【まとめ】2025年個人的ゲーム大賞&遊んだゲーム振り返り
過去分は下記↓のページにまとめています。
一年間、本当にお疲れ様でした。一年前の段階ですでにこの年末年始を待ち焦がれておりましたが、早いものですね。今年も変わらず面白いゲームに触れていたのでより早く感じます。
このようにゲームに対するスタンスは変わっていないのですが、、今年はゲーム外でささやかな新しい挑戦(自炊、家財道具の新調、新たな趣味の開拓など)をしていたので、コントローラーを握る時間が減ってしまいました。そして、いよいよ集中力の低下が顕著になってきました。ゲームや読書など、ひとつの内容に向き合う趣味が小休止を挟みながらでないと続かなくなったというか。ゲームで徹夜なんてもう12年近くしていないし、今はもう生活の最優先事項が睡眠になっています。良く言えばリスク分散を覚えたのですが、ひとつの世界観に夜を徹して集中できた過去の日々が懐かしくもあります。
しかし、ゲームも自分も、なんなら世の中も今が一番良いので戻りたくはありません。今が一番だと言い続け、本当にそうしなくてはならないと考えています。何やら大きな話になりましたが、ゲームは「最新が最強」というのが明確なジャンルだと思うので、これからもずっとハマり続けるのでしょうね。今年もやっぱり最新作が最強でした。
それでは例年通り、今年を振り返る前にまず概要と歴代の記録から失礼します。
実は毎年、本家(?)The Game Awardsのようにカテゴリを細分化しようかと悩むのですが、一年間に新作を何本できるかも不明瞭ですし、自分の性格上この記事作成のためだけにゲームを選びそうな予感がしたので今回も見送りました。
【概要】
・新作の対象期間は2024年12月中旬〜2025年12月中旬まで。・()内は複数ハードで発売されている中で自分が遊んだハードとなります。記事作成時点で単一ハードであれば記載なしとなります。
・ブログ内に記事がある作品はリンクあり。作品ごとの詳細はそちらにあります。
・
赤字=今年発売・配信の新作
黒字=それ以外
長年続けてきたこの色分けですが、設定が結構手間なこととうまく反映されないことが多いことを鑑みて、下記の通り変更しました。
☆=今年発売・配信の新作
【歴代受賞作〜新作部門〜】
※各対象年内に発売されたソフトから選出しています。
2011年 FINAL FANTASY 13-2 (PS3版)
2012年 ペルソナ4 ザ・ゴールデン (PS VITA版)
2013年 ファークライ3 (XBOX 360版)
2014年 シアトリズムファイナルファンタジー カーテンコール
2015年 ファイアーエムブレムif 暗夜王国
2016年 ペルソナ5(PS4版)
2017年 ホライゾンゼロドーン (PS4版)
2018年 Detroit:Become Human (PS4版)
2019年 ファイアーエムブレム 風花雪月
2020年 ラストオブアス パート2 (PS4版)
2021年 新すばらしきこのせかい (PS4版)
2022年 ゼノブレイド3
2023年 シアトリズム ファイナルバーライン (PS4版)
【歴代受賞作〜旧作部門〜】
※各対象年以外の時期に発売されたソフトから選出しています。
2011年 アランウェイク (XBOX 360版)
2012年 アサシンクリード ブラザーフッド (PS3版)
2013年 インファマス2
2014年 The Elder Scrolls V:Skyrim (XBOX 360版)
2015年 マスエフェクト3 (XBOX 360版)
2016年 ドラゴンエイジ インクイジション (PS4版)
2017年 サイコブレイク(PS4版)
2018年 ウルフェンシュタイン2:ザニューコロッサス (PS4版)
2019年 ワンダと巨像 (PS4版)
2021年 ゴーストオブツシマ (PS4版)
2022年 モナーク (PS4版)
2023年 Ghostwire:Tokyo (PS5版)
【歴代受賞作〜音楽部門〜】
