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ゲームクリア感想88:サイコブレイク(PS4版)

 発売当時は買う気でいましたが、購入直後の評価に気後れしてスルーしてしまい、その内にすっかり関心が薄れていました。  しかし、今年のPS StoreのDAYS OF PLAYセールで90%OFF(787円)という破格の安値で販売されていたので飛びつきました。  最近PS Storeの値引きが激しくて積みが増える一方です。  実際に遊んだら予想以上に長く楽しめ、ストーリーも気になるので全3種類のストーリーDLCまでクリアしてしまいました。 機種:Playstation4 クリア時間:26時間59分21秒 (本編のみ。DLCは合計して+10時間くらい) 難易度:Normalで開始して、中盤から最低難易度のCasualに変更。 トロフィー取得率:40% (DLC1とDLC2は84%、DLC3は30%) ゴアモードは導入していません。 また、画面のレターボックス(上下黒帯のアレ)も、ゲーム開始時にOPTIONで消しました。 【良かった点】 ◎最初から最後まで緩急を保った、濃厚なホラー要素  このゲームを完全に侮っていました。 ホラーゲームにもすっかり慣れたと思い込んでいた自分のおごりに気が付かせてくれました。ホラーゲーム初見プレイによくある「怖すぎて安全地帯から出られない」という状況が頻発しました。 「何か起こりそう(起こらないで欲しい)」と「起こってしまった(パニック状態)」 「少しは明るい(つかの間の安らぎ)」と「暗い(怖すぎる)」  などの緩急の付け方が巧みで、それも序盤だけではなく終盤まで息切れせずに恐怖のクオリティを保っています。また、こうなったら嫌だなという展開はほとんど詰め込まれていて、予想は出来ても演出が上手いので緊張感があります。  敵も一体一体が個性的で、絶対近寄って欲しくないタイプが揃っています。しかも強いし、死亡時演出も残酷なので雑魚一体と対峙するだけでも緊張感がありました。  ホラーゲームは後半になると、こちら側の慣れやホラー演出の頻度低下などで、中盤頃までにはあった緩急の波が穏やかになってしまい、それが後半の単調さ・ちょっと期待してたのと違う感に繋がったりもするのですが、本作はかなり工夫が行き届いており、飽きをを感じさせない丁寧