2018年7月22日日曜日

ゲームクリア感想105:ウォーキングデッド シーズン2(PS4版)

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前作の記事(懐かしい)はこちら


PS Storeのセールで安くなっていたので買いました。前作のPS3版を遊んだのがもう4年半も前になるのが信じがたいです。当時は新しい職場に就職した直後の冬休みだったことを覚えています。そこはもう退職しましたが……
思い返すと、2013年はPS3がフル稼働した最後の年でしたね。

本作自体は2年前にとっくに発売済みなのですが、前作が巷の評判よりも楽しいと思えなかったので、気になるリストには入れていながらも2年間後回しになっていました。
その間にドラマ版も追っていましたが、こちらもシーズン7最終話で視聴リタイアしてしまいました。シーズン6から今一つな展開が続き、追う気力が尽きてしまったというのが理由です。シーズン7の中盤からは惰性で観ていました。シーズン5までが面白かったですね。


バージョン 1.0.0
クリア時間 約8時間
トロフィー取得率 100%(プラチナトロフィー無し)


【良かった点】

◎相変わらずの胃が重くなるストーリー

 極限状態の人間の脆さを否応なく再確認させてくれる、救いや明るさとは程遠いストーリーは今回も健在でした。
善意が裏目に出るのはもはや日常茶飯事で、善を為しても為さなくても誰かしらから悪感情をぶつけられます。選びようのない選択肢が何度も突きつけられ、それにより話の展開が変わってくるのが特徴なのですが、いわゆる大団円は存在しないです。

登場キャラクターも全員に長所と短所があり、より好印象な方に傾いた選択をする、というのが良い意味でやりにくくなっています。第一印象が最悪だったキャラクターが後になって好感度が高くなったり、その逆も然りで、最後まで選択には悩まされると思います。
最後の選択の後は泣きそうになってしまいました。

5つの各エピソードクリア後、このジャンルではおなじみの例のアレこと、主要な選択肢における全世界のプレイヤーの選択率が見られるのも面白いです。これ大好きなので全ADVに実装してほしい。


◎クリアするだけでトロフィー100%

プラチナトロフィーが無くなったのは残念ですが、前作に引き続いて、選択にかかわらずクリアするだけで100%になります。短い時間でクリアできるので、トロフィー収集家にはおすすめです。


○操作パートが減った

前作は割と歩き回ったり、敵との戦闘でゲームオーバーになったりしていた記憶があるのですが、今作はそもそも自操作パートが少なくなっており(体感ですが)、それに伴ってゲームオーバー自体も5回くらいしか迎えませんでした(いずれも操作ミス)。
このゲームの自操作パートは歩行速度が遅い上に探索の楽しさも希薄なので、パート自体を減らしてよりストーリーメインにしたのは正解だったと思います。
その分ボリュームは減ったように思いますが、テンポは良くなったので。


【気になった点】

×地味ながら気になる操作不可タイム

また、離れた位置からオブジェクトを調べると、わざわざ特定の位置までモタモタ歩いてからイベントなりメッセージなりが始まります。そのモタモタ歩きの間は操作不可です。その場で暗転ワープしても大してリアルを損なわないと思うのですが……自操作で歩きが遅いのはそういう演出ということで耐えられるのですが、短いながらも何も干渉できない時間というのがややストレスでした。


△ゲームオーバー時の再開地点が遠い

大抵の場合は操作開始前の会話パートの最初に戻されます。お察しの通りスキップ不可なので、ゲームオーバーになるとロード時間+会話パートでなかなかの時間がかかってしまいます。
そもそも自操作パート自体が少ないのが救いです。


【まとめ】

限られた人向けです。限られた人というのは、前作クリア済かつ前作の続きが気になる人という意味です。そもそも前作からして人を選ぶ内容なので、ぎこちないゲーム面と憂鬱になるストーリー及びハードな表現に(一周クリアするまでは)耐えられないと厳しいです。ゲームとして何を差し置いても面白い! という内容ではないです。
私もストーリーには満足しましたが、ゲームとしてみると、よほどの改善が為されない限り今後追っていくのはキツいかな……というのが率直な感想です。
もうすでにシーズン3を超えて、公式からファイナルシーズンの動画(ネタバレ注意)が出ていますが、やや小走りできるようになったっぽいのが救いといえば救いです。