※各対象年内に発売されたソフトから選出しています。
2013年 ライトニングリターンズ ファイナルファンタジー13 (PS3版)
2014年 ペルソナQ シャドウオブザラビリンス
2015年 ゼノブレイドクロス
2016年 幻影異聞録#FE スターオーシャン5 Integrity and Faithlessness (PS4版)
2017年 Undertale (PS4版)
2018年 ゼノブレイド2
2019年 ファイアーエムブレム 風花雪月
2021年 新すばらしきこのせかい
2022年 ゼノブレイド3
2023年 FINAL FANTASY 16
2024年 FINAL FANTASY 7 REBIRTH
【歴代受賞作〜自由部門〜※】
※「そもそも自分のブログなんだから賞レースのフォーマットとか無視して自分が気に入った作品を条件問わずブチ込めばよくないか?」枠です。作品リンクは検索いただくか、年間まとめ内記事にあります(【】内にリンク)。
【2022年】
- アノー・ミューテーショネム (PS4版)
- STRAY (PS4版)
- SIGNALIS (Switch版)
- The Final Station (XSS版)
- 鳥類弁護士の事件簿 (Switch版)
【2023年】
- パラノマサイト 本所七不思議
- Killer Frequancy (PS5版)
【2024年】
- シチズン・スリーパー (XSS版)
- 奇天烈相談ダイヤル (Mac版)
- ドラえもんのどら焼き屋さん物語 (iOS版)
去年も豊作でしたね。また、自分の傾向としてRPGとオープンワールドが多いのが一目瞭然ですね。なので自由部門を設けて正解だったなぁと思います。2024年なんかバラエティ豊かですし。
軽い振り返りはここまでとして、始めます。分量が多いので画像なし・テキストのみですがご容赦ください。
【2025年ゲーム大賞〜新作部門〜】
☆■アサシンクリード シャドウズ (PS5版)
ほぼ毎年このシリーズを追っている割に、新作としては初めてこの欄に載せました。2013年のブラックフラッグや2018年のオデッセイが載らなかったのは今思うと意外ですが、当時の自分の判断なのでしょう。
「日本舞台のアサシンクリード」という夢がついに叶った感慨深い作品であると同時に、現時点でのシリーズ最高傑作です。長年抱えていたパルクール移動の問題がほぼ解決され、発売から9ヶ月過ぎた今では更にブラッシュアップされて、オープンワールドの移動ではこれ以上ないくらいの操作感。
そして起動するたびに感心するのがグラフィックの美麗さ。安土桃山時代の舞台設定とはいえ、今でも残る日本の空気感が恐ろしいほど再現されていて全然見飽きません。しかも四季システムによってそれぞれ風景が変わるという贅沢さ。正直なところ、ここまで作り込みが細かいとは思いませんでした。本作をもって現世代機に完全以降したのも影響しているのか、シリーズで一番作り込みの面で厚遇されていると思います。観光で行ったことがある高野山や那智の滝などのランドマークに到達したときは新鮮な感動がありました。
ストーリーも期待以上でした。少年漫画のような挫折と再起、衝突と相互理解、裏切りと信頼などが展開されるシリーズには珍しい王道で、100時間超のオープンワールドなのにもかかわらず飽きませんでした。旧作ほどテンプル騎士団の存在感が強くないことには些か不安でしたが終盤でしっかりカバーされたので満足です。ラスボス戦前の会話にコンセプトが表れていると思いました。
個人的には歴代最多のターゲット数に圧倒されました。メインの百鬼衆とせいぜいその周辺だけかと思いきや、新しい地域に行くたび、新しいクエストを請けるたびに続々とターゲットが追加されて一覧が右にも左にも下にも広がってゆくのがワクワクしました。
すっかり長命ブランドと化したアサシンクリードですが、これからが本領発揮になると思います。パルクールやストーリーや報酬など、これまでの問題点が今回である程度解決されたので。噂の過去作リメイク含めて楽しみです。
