2018年11月4日日曜日

ゲームクリア感想109:アサシンクリードオデッセイ(PS4版)

公式サイト(年齢確認あり)

【シリーズ過去記事】
※初代〜リベレーションまではプレイ当時ブログを始めていなかったのでありません。

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レディリバティHD
ユニティ
ローグ
シンジケート
クロニクルチャイナ
クロニクルインディア
クロニクルロシア
オリジンズ(前作)


もう半分意地で追いかけている本シリーズですが、今年もゴールドエディションを早々にダウンロード版で予約し、発売日より少し早く古代ギリシャに突入しました。
予想を遥かに超える大ボリュームで一生終わらないかと本気で不安になりながらも、購入から一ヶ月熱中して、ようやくクリアに至りました。
トロフィーやクエストに関わらないロケーションは極力手を付けないでいたものの、それでもなお大ボリュームでした。
メインクエストを全て完了したので、クリアということにしました。


バージョン 1.0.6
クリア時間 107:47:12
難易度 NORMAL
トロフィー取得率 92%(追加分除く)

操作パターン オルタネート
モード 探索モード
主人公 アレクシオス(男性)


【良かった点】

◎スキルの多様化によるマンネリ脱却

RPGへの方向転換を示すように、本作ではスキルシステムが前作オリジンズよりも進化しており、ドラゴンエイジインクイジションのように、スキルパネルを切り替えて戦えるようになりました。

このパネルには、アサシン系スキル・ウォリアー系スキル・ハンター系スキルからそれぞれ覚えたスキルを自由にパネルに割り振ることができて、一面4つで両面合わせて8つのスキルを発動できるようになります。
そのため、戦闘スタイルの自由度が高まって、前作にあった戦闘のパターン化はあまり感じなくなりました。また、暗殺においてもゲージ消費スキルで暗殺ダメージを増加させて、強敵でも一撃で暗殺できるようになったりして、ステルスプレイの幅も多少拡がりました。

武器とスキルを組み合わせて、自分好みのスタイルでゲームを進められるようになっていると思います。
この「自分好みに」というのは、膨大なプレイ時間を注ぐことになるオープンワールドにおいては重要な点だと思うので、最初に挙げました。

ちなみに、私はメインウェポンは短剣で、毒を付与して守備力を下げて一気に倒すスタイルで進めています。危なくなったら距離をとって弓で応戦し、ゲージが溜まったらまた接近して攻撃…という感じです。爽快。

また、戦闘以外のスキルで白眉なのが、落下ダメージがなくなるスキルです。
いわゆる簡易版「イーグルダイブ」みたいなアクションを行うようになって、このシリーズが長らく苦手としていた(個人的見解)高所から低所への移動がようやく改善されました。リアリティは損なうものの、プレイ時間100時間超えの大冒険においては不可欠な快適さでしょう。

最近、実はオープンワールドとリアリティは相性が悪いのでは? という疑問に目覚めました。
両方突き詰めると内容が肥大化する一方ですし、ゲームとして長時間向き合うことを考えると、あまりにストレスフルな仕様は遠慮したいところです。どの開発も悩みどころなのでしょうが……

◎嬉しい改善点

・クエスト受託前でも、クエスト達成必要アイテムが配置されている(例外もあり)

・船に直接ファストトラベル可能(闘技場や特別な場所にも)

・ロケーション目標の多様化

・船の強化など素材の用途が増えた

・操作性の更なる向上(昇降が多少滑らかになった気がするなど)


など、痒いところに手が届く改善が行われており、シリーズトップクラスの快適さを実現しています。
特にクエスト受託前のアイテム配置は他のゲームでは無かったりするので、手間が省けて嬉しいです。全てのクエストに対応しているわけではないものの。