ストーリーに関しても、裏目に出る善意を表現しようとしすぎて逆に不自然になっている雰囲気もあり、ドラマ版と同じで露悪に傾いているのが不安要素です。前作(もドラマ版初期も)このあたりのバランスが良かったから受けたのでは無いかと思うのですが、どちらも過激になる一方であざとさを感じます。

ウォーキングデッドに関しては、何だか自分の中で一区切りついてしまった感じがあります。本作もドラマ版の続きも気になると言えば気になるのですが、リストに加えておくほどの優先事項ではなくなってしまいました。
完結を見届けたい気持ちはあれど、これまでの感動したシーンの思い出だけで十分という思いもあり……




2018年7月15日日曜日

ゲームクリア感想104:バイオハザードリベレーションズコレクション(Switch版)

公式サイト

7の記事はこちら

1アンベールドエディション(以下1UE)と2のセット作です。
人生で2番目と3番目のバイオハザードとなりました。因みにリベレーションズは1の3DS体験版のみやりました。
折角Switchを買うんだし、ソフト一本だけじゃ物足りないと思い、2018年初頭にゼノブレイド2と一緒に買いました。

正直、早まった判断でした。
よく調べなかった自分が悪いのですが、このコレクションは

2のみコード引き換え式(即ちダウンロード版のみ)

かつ、容量を25GBも圧迫する

のです。
加えて、ダウンロード期限が2019年11月30日までという始末。
この期限が過ぎたら店頭から消えるのでしょうか?

予備のSDカードも買ったとはいえ、本体32GBのSwitchで25GBは非常に大きいです。
これならPS4版あたりをセールで買ったほうが安く容量に余裕もあるので、ちょっと新ハード購入の熱に浮かされすぎたかなと思っています。

しかし折角買ったので、春の新作が落ち着いた今、積みゲー崩しの皮切りに本作を遊びました。2作ともシングルプレイでレイドモードは手を付けていません(1UEのを少しやっただけ)。


バージョン 1.0.0
【1UE】
プレイ時間 08:45:10
難易度 NORMAL

【2】
プレイ時間 約10時間
難易度 NORMAL(ボーナスエピソード2つも)


【良かった点(1UE)】

◎良質なゲームバランス

下手なので何度も弾薬とアイテム不足に陥りましたが、ちょうど不足した頃を見計らったようなタイミングで手に入るので、詰むことなくクリアできました。
ストーリーの長さも中だるみしない程度に程よいです。

○シンプルな操作

どこへ行っても通用するTPSの操作で、すぐに馴染めました。
OPTIONから4種類選択できますが、デフォルトが一番やりやすかったです。

○武器カスタム

下手なプレイヤー(私)の救済とパーツ捜索の探索要素を兼ねていて、モチベーションに繋がる要素でした。

○探索がそこそこ楽しい

戦闘の下手さを探索により入手したアイテムでカバーするスタイルなので、気合が入りました。


【気になった点(1UE)】

×地図がアバウトかつ見辛い

元が3DSなのもあるのでしょうが、立体マップが見辛い上にアバウトな部屋割りくらいしか解らないので、あって無いようなものでした。

×投擲キャンセルができない

ボタンを押したらそのまま投げてしまうので、誤爆が多発しました。
2ではキャンセルできるようになって良かったです。

△「ジェネシス」が億劫

使用すると見えないアイテムを発見できたり、敵(死体でも可)をスキャンするとポイントが溜まって100%にすると回復アイテムを入手できたりする特殊装置です。ストーリー上でも使います。
これを頻繁に使うので、ちょっとテンポが削がれがちかなと思います。
といっても、実際慣れると気にならなくなるのですが、新しいエリアに来るたび、見えないアイテムを探すために毎回画面を主観に切り替えるのが煩雑に感じたのは確かです。
2の指差しや懐中電灯も快適とは言えませんが、画面を切り替えずに済むので、それだけは改善だと思います。