大型DLC展開は今後予定されていないようですが、来年も小規模なアップデートは続くということで、来年以降も起動することが確定しています。なんならこの9ヶ月でもほぼ毎月起動しており、プレイ時間は300時間超を記録しています。昨年はFF7リバースに年の6分の1を捧げたと書きましたが、同じくらいこの作品に時間を注ぎ込みました。
日本が舞台になるのは本作で最初で最後となる可能性が高いでしょう。だからここに載ったわけではありませんが、夢がひとつ叶ったことを記録しておきます。
【2025年ゲーム大賞〜旧作部門〜】
そして今夏ようやく再訪が叶ったわけですが、軽く顔見せだけで終わるつもりがどっぷり滞在してしまいました。操作なんて完全に忘れていたのに、クリア後のタイムアタック記録も大半んのステージで自己ベストを更新しました(もちろん攻略情報を頼りつつではありますが)。本記事の序文で「最新が最強」などと書きましたが、一方で偉大なゲームは古びることがないというのもまた真実だったようです。
とはいえ、このクラシックスカタログ版もPS Plusの巻き戻し機能やセーブ&ロード機能といった最新の恩恵に与っています。これが通常プレイでもタイムアタックモードでも集中力が低下した現代人にありがたい仕組みでした。この機能は無制限で利用できるため、極論「詰み」の状況がほぼなくなります。あの高難度で鳴らしたSIRENともあろう存在がベリーイージーと化します。旧来のファンから言わせて頂けますとこれは大正解でした。「実機がないからプレイできない」「難しそうだからプレイできない」という不安が解決されますし、実際にカムバック勢でもこうして楽しめました。
より個人的なところでは、グラフィックや音質の向上で世界観の魅力が増したと感じています。PS2だと認識しずらかった赤い雨がはっきりと認識できるようになったり、ボイスが聞き取りやすくなったり、ムービーが精細になったりで、PS2当時よりもずっと狂っていてずっと美しい世界だったということが認識できました。プレイ・やりこみ・世界観、多くの面で22年前と変わらず熱中できました(欲を言えば、当時あれこれ言い合いながら一緒に攻略していた人たちが隣にいればよかったですが)
と再訪を楽しめた一方で、やはりもう新作は望めないことも改めて理解しました。寂しくはありますが悲しくはありません。こうして現行機で気軽に遊べるようになりましたし、発売から22年経った今なお体験が劣化することもありませんでした。あとは唯一実機でしか遊べない2のプレイ環境の問題だけ解決されれば、このシリーズに改めて求めることはないかなというのが実感です。ようやく自分も先に進めそうです。
史上初、The Game Awards9冠おめでとうございます。2025年のゲーム業界を代表すると言っても過言ではないフランス制作JRPGですが、ご多分に漏れず私も熱中いたしました。そして大方のプレイヤーと同じようにGoTY受賞を確実視していました。ゲーム内容も非の打ち所がほぼなく、また開発にまつわる諸々のナラティブ性や他ノミネート作品が続編多めだったことも踏まえると、今年はこれしかないと確信していました。誰でも予想できるのでなんの自慢にもならないですね。でも初報から「このゲームは絶対に面白いものになる! 」と予感していたのは確かです。これもだいたいそうだと思うのでやっぱり自慢にならないですね。
と絶賛しか思い浮かびませんが、本記事においてはこの枠となりました。もちろん2つ上の枠にするか悩みましたが、自分のなかで2025年は一番だったか? と自問すると、一番ではなかったというのが結論でした。
ただ群を抜いていたのが音楽面です。この名曲群をほぼひとりで作曲したのが凄すぎる。ゲーム音楽史においても語り継がれるサウンドトラックではないかと思います。
それに加えてインタラクティブミュージックも採用しており、敵にとどめを刺した瞬間にリザルト用の曲調に変化するのが本当にカッコいい処理で、それを体験するのが戦闘の主目的でした。最近記念アップデートで追加された戦闘曲(Time to Swim Swim)も良かったです。どの曲が好きかなど含め、本作自体の評価は作品記事にまとめていますのでご覧いただけますと幸いです。
