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ゲームクリア感想32:アサシンクリード3 レディリバティHD(PS3版)

 今作で家庭用ゲームで出ているアサシンクリードシリーズを全てプレイしたわけですが、相変わらず面白かったです。  (考えてみると、PS3一台あればPSPのブラッドライン以外全作遊べるんですね)  事前レビューが 大不評の嵐 だったのですが、率直な所なんでここまで叩かれるのか解らないです。確かに指摘されている欠点はその通りだと思うけど、ナンバリング作と操作もほとんど同じで、快適に遊べたし、ボリューム面で劣るのは元々携帯機だから仕方ない面もあるし……  自分の中では良作ですね。  プレイ時間は約18時間です。 【良かった点】 ローディングがシリーズで一番速い 10秒前後がデフォルトのこのシリーズですが、今作では4,5秒です。 操作が軽快   主人公は細身の女性アサシンなので、これまでの重量感あるガッチリ体型男主人公よりもかなりスピーディーに動いて見えます。そう見えるだけで実際の移動速度は同じくらいだろうけど、実際に動かすと男主人公の微妙なモッサリ感が無くて快適に感じます。  あと、判定が若干緩くて、かなり離れた場所へもジャンプで飛び移れる気がします。 店の扉を開けたら即買い物画面に移行   これが地味に嬉しいです。3と4では店に入ると、扉からカウンターまで強制歩きモードになるのが(ほんの数歩だとしても)地味にストレスだったので、最新作からはリベレーションまでの露天形式かこれに戻してほしいでです。 フルシンクロもしやすく、それに伴いトロフィー取得も容易 そもそもフルシンクロ自体の難易度が低く、クリア後にやり直したシークエンスは6つくらいで済みました。このシステムが搭載されて以降 初めて全シークエンスフルシンクロ達成 しました。やった。  マップもコンパクトなので収集アイテムも集めやすいです。   金が溜まりやすい 宝箱からもかなりまとまった額が手に入る上、交易システムがシンプルで金策にはさほど困らないです。  交易システムは、都市ごとに交易物の需要と供給が設定されており、例えば毛皮の供給がある都市Aで毛皮を購入し、その需要がある都市Bか都市Cのどちらかに船を送り売りつける、といったものです。都市Bの毛皮の買取額が500、都市Cのそれが800だとしたら、船を送り出すのはよ...

ゲームクリア感想31:The Elders Scrolls V : SKYRIM(XBOX 360版)

初プレイ時 「なんかボタン配置に慣れないし、大きい街を回って人の話を聞きまわっているだけで時間が過ぎるしクエストはどこにいけばクリアできるか解らないし、間違って装備品全部売ったら戦闘には勝てないし通行人には罵倒されるし、仕方なく盗んだらあげく投獄されて脱獄方法がよく分からなくて詰んだし、やっぱり自分には洋オープンワールドRPGって向いてないわ。しかもこのメーカーのファンってやたら口汚く他のソフトを馬鹿にするし印象最悪」 今回再プレイ時 「悔しいけどこれ面白すぎるだろ……実生活に悪影響を及ぼすと解っていてもコントローラが手から離れない……」  一年半前にXBOX 360が壊れた際、このソフトが同梱されているということで250GBバリューパックを買ったのが最初の出会いだったのですが、長らくの空白期間を挟んでようやく大筋をクリアしました。  近年のRPGではゼノブレイド以来の充足感を持ってクリア出来ました。つまらない理由で避けていたのが勿体なかったです。  以前遊んだときは、序盤から律儀に何もかもやろうとして色々抱え込んで面倒くさくなったので、今回はその反省を活かして、クエストで少しでも詰まったら放置して他を進める、ということを心がけたら自分のペースで長く遊べた気がします。  それよりも、前回は「ジャーナル上でクエストを有効にすればマップ上に目的地がちゃんと表示される」といった基本的なシステムを把握していなかったので、合う合わない以前の問題でした。  〜以下諸データ〜 プレイ時間:100時間超(寝落ち時間などを抜いて) 主人公:アルゴニアン♂ (名前はデフォルト名) メイスと盾で戦う重戦士。たまに剣との二刀流。たまに弓。 DLC導入状況:今の所、DLC2「HearthFire」のみ 。  ※基本的には善人だが、意志薄弱な面があり流されるまま悪事に加担してしまったりするのが特徴。ジャーナルを綺麗にしたい欲求と望まないクエストを進めたくない欲求の狭間で苦しむも、バグで進行不可能なサブクエストがいくつか出現して以来どうでもよくなってしまい、最近は開き直っている、という設定で進めています。 内戦クエストでは帝国側について、拠点はホワイトラン→ソリチュード→DLC2導入で(モーサル領内の)自分の土地に建てた家と移りまし...

