ゲームクリア感想176_To the Moon(Switch版)
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2021年の残りは積みゲーを崩すのに専念しようかと考えています。
例年ならホリデーシーズンで、大作ゲームラッシュの時期なのですが今年はそこまで惹かれるものがなく、過去と向き合うことにしました。
そして、これもずっと気になっていたゲームで、ゲームボリュームも控えめそうなのでこの機会に遊ぼうと思い購入しました。
【主なプレイ環境】
ハード Nintendo Switch
バージョン 1.8難易度 設定なし
クリア時間 約4時間
【良かった点】
◎良質なBGM
ゲームを初めてすぐに引き込まれました。作中のシーンを思い出そうとすると必ずピアノの旋律がセットで付いてきます。
一番好きなのはスタッフロールの入り方で、ああやって「繋げて」くるのは雰囲気から予想できるものの、いざ聴くとやっぱり心揺さぶられました……
○ストーリー
冷静に振り返ると思うところも残りますが、なんだかんだ感動しました。
もちろん現実の問題と向き合う生き方のほうが圧倒的に正しいものの、最近はその正しさにも疲れ出してしまったのが正直なところで、個人的にはタイムリーに突き刺さる内容でした。
作中で依頼者が口にする「報われたらいけないのか?(超アバウト)」という本音は誰にも否定できないと言うか、現実から去る時くらい現実逃避したっていいだろと思いました。今際の際になってようやくそれが叶うと考えたら、やっぱり感動のエンディングだったと思います。確かな報いもなく、人間の身で他の人間を支え続けるのは相当な負担ですから……
【気になった点】
△判定がやや雑
オブジェクトがを調べる際、位置取りにまごつくことが多かったです。
特にオブジェクトが隣接しているとなかなか目的のものに触れられず。
△メメント(パズル要素)の頻度が細かい
細切れに単調なパズルをこなしていくので、途中から若干ダレてしまいました。
ゲーム終盤まで続くわけでなく、ストーリーの途中で完了するのが救い。
【まとめ】
約3~4時間でとても豊かな体験を得られました。
最先端の3Dゲームなどを続けていると、こうしたツクール系の操作に癒やしすら感じます(もどかしさも)。
おすすめかどうかと問われたらおすすめです。プレイ時間も半日程度かつ、頻繁にセールしているので、お手頃価格で遊べます。
クリア後に調べて知ったのですが、すでにシリーズ3作目までリリースされており、2作目の「Finding Paradise」も今年春に日本語版リリース予定だったとのこと。私が見逃していなければ秋になった今でも出ていないと思いますが、何らかの事情で遅れているのでしょう。
いずれにせよ、ゆっくり待とうと思います。
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