音楽部門での掲載となりましたが、業界的にもごく私的にもゲーム史を一歩進めた存在だと捉えています。特にPS2~XBOX360/PS3時代のRPGを再評価したこと、インディーでもAAAでもない中間の「AA」で大成功したことはすごく印象的です。
これまで「あの頃のRPGを取り戻す」と謳われたJRPGフォロワーの多くがSFCやPS時代の懐古色強めなものが主流だったのに乗り切れなかったので、ようやく3DのJRPGの再評価者が現れたかと感慨深いです。また極端な規模でなくてもこれだけのゲームを世に出せるというのはシンプルに尊敬します。過大評価というのは本作に当てはまらず、成功すべくして成功したと改めて感じます。だって本当に面白いもの。
実のところストーリーだけはあまりハマりきれなかったものの、マエルルートのあのセリフが今でも頭から離れません。もう片方のエンディングはいつかニューゲーム+で辿り着こうと思います。こうして長く記憶にも記録にも残っていくでしょう。
余談ですが、この枠に洋ゲーが載るのは2017年のUndertale以来8年ぶりです。それだけゲーム音楽は日本勢が強いです(毎年言っている気がする)。
【2025年ゲーム大賞〜自由部門〜】
新作大賞にすべきか相当迷いましたが、こういう結果となりました。シリーズ最高傑作かと言われると個人的には昨年の2リメイクに譲るかな、ということが主な理由です。サイレントヒルに完璧な作品はないので悩ましいものの……ストーリーも世界観もシステムも楽しめましたが、いざ思い出そうとすると3周目中盤あたりからダレはじめる周回プレイの記憶が強烈で……2リメイクみたいに最終セーブポイント前で調整が効く条件ではないのでなおさら。この周回がストーリーの核なので避けられない事態ではあるのですが。
そうは言ってもシリーズのリブートを確実なものにした功績は大きいです。アセンション(インタラクティブドラマ)や無料配信のショートメッセージ、そして2リメイクでリブートしましたがいまいち不完全燃焼だった感があり、満を持しての完全新作で大成功したのはシリーズにとって光明だと感じます。発表から長らく続報がなかったので立ち消えになったかと危惧していましたが、まさかここまで盛り上がるとは予想できませんでした。数年前まで消失しかけていたブランドだったのに、今や発表済みの新作ゲームがあと2本、公開予定の映画も1本あるところまで回復したのは夢のようです。
それも本作の完成度の高さが大きいのは明らかです。文字通り身を削り出した血で描いたようなストーリーと公称どおり美しくもおぞましい世界観に痺れました。ホラーとしてはそこまで怖くないものの、雰囲気があまりにも魅力的。そもそも発売されるのかの次にストーリー面が不安だったのですが、杞憂でした。ちなみに日本舞台であることは一度も不安視していませんでした。
発売後、シリーズの軸足がゲーム媒体それ自体から配信に移りつつあることに釈然としない気持ちがあるとは言えそれはそれ。ファイアーエムブレムやペルソナ、バイオハザードなどと並ぶリブート成功シリーズにサイレントヒルが加わったことを今はただ寿ぎたいです。よかったよかった。
そう言えば今年ようやく遊んだんだった。グラフィックやシステムの古さはあっても、案の定熱中しました。なんど予期せぬ不具合でゲームが巻き戻っても萎えることはない中毒性はさすが。今ちょうどドラマ版のシーズン2が話題ですね。
発売前の期待通り面白かったですね。最近はちょっと遠いところへ行った感もありますが、成功したのは喜ばしいことです。ゲーム内容的にも作品展開的にも、仕掛けがすべて成功したイメージです。