あと、ロケーション目標の多様化も見逃せないです。
前作で一番マンネリを感じたのがこの点でした。今作は同じ砦でもロケーション目標が微妙に違ったりして、ある程度幅が広がっているのが助かりました。
前作みたいにどのエリアに行っても同一の目標だと、流石にモチベーションが持たなかったと思うので。

◎初導入、会話分岐システム

おまけ程度のものだろうと全く期待していなかったものの、これがなかなか、思った以上に作り込まれていました。
メインクエストもサブクエストも、会話の選択肢次第で結末が分岐する上に(全てではない)、悩ましい決断もあって楽しめました。
設定上、このシリーズはストーリー分岐が出来ない縛りがあると考えていたので、新鮮味が有りました。

 ちなみに私はノーヒントで進めたところ、メインクエストはややバッドエンドぽい雰囲気で終わってしまいました。どこが分岐点だったのか見当もつかないので、あとでこっそり調べてみます。

◎メインクエストのストーリー

これも発売前はさほど興味が湧かず、もっぱら現代編に期待を寄せていました。
ユニティの頃と比べると、トレーラーのセンスが野暮ったくなったなぁなどと思いながら……

ところが、序盤にまさかの展開が発生してから、一気にワクワクする内容になりました。
メインクエストのラストは最後の最後まで残していたこともあり、長い冒険の果ての結末は心に残るものになりました。

実は今回、本編ストーリーはクエストのライン別に数種類に分かれていて、各ラインごとにエンディングが用意されています。攻略順は自由で、私はあえて難しめのやつからクリアしていきましたが、攻略順によって会話が多少変化するようです。

◎ターゲッティングの演出

ネタバレになるので詳述は避けますが、アサシンらしく敵組織の重要ターゲットを暴き出し、殺害してゆくメインクエストがあります。
その際の演出というか操作というか、情報を集めて正体を暴いてゆく流れにワクワク感がありました。前作よりもターゲットが増えて、組織を相手にしている感じも良いです。
この断片的な情報に当てはまるのはもしかしてあの人じゃ……いやでも味方っぽいし……みたいに画面をみながら想像するのも非常に楽しかったです。
こういうノリが旧作にも欲しかった。

○人のものをとったら……?

前作までは盗み放題だったのが、今作からはスカイリムのように「窃盗」「衆人環視下での殺人」が導入されており、赤字のアイテムを入手する瞬間や、命を奪う瞬間を目撃されると「手配ゲージ」が溜まるようになりました。このゲージが一定する溜まるたびにこちらを追跡する傭兵の数も増える、というシステムです。
ゲージ自体は金銭なり時間経過なりで解決できます。

目新しさもないシステムですが、金のために殺し殺される傭兵と暗殺者の生き方をうまくリンクされていると感じました。
あと単純に手配システムが懐かしい。

○オプションの充実

あって欲しい項目は大抵揃っていると思います。今回も操作パターンを選べるので、前作と同じにしました。
個人的には、BGMの再生頻度を調整できるのがすごく嬉しかったです。
シリーズ通して、聴きたいときにフィールド曲が流れなかったりするのが不満だったので、再生頻度多めで設定しました。公式に要望を届けたプレイヤーに感謝。
音楽のクオリティ自体も相変わらず良いです。


○海戦の発生頻度が少ない

海戦で詰むかもという心配は杞憂に終わりました。
メインクエストでは数えるほどしか海戦の機会がなく、普段は盗賊の船くらいしか襲撃してこない(それもほとんど遭遇しない)ので、のんびり船旅を楽しめます。

ただ、メインクエスト全クリアおよびトロフィー取得には船の強化が必須なので、素材を優先的に船強化に注いだほうが良いです。
私は海戦が苦手な自覚があるので、もしもの時に備えて序盤から素材をひたすら船の強化に費やし、中盤頃にはほぼ敵なしになっていました。