ゲームクリア感想30:ディスオナード(XBOX 360版)

購入時 「気になっていたソフトのGOTY版がついに出た! DLCも全部入っていてお得な値段! ベセスダだから安全(バグ回避)のためにXBOX 360版にしたし、あとは遊ぶだけ!! 」 序盤 「思っていた通りに攻略できないな。まぁ始めたばかりだし」 中盤 「なんだか単調だな。自由度は高いけどそれがとりわけ面白く感じるわけでも無いし。相変わらず思った通りステルス主体で攻略できないし、遊んでてフラストレーションが溜まる一方。二周目頑張ればイイか」 終盤 「もうステルスもグッドエンドも諦めて、敵は適当に倒そう。アッ予想通りバッドエンドを迎えた。二周目を始める気力も湧いてこないな……」 シングルDLCプレイ時序盤 「やっぱりこのソフト合わないんじゃないか? 」 シングルDLCプレイ時終盤 「もうダメ……辛い……眠くなる……でも折角だからクリアしないと……」 なぜこんな事になってしまったのでしょうか? 色々考えたのですが、私はステルスゲームが好きなんじゃなくて、 ステルス要素に 「RPG要素」 「(ローディングの短さ含む)高いリプレイ性」 「好みの世界観」 の内最低2つが加わったものが好きなんじゃないかと思い至りました。ごちゃついていて解りにくい結論ですが、そう考えるとスプリンターセルあたりの軍事色の強いステルスものにハマりきれなかったのが腑に落ちるんですよね(でもスプリンターセルは再挑戦してみたいです)  ディスオナードに限れば、良くも悪くもストイック。 ちょっとした成長要素はありますが育成が楽しいという程でもないし、やりこみ度は高いけどローディングが長いのでいちいちやり直すのが億劫だし、世界観は独創性があって凄いと思いますが好みかと問われると……    なんというか、自由度の高さが最大の報酬みたいなところがあるので、ゲーム側が提示するお仕着せシステムに慣れたヌルいプレイヤーにとってはモチベーションが続かなかった、というのが正直な所です。  ゲームがつまらない訳ではないし、完成度も高いとは思うんですけど、最後まで達成感が得られなかったです。 難易度はNORMAL、クリア時間は多分35時間くらいです。 因みにGame of The Year版なので、各種DLCは同梱されています。 【良かった点】 (...

ゲームクリア感想29:ケイオスリングス(iOS版)