操作性が心地よい。(スノー)ボード系のゲームは操作の困難さで挫折しがちなのですが、本作はそこまで本格的ではないし、トリックも簡単に出せるしで直感的に楽しめました。ただ発売まで時間がかかりすぎたのか、ビジュアルこそ鮮烈だけどゲームとしては保守的かも。とは言え世界の美しさだけでも体験する価値があり、このゲームのスクリーンショットをPS5の壁紙にしています。
ナンバリング2作の良いところどりで、予想よりも熱中しました。後半のとあるボスで難易度を下げてしまったのが悔しい。悲しい末路を辿った初代主人公が復活したのはやっぱり嬉しかったです。あとYouTubeの公式チャンネルの動画を見たら、全3作同時並行でアップデートをかける運営スタイルなのを知りました。
今年遊んだ中でもっとも安価で小規模なゲーム。妙に中毒性があって好きです。あと事件が起こる時の呆気なさがリアルでゾッとしました。クッキングホラーゲームという公称は伊達ではない。
【面白かった】
■アストロボット
何と言うのでしょうか。「正しい」ゲームだなという印象は変わらず。確かに面白かったですが、自分が3Dアクションというジャンルにいまいち馴染めず、アイデアやキャラクター参加数の凄さに感心していた記憶のほうが強いです。イメージに反して難易度も高く、高難易度ややりこみ系のステージでは挫折を繰り返したのも苦い思い出。
正直、あまりにも「凄」くて「正し」すぎないかと思います。プレイ中は本当に楽しかったし、贅沢な話なのは承知の上で、ゲームエリートが構築してくれたお祭り舞台はあまりにも眩しすぎました。そんな勝手な言いがかりを差し置いてもゲームとしての完成度が圧倒的なので定期的に遊ぶことになるだろうと思いきや、いざ一段落したらまた起動したいとは思えなかったのでここに。
でも去年GoTYを受賞した瞬間は泣いてしまったんだよな。アストロボットやアストロシリーズへの思い入れと言うよりもこの作品の背景にあるPlayStationの歴史が報われたように思えてからかも知れませんね。こう考えると本作に熱が入り切らなかった理由も頷けます。
何と言うのでしょうか。「正しい」ゲームだなという印象は変わらず。確かに面白かったですが、自分が3Dアクションというジャンルにいまいち馴染めず、アイデアやキャラクター参加数の凄さに感心していた記憶のほうが強いです。イメージに反して難易度も高く、高難易度ややりこみ系のステージでは挫折を繰り返したのも苦い思い出。
正直、あまりにも「凄」くて「正し」すぎないかと思います。プレイ中は本当に楽しかったし、贅沢な話なのは承知の上で、ゲームエリートが構築してくれたお祭り舞台はあまりにも眩しすぎました。
そんな勝手な言いがかりを差し置いてもゲームとしての完成度が圧倒的なので定期的に遊ぶことになるだろうと思いきや、いざ一段落したらまた起動したいとは思えなかったのでここに。
でも去年GoTYを受賞した瞬間は泣いてしまったんだよな。アストロボットやアストロシリーズへの思い入れと言うよりもこの作品の背景にあるPlayStationの歴史が報われたように思えてからかも知れませんね。こう考えると本作に熱が入り切らなかった理由も頷けます。
☆■Lost Records Bloom & Rage Tape1+2 (PS5版)
毎年DON'T NODのゲームを遊んでいる気がします(来年もおそらくそうなる予定)。ゲーム自体はライフイズストレンジ式システムの強固な基盤から良くも悪くも逸脱せずという印象。ストーリーの先の読めなさを構築するのが巧みで、引き伸ばしを感じずエンディングを迎えました。本編に当たる過去編よりも、ワンシチュエーションの現代編の妙な不気味さが好きです。スタッフロール後のあの展開含め、語るべきところとそうでないところの見極めがうまい。
毎年DON'T NODのゲームを遊んでいる気がします(来年もおそらくそうなる予定)。
ゲーム自体はライフイズストレンジ式システムの強固な基盤から良くも悪くも逸脱せずという印象。ストーリーの先の読めなさを構築するのが巧みで、引き伸ばしを感じずエンディングを迎えました。本編に当たる過去編よりも、ワンシチュエーションの現代編の妙な不気味さが好きです。スタッフロール後のあの展開含め、語るべきところとそうでないところの見極めがうまい。
