ゲームクリア感想32:アサシンクリード3 レディリバティ(HD)
今作で家庭用ゲームで出ているアサシンクリードシリーズを全てプレイしたわけですが、相変わらず面白かったです。
(考えてみると、PS3一台あればPSPのブラッドライン以外全作遊べるんですね)
事前レビューが大不評の嵐だったのですが、率直な所なんでここまで叩かれるのか解らないです。確かに指摘されている欠点はその通りだと思うけど、ナンバリング作と操作もほとんど同じで、快適に遊べたし、ボリューム面で劣るのは元々携帯機だから仕方ない面もあるし……
自分の中では良作ですね。
プレイ時間は約18時間です。
【良かった点】
- ローディングがシリーズで一番速い
- 操作が軽快
あと、判定が若干緩くて、かなり離れた場所へもジャンプで飛び移れる気がします。
- 店の扉を開けたら即買い物画面に移行
- フルシンクロもしやすく、それに伴いトロフィー取得も容易
マップもコンパクトなので収集アイテムも集めやすいです。
- 金が溜まりやすい
交易システムは、都市ごとに交易物の需要と供給が設定されており、例えば毛皮の供給がある都市Aで毛皮を購入し、その需要がある都市Bか都市Cのどちらかに船を送り売りつける、といったものです。都市Bの毛皮の買取額が500、都市Cのそれが800だとしたら、船を送り出すのはより利益の出る都市C…といった感じで繰り返します。
こまめに行なっていれば、トロフィー取得に必要な高額アイテムもクリア前に揃えられます。
- HD版だけあってグラフィックが綺麗
- ドレスチェンジはそんなに悪くない
【気になった点】
- カヌーの最悪な操作性
しかし危惧していたとおりカヌーを操作しないといけないシークエンスが登場し、そこだけ10回近くやり直しました。
そこはカヌーの操作だけでも一苦労なのに、水の流れにカメラが追いつかず、LRスティック両方でカヌーとカメラを両方微調整しながら何とか切り抜けましたが、一番辛いのは地形に一度接触する度にダメージ判定があり、旋回して軌道修正しようとすると、その旋回の間の微妙な接触の度にゴリゴリゴリゴリと耐久度が減ってゆく始末。
フルシンクロや収集物回収漏れで3回ほど再プレイしたので、今では慣れてしまいました。
ただ、爆速発進するNPCのカヌーは面白かったです。
- 相変わらず「人間の盾」が発動しにくい
敵が銃を構えたら、構えていない他の敵に接近して×ボタン、と説明されるのですが、この×はおそらく連打NGで、一回押しで確実に発動させるのに毎回苦労します。そこに慣れるのもゲームの内なんですけどね。最新作では判定が甘く(連打OK?)なったので良かったです。
- このシリーズと自然環境は意外に相性が悪い説
その挙句空中遊泳しだしたり……
- 一部の敵の連続攻撃ハメが凶悪
- イベントを飛ばせない
そう何度もシークエンスをやり直すことはないですが……
- 店でも交易システムが起動できるというアナウンスが欲しかった
このシリーズはこういう事がわりとあるので、ある程度の要素が出揃ってからでもマニュアルを読んでおくべきでしたね。
【まとめ】
ボリュームで劣る分、本編には無い快適さがあって夢中になりました。
シナリオもシステムも3と4の中間といった出来で、3が今ひとつでシリーズを追いかける意欲が減退した人こそ遊んで、そのまま4に繋げばかなり評価が回復すると思います。
PS3で手軽にダウンロード購入できるので、興味があるなら買っておいた方がいいと思います。
詰むかも?という鬼門はカヌーの操作くらいで、戦闘などは(こまめに死体を漁って)煙幕さえ確保しておけばまず負けないです。
コメント
コメントを投稿