△一部大型ボス戦

どことは言わないけどトドメの受付時間が短すぎて、失敗すると長めの戦闘をまた最初からになるのは心が折れかけました。あんな相手に楽に勝てるはずがないだろ! というのは解るのですが、リトライは途中からにして欲しかった。

△Joy-Con操作がそんなでもない

折角のswitch版だし、唯一の操作を試すかということで少しやってみたのですが、感想としては手間が増えただけで、結局はコントローラーでやるのが一番でした。
これ目当てにわざわざ買うほどでもないと思います。


【良かった点(2)】

◎背後ステルス攻撃が出来るようになった

改善点としてはこれが一番大きいです。すぐに弾薬を無駄撃ちしてしまうので、そもそも弾薬を使わない打倒手段があるのは助かりました。中型の敵でも一撃で倒せるのは有り難いです。
また、モイラのバール攻撃やナタリアの投石攻撃がわりかし強いのも助かりました。
ラスボス戦で弾薬がほぼ尽きかけ、破れかぶれの投石を試みたらそれがトドメになって無事倒せたのは良い思い出です。

◎武器ベンチの改善

改造のUIが解りやすくなったのと、持ちきれない武器は自動でベンチのストックに送られるようになったのが便利でした。

◎キャラクターの切り替えがスムーズ

ロード時間はなく、どんな状況でもボタン一押しで切り替わるので、ほぼ思った通りのタイミングで行動できます。面倒さが上回りそうであまり期待していなかった新要素だったのですが、このへんではさほどストレスを覚えませんでした。

○ダッシュが出来るようになった

小回りがきかなくなるのであまり使わないですが……

○仲間とのコミュニケーションが増えた

直接攻撃(体術)できる時はボイスで教えてくれたりするので、前作のようなザ・NPC感は薄れたと思います。もうちょっと会話があっても良さそうですが。

○ボス戦がやりやすくなった

ボス戦に限れば前作のほうが苦戦しました。今作はそこまで攻撃が苛烈ではなく、探索をこまめにしていればアイテムもそこそこ手に入るので無事クリアできました。

○探索がそこそこ楽しい

戦闘の下手さを探索により入手したアイテムでカバーするスタイルなので、気合が入りました……と言う割に結構見逃してしまいました。


【気になった点(2)】

×ロード時間の長さ

エピソード開始時及びリトライ時が長いです。即死攻撃を使ってくる敵が増えたので、特に後者は気になります。前作ではロード時間を意識したことがないくらいスムーズだったので、前作クリア直後にやったらいきなり長くなっていて驚きました。

×字幕とボイスで台詞が違う

翻訳の都合か何かなのでしょうが、ニュアンスがかなり違っていたりして混乱しました。
個人的には字幕のほうがしっくり来ました。
前作では同期が取れていたのに……

△操作性が今一つになった

出来ることが増えた分まとまりがなくなった印象です。中盤までなかなか操作に慣れず、特に戦闘中左スティック長押しでしゃがみ暴発して、逃げ切れずに攻撃を喰らうことが多発しました。
動きが全体的に硬く、最後まで操作がしっくり来ることはありませんでした。


【まとめ】

教科書のように手堅くまとまった1UEに対して、2はやや難ありかなと感じました。
コンテンツの量で言えば2が圧倒的なのですが、色々やれることは多くても、そのどれもに「お仕着せのやりこみ要素」感が漂っており、あまり楽しそうに思えませんでした。

それでもどちらかと言えば2の方が好きです。よくあるホラーTPS(SIRENやラストオブアスのようなステルス主体のアレです)のようなゲーム性自体が自分に合っているのが大きく、もし周回をするなら2を選びます。

そもそもこのリベレーションズシリーズ自体、メインはレイドモードやCO-OPであるような雰囲気で、シングルモードのみを遊んでも魅力を半分も理解できていないのでしょう。
それでもちゃんと満足感を得られるのだから、流石老舗シリーズですね。

次にバイオハザードを遊ぶのは、来年2019年1月25日以降になりそうです。ご存知2リメイクです。
子供時代に諦めたバイオハザード2と再び向き合う日が楽しみです。