■聖剣伝説 ヴィジョンズオブマナ (PS5版)
良くも悪くも安定のJRPGだなぁと感じながら遊んでいました。サブクエストの単調さに辟易しつつも、なんだかんだトロフィーコンプリートするくらいにはハマっていました。この時代に聖剣伝説完全新作を遊べたことで、SIREN同様にようやく続編への気持ちに踏ん切りがつきました。ストーリーには不満がありますが、エンディングは好きです。あとやっぱりBGMが弱いのが寂しい(マナの聖域の音楽は好き)。
良くも悪くも安定のJRPGだなぁと感じながら遊んでいました。サブクエストの単調さに辟易しつつも、なんだかんだトロフィーコンプリートするくらいにはハマっていました。この時代に聖剣伝説完全新作を遊べたことで、SIREN同様にようやく続編への気持ちに踏ん切りがつきました。ストーリーには不満がありますが、エンディングは好きです。あとやっぱりBGMが弱いのが寂しい(マナの聖域の音楽は好き)。
■Fear the Spotlight (PS5版)
デメイクホラーゲーム。ゲームとしては特に失点らしい失点がない。終盤あともうひと展開ありそうだなと思ったらクリアしてしまいました。このゲームに注目した理由のひとつとして、初報の際に生放送コメントで英語圏ユーザーからビジュアルを中心にひどい言葉を投げかけられていて、発売されてもないのになんなんだ! 自分は買う! と憤怒したことが挙げられます。もちろんホラーゲーム好きとして興味を惹かれたというのが一番の理由ですし、こういうのは判官贔屓のようで制作陣に失礼かもと思いましたが、怒りを動機に出会えたゲームということが印象的です。ゲーム関連の生放送のコメントの低質さ、本当に頭がクラクラしますね。
デメイクホラーゲーム。ゲームとしては特に失点らしい失点がない。終盤あともうひと展開ありそうだなと思ったらクリアしてしまいました。
このゲームに注目した理由のひとつとして、初報の際に生放送コメントで英語圏ユーザーからビジュアルを中心にひどい言葉を投げかけられていて、発売されてもないのになんなんだ! 自分は買う! と憤怒したことが挙げられます。もちろんホラーゲーム好きとして興味を惹かれたというのが一番の理由ですし、こういうのは判官贔屓のようで制作陣に失礼かもと思いましたが、怒りを動機に出会えたゲームということが印象的です。
ゲーム関連の生放送のコメントの低質さ、本当に頭がクラクラしますね。
■AMONG ASHES (PS5版)
これはデメイクホラーゲームというよりもその要素を多分に含んでいる感じ。終盤のチェイス迷路で詰みかけた思い出が強烈です。荒削りだけどクリーチャーが不気味で、今年遊んだホラーゲームのなかで一番恐怖を抱いたかも。バネ仕掛けの骸骨みたいなのが冒涜的で怖い。
これはデメイクホラーゲームというよりもその要素を多分に含んでいる感じ。終盤のチェイス迷路で詰みかけた思い出が強烈です。荒削りだけどクリーチャーが不気味で、今年遊んだホラーゲームのなかで一番恐怖を抱いたかも。バネ仕掛けの骸骨みたいなのが冒涜的で怖い。
☆■シチズン・スリーパー2:Starward Vector (PS5版)
相変わらず魅力的な世界観とテキストでした。ただ前作のほうが生活感があって個人的に好みだったので、設定が変わった本作ではこのくらいの温度感。続編が出ただけでも十分な気持ちです。
相変わらず魅力的な世界観とテキストでした。ただ前作のほうが生活感があって個人的に好みだったので、設定が変わった本作ではこのくらいの温度感。続編が出ただけでも十分な気持ちです。
■The Case of the Golden Idol (PS5版)
推理力が足りなくてもヒントや回数限定の正誤判定の力を借りれば乗り切れるバランスだったのが印象的です。来年あたり続編を遊ぶ予定です。
推理力が足りなくてもヒントや回数限定の正誤判定の力を借りれば乗り切れるバランスだったのが印象的です。来年あたり続編を遊ぶ予定です。
【今ひとつ】
