました。割とスケジュールに余裕があったのも大きいです(10月以降から大作ラッシュなので戦々恐々としています)。 バージョン 1.0.0 クリア時間 約8時間 トロフィー取得率 80% 【良かった点】 ◎犬がかわいい  犬と触れ合えるゲームはいくつか遊びましたが、その中でもかなり上位です。 ドイツ軍の衛生犬であるドーベルマンのウォルトとはゲーム序盤で出会え、そこから終盤まで頼れる仲間として共に行動できます。 基本的にいつでも撫でられるし、非常に賢くて頼りになるのでゲーム中の癒やしでした。 あと、気になる方向けにネタバレすると(文字反転→) ラストまで生き残ります。ご安心ください。 ○予想以上の遊びごたえ  全編5時間程度の小作品だと思っていましたが、なかなかどうしてやりごたえに溢れていました。ボリュームも想定の倍はありました。ジャンル名になっているパズルをはじめ、ステルスミッションや音ゲーなどの各種ミニゲームも適度にやりごたえがあって、ゲーム面もしっかり楽しめました。 ○学びにつながるストーリー  第一次世界大戦下のフランスを舞台にして、戦争の悲劇を描くストーリーです。 浅学ゆえに第一次世界大戦についてほとんど知識がなかったので、ストーリーや各ステージで入手できるコレクションアイテム説明などで、当時の様子が伺えて勉強になりました。  また「史実」という項目があり、そこでは戦時中の各出来事が、実際の写真を用いて説明されています。かなり激しめの写真も用いられており、メッセージを感じました。  ストーリーの大筋自体は、なにか目新しいものはなく、戦争を描いたコンテンツでよく見る感じのものでした。それがダメという訳ではなく、普遍的だからこそ、戦争が起これば誰しもに降りかかる悲劇なのでしょう……