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ゲームクリア感想54:アサシンクリードクロニクル チャイナ(PS4版)

シリーズファンなのと、良作「 Mark of the Ninja 」に似ていて(こっちは2.5Dですが)楽しめそうという二つの理由でプレイしました。当初は ユニティ のDLCで案内されていましたが、バグ騒動などのゴタゴタで単独配信となったのも懐かしいです。 4月の配信日に購入してから小刻みに進めて、約半年経った今頃ようやくクリアしたわけですが、第一印象よりは面白かったです。 最初に遊んだ時は、シリーズ本編に比べると戦闘のつまらなさや貧弱なゲーム性が目について、正直コレは駄目な方のアサシンクリードかな?と思いましたが、中盤過ぎ辺りでシステムを把握できた頃にようやく面白くなりました。 プラスハード(最高難易度)で全メモリークリアも終わったので、今はトロフィー100%を目指して収集しています(現在80%で残り3つ。どれも面倒なのが残った) プレイ時間は恐らく25時間くらい。一周目だけなら15時間程? 【良かった点】   スタイルグレードシステムによるやりこみ度の高さ スプリンターセルのような、プレイスタイルの傾向ごとにスコアが計算されるシステムがシリーズで初採用されています。下記の3つに別れ、そこからそれぞれブロンズ・シルバー・ゴールドに分けて評価されるので、計9つの評価があります。これらはメモリー中に一定のセクションごとで判定されます。 ・シャドウ→ノーキル・ノーアラート ・アサシン→暗殺主体 ・喧嘩屋→戦闘主体 この内最高評価なのがシャドウかつゴールド、最低評価が喧嘩屋かつブロンズになります。 つまり最高評価を狙おうとすると必然的に見つからず殺さずのプレイとなりますが、これがなかなかシビアで面白いです。シリーズ本編では発見されてもさほどデメリットがないので、自分の操作ミスが失敗に直結する感覚が新鮮です。   ボリュームで言うと多いとは言えませんが、その分難易度ノーマルでもなかなか頭を使う内容になっています。戦闘しながらゴリ押しで進めようとすると相当厳しく、一対一でもあっさり負けます。戦闘で複数人相手に勝てるようになるのは二周目からになるのですが、そもそも戦闘のメリットがトロフィー取得以外に皆無で、高スコアを狙うと必然的にシャドウかアサシンが主体になります。  かといって難しすぎるということはなく、どんな厳重な警備でも、よく

ゲームクリア感想53:エイリアン アイソレーション(PS4版)

とにかく人を選びます。 原作モノだからというよりも、あまりの怖さとリトライ数に。 かなり気持ちに余裕のある人じゃないと、ゲームの楽しさよりストレスの方が勝ってしまいクリアまで至らない可能性が高そうです。 救済措置としてVery Easyの難易度も選べますが、難易度Normalですらクリアを諦めそうになるレベルだったので、どちらにせよこの手のホラー物か原作に思い入れがないと辛いかなというのが正直な所です。 原作映画(特に初代と2)については、知識が希薄でも全く問題無いです。 私は初代〜4及びプロメテウスの計5作視聴済みですが、初代と2を観たのは子供の頃で、2のビショップの指の間のナイフカタカタシーンくらいしか記憶に無いレベルです。 (因みにあれは私も鉛筆で真似しました) その為、1と2の間の話である今作はほとんど予備知識無しの状態でプレイとなりましたが、本編シナリオはオリジナルなのでまず困らなかったです。 勿論無いよりあった方が良いですが、この辺の心配は不要です。 難易度Normal(5段階中3)、プレイ時間は約25時間です。日本語版。 【良かった点】 かなりボリュームのある内容 本編は想像していたよりも倍の長さで驚きました。クライマックスぽいしここで終わりかな?と思ったらまだ続いた時は、この世界を限界まで表現したいという原作愛すら伝わってきて軽く感動しました。少なくとも、3日以内にクリアして実績/トロフィー取得して終わり、という遊び方には向いていないです。集中すれば可能だろうけど、その前に恐怖で精神が消耗して長続きしなさそう。 予測できない、走れない、倒せない 、怖い 例えばSIRENなんかは固定された敵の巡回ルートを視界ジャックで見出して抜ける、サイレントヒルなんかは敵の配置を覚えて、戦わないで済む敵はスルーするなどの攻略法があると思うのですが、このゲームはエイリアンのAIとの出し抜きあいになります。 発売前情報では、このAIについてかなり推されていたのですが、実際その通りで、エイリアンには巡回範囲はあっても巡回ルートは無いです。  対処法として陽動アイテム使用や音を立てておびき出すなどもありますが、他のゲームならまず反応しない物音にも超反応を見せるエイリアン相手だと高リスクで、私も何度も失敗して墓穴を掘りました