「ゼロでなければ、賭ける価値はあります!」 ↑あるキャラクターの戦闘ボイスなのですが、同じメディア・ビジョン開発ということを鑑みると……わかるな?   スマートフォンゲームにしては割高なので購入に躊躇していたのですが、去年末のセールで500円になっていたので購入しました。 結論から言えば予想以上にハマりました。 馴染みのコマンド戦闘と、現代に合わせた快適な操作がマッチしていて、据置機でガッツリRPGを続ける気力はないけどRPGがしたい!できれば昔ながらの! という需要にぴったり答えていると思います。 クリア時間は24時間、機種はiPhone5です。 【良かった点】 意外にもシナリオが面白い。 スマートフォンゲームのシナリオなんてあってないようなもの、という偏見を抱いていましたが、これがなかなか先の気になる話でした。ありがちな設定かもしれないけど、台詞における言葉の選び方が秀逸で、なんというか良い意味で「RPGのシナリオだな〜」という印象です。  告白すると、電車内で一度泣きかけました。あの戦闘中イベントは泣ける。 片手で操作ができる。 電車内では座れない事のほうが多いので、右手だけで移動も戦闘も一通りできるのは有りがたかったです。私自身は左利きなのですが、そんなに難しい操作もないのであまり気になりませんでした。 音楽が良い。 メディア・ビジョン開発で上松範康作曲という、 ワイルドアームズ5 と同じ布陣なのですが、サウンドトラックでじっくり聴かないと勿体ない良曲揃いでした。  電車内などの移動中だとノイズが多いと思うので…… 単純だけどハマる戦闘。 「スマートフォンなので大人数の戦闘は難しい?じゃあ二人しか動かせない事に意味のあるシステムにすれば良いじゃん!!」   ダンジョンに出現する敵のレベル帯が選べる。 レベル帯が上なほど手に入れられるものも大きいのですが、逆に敵が強いと感じたら下げれば良いので、雑魚敵が強くて詰む、ということはまず無いと思います。  レベル上げもボスが強く感じた時に二回くらいしかしませんでした。ただでさえレベルが上がりやすいのに、終盤は入手経験値二倍のアイテムが店売りされるという大盤振る舞いなので、ダルさや作業感は薄かったです。 二周目以降も...

ゲームクリア感想28:ライトニングリターンズ ファイナルファンタジー13

【初回プレイ時(難易度NORMAL)】 「自分がこの手の タイムマネジメント要素があるゲーム苦手なこと 忘れてた……敵も強いしラスボスで詰んだ。お、ラストダンジョンから強くてニューゲームできるのか。それにしても、ゲームとしてはFF13-2が一番良く出来ていたな。今回ちょっと……」 【やり直しプレイ時(難易度EASY)】 「強くてニューゲームと低難易度のお陰でサクサク進んで面白い! サブクエストも解法を知っているから時間も無駄にせず、むしろ効率プレイの楽しさがある! ラスボスも倒せた!!」 という感じで購入から二ヶ月、ようやくクリアしました。 新しい仕事に就いたのと、途中で アサシンクリード4 を始めたことが重なり、ここまで遅れてしまいましたが、ひとまずクリア出来て良かったです。  トロフィーも後残す所五つですが、今はラストワン全征伐のサブクエストを達成した所で中断しようと思います。 PS3ダウンロード版、クリア時間は約88時間です(実質二周したので)。 【良かった所】 四年間、ファブラノヴァクリスタリス神話を貫いて完結させた。 「求めない」「古き良きFFを返せ」「ノムリッシュにはうんざり」「スクエニfuck」「なんでシヴァがバイクなんだ」「続編で売上半減www」「オーディンを召喚します(笑)」「この場所もなんとコクーン!」などなど、2009年のFF13発売から約四年間叩かれ続けたライトニング三部作ですが、「うるせえ!俺達が作りたいFFはこれなんだ!」とシリーズを続け、 しっかり話を完結させた(ここが重要) のは良かったですね。  もっとも、達成感に乏しい前二作のラストを踏まえての感想なので、ちょっと良い方に捉えすぎかなとは思いますが……    前二作のラストへの不満を汲んだ上でのベタな展開に加え、美麗すぎてライトニングさんの顔が変わっているプリレンダリングムービー(という表現で合っているのだろうか)はツボを抑えていて満足しました。 (以下ネタバレ反転)  個人的には、ラスボス撃破後のホープの両親のさりげないワンシーンが一番好きです。本当に短い脇役登場シーンなんだけど、ようやくホープの物語に決着がついたシーンで、かつ幻じゃないと後の展開で解るあたりで胸が熱くなりますね。  あと、ルミナの設定にはまんまと騙されました...