海繋がりでいうと、今作は波の迫力が段違いですね。大荒れの海上に出ていると本当に転覆するんじゃないかと不安になります。

○美麗グラフィック

似たような地形ばかりで見飽きてしまうところを、美麗さでカバーしている感じです。
今回もフォトモードでたくさん記念写真を取りました。

○トロフィーが取得しやすい

意識が必要なものだけ意識しながら、世界を隅々まで回っていれば一通り揃ってしまいます。前作のヒッポドローム(馬車レース)みたいなミニゲーム達成の条件もないので気が楽です。時間はかかってもプラチナを増やしたい人にはオススメです。
私も、あと数時間程度でプラチナトロフィーを取得できそうです。


【気になった点】

×現代編へ戻れない、期待外れの微小ボリューム

今作、任意に現代へ戻れないのを把握したとき愕然としました。
メニュー画面を隅々まで探しても現代に一旦戻る項目が見当たらず、クリアした今でも信じられない気持ちです。

 前作(と2~ローグ)では現代編に戻るのが長い冒険の良い気分転換だったというのに……

 何の用がなくても気分転換のためだけに戻っていたというのに……

 嘘でしょ……?? DLCかアップデートで対応予定とか……??

メインクエストの途中で操作可能パートも挿入されるのですが、前作みたいにノートPCをチェックできたりするのは、私が見落としてなければたった一度だけです。
これから始める方は、そのパートになったら手動セーブを残しておくのをおすすめいたします。

ユニティやシンジケートも現代編は薄かったものの、詳細なテキストでカバーしていたし、オリジンズはそこそこの分量があったというのに、今作は残念でした。
本編の超絶大ボリュームを思うと仕方のない気もしますが……あとはDLCに期待するしかないですね。

やっぱり自分が見落としているだけなのではという気がしてきたので、ブログ更新後、もう一度メニュー画面をチェックしてみようと思います。


×処理落ち・フリーズが発生

クリアまでに6回ほど発生し、その全てが砦(敵が多い)でした。

「砦で」
「複数の敵と戦闘中に」
「ダッシュしていると」

処理が重なって発生しやすいと感じます。
最新バージョンにしてからは発生していませんが、砦攻略の際は注意したいと思います。


△少々コンテンツ過多

ライブクエスト・インパクトクエスト・タイムクエストはあんまり必要性を感じませんでした。

メインとサブ以外のクエストは掲示板クエストだけで良いのではと感じます。他のミニクエストは内容もつまらないし報酬もショボいです。


【まとめ】

発売前と発売後のテンションの差がシリーズ一激しかったです。

発売前は新鮮味のなさに、これまでで一番盛り下がっていました。
しかしいざ発売されると、予想以上の改善点・ボリューム・ストーリーに熱中し、気がついたら100時間を超えてようやくメインを終わらせる始末。
前作のフィードバックを反映させるのに一年もなかったにもかかわらず、ここまで内容を練り上げてきたのは驚きました。しかも改悪点は現代編の少なさくらいで、良かった点は全てそのまま。
改めてシリーズへの信頼が深まりました。

ただ、やっぱり新鮮味は欠けるのと、後半はいつも通り単調化してしまいます。
明らかに手が回らなかったであろうエリアもありますし、何よりも現代編は優先順位をあからさまに下げられていて、お使いミニクエストを作る工数を現代編に回してくれたら良かったのにという思いもあります。
もっとも、作品自体の完成度に比べたら単なるワガママに過ぎないので、今作の内容にも満足しています。現代編の伏線回収もちゃんとされてますし。

でも来年は発売予定がないことを思うと、現代編はもうちょっと進んで欲しかった。

100時間を超えてなおモチベーションが途切れないので、あとはプラチナトロフィー取得を目指し、その後は来年春まで続くアップデートとDLCを遊んでいこうと思います。
今作のDLCはこれまでに比べてかなり興味深い内容で、今から楽しみです。
おそらくレベルキャップ解放も来るので、残りのサブクエストは経験値のためにクリアを後回しにしようと思います。




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