今年は該当なしです。やった。
【プレイ中止・サービス終了】
■Rough Justice:’84 (PS5版)
探偵派遣ストラテジー。すごく興味を惹かれて長らく欲しいものリストに登録していたのを今年やっと購入したのですが、異常なまでに日本語字幕が小さくプレイ継続を断念しました。PCでのプレイが前提なのでしょうね。
探偵派遣ストラテジー。すごく興味を惹かれて長らく欲しいものリストに登録していたのを今年やっと購入したのですが、異常なまでに日本語字幕が小さくプレイ継続を断念しました。PCでのプレイが前提なのでしょうね。
■Banishers: Ghosts of New Eden (PS5版)
評価の高いアクションRPGということで期待を寄せていたところ、どうにも序盤から単調すぎて面白くなるビジョンが見えず、まだその割にボリュームがかなりあるとの評判だったので思い切って断念しました。正直、戦闘もストーリーもよくあるダークファンタジーで特に惹かれるものはなかった印象。
評価の高いアクションRPGということで期待を寄せていたところ、どうにも序盤から単調すぎて面白くなるビジョンが見えず、まだその割にボリュームがかなりあるとの評判だったので思い切って断念しました。正直、戦闘もストーリーもよくあるダークファンタジーで特に惹かれるものはなかった印象。
■THIS WAR OF MINE FINAL CUT (PS5版)
まだこのゲームに触れる準備が整っていなかったようです。
【プレイ中】
■ファイアーエムブレムヒーローズ(iOS版)
↓の昨年の文章のとおりです。予想するに、あと1,2年でシリーズによってはプレイアブルキャラクター全員実装が叶い、またメインストーリーも完結が近いので、サービスは続くでしょうがひと区切りつきそうですね。
もう惰性で続けており課金もしていない始末。でも旧作キャラクターの新展開が見られるのはほぼこのアプリだけなので続けてしまっています。あとオリジナル曲が良い。
■Duolingo(iOS版)
めでたく二年続きました。引き続き英語と中国語を一日に1~2つずつこなし、合間に前々から興味があったチェスをやっています。コースだけならスペイン語、音楽、数学も始めましたがこれらはサボりがち。
結果としては……多少英語の発音が向上し、街中で耳にする中国語(と思われる言語)の単語をごく稀に拾える程度で、やっぱりこのアプリ単体では限界があるなと感じています。チェスもやっぱり先駆者に教わるのには敵わないのではと疑念を抱いています。未だにルール理解も自信がないし、なんならチェスの実物に触れたことすらないので。そもそもチェスに興味を持った理由が、ゲームで稀にチェス知識を前提とした謎解きが出てくるから、というものなのですが、そういうのも減りましたし。
そもそもボードゲームやカードゲームが全然わからない理由として、子供の頃から今まで一緒に遊ぶ仲間を作れた試しがない、というのがあるんですよね。だからこそビデオゲームに傾倒したので……いや、この話はもうやめましょう。
■Miasma Chronicles (PS5版)
2023年5月の配信から2年半、もう3回くらい再会と中断を繰り返しているので、年末年始は最優先で着手します。また操作を覚え直さないと……
■真・女神転生V Vengeance (PS5版)
体験版(データ引き継ぎあり)が体験版らしからぬ大ボリュームだったので、そのコンコルド効果もあり製品版を購入しました。これも操作やストーリーを忘れつつあるので来年の優先タイトルです。コンコルド効果といってもそれだけではなく、女神転生本体をまともに遊んだことがないので、これを機に遊びたいというモチベーションのほうが大きいです。
【まとめ】
今年は 24 作品を遊び、21 作品をクリアまたは継続しているという結果となりました。
昨年が 47 作タッチしてクリアまたは継続が 43 作だったので、量としてはほぼ半減しています。
……え、いったい何があった??? 入院したわけでも転職したわけでもないのに?