ゲームクリア感想27と初心者プレイメモ:Republique(iOS版)

500円で買えるステルスゲーム  ということで、日本語ローカライズされていない事を承知の上で遊んでみました。  「500円で買える」といっても1エピソードだけで、残り4エピソードは順次配信予定なのですが(EPISODE2は今年初旬配信予定らしい)。 日本語の紹介記事もありました 比較的新しい記事も (こっちはなぜか脱字が多い)   結論から言うと、EPISODE1だけではなんとも言えないな、という感じです。 ちょうど操作とシステムに慣れてきた頃に終わってしまうので。  操作は案の定慣れに時間がかかりましたが、基本的には 目的地ガイドを目指して進む。基本は一本道。  「タッチした方向に主人公が進む(物陰をタッチすれば大体そこに隠れてくれる)」 「カメラアングルは監視カメラをタッチして変える」  「ダブルタッチで走る(走ると当然気付かれやすくなる)」 「緊急回避アイテムは一回限り(捕まると没収されるので積極的に使っていく)」 「捕まった時に連行される部屋のモニタからスキルが購入できる(色々な収集物がそのままポイントになる)」  開けた扉は(通過直後に)一回タッチして閉めると生存率アップ。  あたりを抑えれば、一通りはクリアできると思います。 全編ほぼ英語ですが、だいたい雰囲気で「ディストピアものなんだろうな」程度の世界観は掴めると思います。  幾つかのスマートフォンゲームを操作性で挫折してきた私でも、タッチ一回で済む簡単操作のおかげで、何とかクリアまで漕ぎ着けることができました。   また、このゲームには主人公にも敵にも 死 が存在しません。 主人公は捕まれば近くの部屋に閉じ込められるだけだし、 敵も気絶か緊急回避させられるだけで、殺すことは皆無です。  それがこのゲームのディストピアぽさというか、透明感を醸しだすのに一役買っているなと思いました。  ゲームとしては、 ステルスゲームに何か思い入れがないと辛いものがある かな、とは思います。ある程度英語ができないと私のようにシナリオも置いてけぼりになるし、また、戦闘というものが無く、敵を一定時間気絶させる(しかも割りと早めに起きる)というのが最大の抵抗手段なので、ゲー...

【まとめ】2013年個人的ゲーム大賞&遊んだゲーム振り返り

 折角なので、旧作やブログ記事にしなかったゲームも含めて、今年遊んだすべてのゲームをまとめようと思います。できるだけ簡潔に。  項目ごとに遊んだ順番になっています。 赤字 =今年発売 黒字=それ以外 ()内は自分が遊んだハード、 ブログに記事があるタイトルはリンクあり。 【超面白かった】 ファークライ3 (XBOX 360) 今年のベスト。 ラストオブアス (PlayStation3) 今年の第三位。 インファマス2(PlayStation3) 来年のPS4新作が楽しみ。 湯けむり温泉郷(iOS) 低難易度の経営シミュレーション。ものすごい中毒性を誇る。 カイロソフト恐るべし。 アサシンクリード4 ブラック フラッグ (Wii U) 今年の第二位。年末に訪れた伏兵。同率一位にするか迷った。 【面白かった】 アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス(PlayStation3) なんだかんだで楽しめた。 ドラゴンクエスト7 (3DS) 隠しダンジョンまでクリアしてしまった。ゆめのキャミソールを入手して満足してソフトを抜いた。 ペルソナ3フェス 単独起動版(PlayStation2) 追加シナリオだけ遊びました。 Mark of the Ninja(XBOX 360 XBLA) この記事を書いている時に思い出したけど、DLCをまだダウンロードしていなかった。 ファイアーエムブレム 新・紋章の謎(NDS) SFC版では育てなかったキャラクターを育成するのが面白かった。 バイオショック インフィニット (XBOX 360) 遊びやすさとセンスの両立が半端なかった。 トゥームレイダー (XBOX 360) 軽快な操作が好印象。 サモンナイト3(PSP) キャラクターの可愛さだけでここに喰い込みました。 ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード(PlayStation2) 期待していなかったけど、音楽がとても良かった。戦闘もなかなか。 ゾンビU(Wii U) 初のWii Uソフト。 インファマス 〜悪名高き男〜(PlayStation3) ゲームとしては2の方が面白いけど、こっちは世界観が好...