半減の理由としては複数挙げられます。公私ともに減少した可処分時間・興味の分散・加齢などによる集中力低下など。そして、前々から計画していた(積みゲー解消のための)ゲームの取捨選択の実践をはじめたのもあると思います。比較的短時間でクリアできるインディーからは少しずつ離れ、時間がかかるからと後回しにしがちな中規模〜大規模タイトルをしっかり進めることを今年から心がけました。もっとも、それでも追いついていません。
ですがようやく適正化したとも言えます。むしろこれまでは数をこなすことが目的化しつつあったので、大作:中規模:小規模の体感プレイ比率(?)が7:2:1くらいになった今年がちょうどいい塩梅かも。でも多くのゲームに触れていた去年が無性に懐かしい気持ちもあります(手前味噌で恐縮ですが、2024年は記事の文章もよく書けていて驚きます。「Loretta」の評とか好き)。
あと、今回大賞にもなったアサシンクリードシャドウズのアップデートが想像以上に手厚かったのが大きいですね。なんだかんだ毎月起動して、買い切りの期間限定運営型というスタイルにしっかり付き合ったのは初めてかも。あとはご存知Clair Obscur: Expedition 33にも順当にハマりましたし、夏にはSIRENや聖剣伝説VoMで村や聖域に里帰りを果たし、Sword of the Seaで異世界を翔び回り、秋にはサイレントヒルfを全エンディングコンプリート。それが一段落したらダイイングライト:ザ・ビーストで思い入れある初代主人公と再会し、冬はCitizen Sleeper 2など身体に優しい小規模な作品で体調管理しKIOSKで副業。あ、もちろんラスベガスを訪問したこと(Fallout:New Vegas)や都市伝説を解体したこと、子供時代の友と旧交を温めた(Lost Records Bloom&Rage)ことも忘れておりません。アストロボットでアークザラッドやワイルドアームズなど懐かしのSCE発RPGの主人公たちと再会したのも思い出深いです。
と、数が少ないとこうして振り返る文章も書けるので、今後のためにも身の丈にあったスタイルを模索したいと思います(記事作成時間も昨年までの半分くらいになったし)。とは言っても、流石に2021年頃から積んでいるゲームは来年のうちに楽しみたいです。うかうかしているとPS4が2世代前になってしまいそう。
下記の通り来年は新作が比較的控えめですね。この記事作成に伴って来年発売や未定としてリストアップしていたゲームが今どうなっているか調べ直したのですが、自分が見落としていただけで今年既に配信されていたものや、2026年発売か未定なのかがあやふやに認識していたものが多くあったので、再整理したのが画像のリストとなります。
こうして概観すると、発売前から質の高そうなメンツですね。ファイアーエムブレム万紫千紅が気になるところですが、発売前予約は遠慮させていただこうと思います。
ほかは体験版からやりごたえ抜群のCairn(ケルン)、安定のコーヒートークトーキョー、戦闘システムに「何らか」の可能性を勝手に見出しているプラグマタ、前から気になっていたDeus Exのリマスター、情報が乏しいけど個人的な期待作のMUDANG:Two Hearts、いよいよ来年出るのかNivalisあたりに注目しています。バイオハザードレクイエムは外すことはまずないと思うので、未着手のRE:4をクリアしてからにしたいです。
未定の中ではSilent Hill:Townfallでしょうか。シリーズのリブート成功でかなり期待値が高まっているところですが、開発時期や開発会社からしてfや2リメイクとは別方向だと予想しています。あとはILLやWRONGD USといった長らく情報に乏しい洋ホラー、青十字病院東京都支部怪異解剖部署や浮世/Ukiyoといったあまり動きのない日本勢もそろそろ動きがあると嬉しい……といった感じです。業界的にはGTA6なのでしょうが、個人的にはあのシリーズにあまり食指が動かず。
未定の中ではSilent Hill:Townfallでしょうか。シリーズのリブート成功でかなり期待値が高まっているところですが、開発時期や開発会社からしてfや2リメイクとは別方向だと予想しています。あとはILLやWRONGD USといった長らく情報に乏しい洋ホラー、青十字病院東京都支部怪異解剖部署や浮世/Ukiyoといったあまり動きのない日本勢もそろそろ動きがあると嬉しい……といった感じです。業界的にはGTA6なのでしょうが、個人的にはあのシリーズにあまり食指が動かず。
私事ですが、今年はインターネット上の活動を整理しました。長年放置していたSIRENの過疎攻略@wikiを削除し、更には長らく続けてきたTwitterを実質引退し、Blueskyに軸足を移しました。実はこのブログ意外にもちょこちょことしたオタク的活動もしており、それらを生前整理よろしくBlueskyに集約しました。これ以上チャンネルは増やさないつもりです。
この件も含め、今年は例年になく明るい心持ちでいられた一年でした。もちろん将来不安はありますが、解決の糸口が見えている話ではあるので、若い頃のひりつくような鬱屈はありません。あくまで今のところは。あとは節制と謙虚を基本にたまに冒険して、可能な限り人間の善性を信じて続けていこうと思います(未熟故にこれが難しい)。それではよいお年を。

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