2014年2月2日日曜日

ゲームクリア感想28:ライトニングリターンズ ファイナルファンタジー13

【初回プレイ時(難易度NORMAL)】
「自分がこの手のタイムマネジメント要素があるゲーム苦手なこと忘れてた……敵も強いしラスボスで詰んだ。お、ラストダンジョンから強くてニューゲームできるのか。それにしても、ゲームとしてはFF13-2が一番良く出来ていたな。今回ちょっと……」

【やり直しプレイ時(難易度EASY)】
「強くてニューゲームと低難易度のお陰でサクサク進んで面白い! サブクエストも解法を知っているから時間も無駄にせず、むしろ効率プレイの楽しさがある! ラスボスも倒せた!!」

という感じで購入から二ヶ月、ようやくクリアしました。
新しい仕事に就いたのと、途中でアサシンクリード4を始めたことが重なり、ここまで遅れてしまいましたが、ひとまずクリア出来て良かったです。
 トロフィーも後残す所五つですが、今はラストワン全征伐のサブクエストを達成した所で中断しようと思います。

PS3ダウンロード版、クリア時間は約88時間です(実質二周したので)。


【良かった所】
  • 四年間、ファブラノヴァクリスタリス神話を貫いて完結させた。
「求めない」「古き良きFFを返せ」「ノムリッシュにはうんざり」「スクエニfuck」「なんでシヴァがバイクなんだ」「続編で売上半減www」「オーディンを召喚します(笑)」「この場所もなんとコクーン!」などなど、2009年のFF13発売から約四年間叩かれ続けたライトニング三部作ですが、「うるせえ!俺達が作りたいFFはこれなんだ!」とシリーズを続け、しっかり話を完結させた(ここが重要)のは良かったですね。
 もっとも、達成感に乏しい前二作のラストを踏まえての感想なので、ちょっと良い方に捉えすぎかなとは思いますが……
  前二作のラストへの不満を汲んだ上でのベタな展開に加え、美麗すぎてライトニングさんの顔が変わっているプリレンダリングムービー(という表現で合っているのだろうか)はツボを抑えていて満足しました。

(以下ネタバレ反転)
 個人的には、ラスボス撃破後のホープの両親のさりげないワンシーンが一番好きです。本当に短い脇役登場シーンなんだけど、ようやくホープの物語に決着がついたシーンで、かつ幻じゃないと後の展開で解るあたりで胸が熱くなりますね。
 あと、ルミナの設定にはまんまと騙されました。 
 
  • 相変わらず音楽が最高。
 例によって例の如くサウンドトラックも購入しました。戦闘曲も良いけど、今作では砂漠で流れる新規曲二曲(「デッド・デューン ~熱砂の砂漠~」「デザートララバイ」)が好きです。
 また、今回のラスボス最終形態の曲(曲名はネタバレなので伏せます)は、FF特有のラスボス大曲の中でも相当の聴き応えがあります。ラスボスの形態や曲調と相まってFF6を想起させるのですが、意図的にそうしているのかは不明(ドロップアイテムや一部の技名に旧スクウェアを感じさせるものがあったりするので、何らかのファンサービスの意図はあるのかと)

  •  引き継ぎ要素が充実している。
 周回プレイ推奨を謳うゲームは、その割に引き継ぎ要素が乏しかったりしてモチベーションの維持に困り、二周目の序盤で止めたりしてしまうのですが、今作では周回プレイ前提のゲーム性を推すだけあって、一部のイベントアイテム・敵の残生息数・クエスト達成状況以外は一通り引き継ぐので助かりました。特に素材系を全部引き継ぐのは嬉しいです。EASYなどで敵を狩りまくって事前に収集しておけば、次の周回からは楽になるので。
 
  •  RPGにしては珍しく二周目が楽しい。
 一周目や三周目よりも二周目が一番楽しいのではないかと思います。サブクエストを効率よくこなして自己満足に耽ったりできるのが大きい。

  •  ラストダンジョンから強くてニューゲームできる。
 ラスボスに敗北(エスケープでもいけるかも?)したら出現しました。詰んでもいちいち最初から始めなくてOKという画期的な措置です。
「プレイヤー甘やかし要素であり邪道!」かもしれませんが、これが無ければクリアしていなかったのは確実なので、采配に感謝しました。ちゃんと難易度選択もできる上に難易度を変えても引き継ぎ要素は全て引き継ぐので安心です、
 流石スクウェア・エニックス、(クリアまでに時間のかかる)RPGというジャンルを長年作ってるだけあって、プレイヤーの甘やかし方がうまい。
 
  • 会話やムービーをバシバシ飛ばせる。
 短いカットや会話でも飛ばせるので、数秒のローディング時間さえ許容できれば快適です。飛ばせないムービーで有名だった頃のFFは過去のものになりましたね。

  • 戦闘中アイテム使用時にポーズがかかるようになった。
 ヌルい甘やかされプレイヤーなので有難かったです。前二作と違って回復してくれる仲間がいないので。

  • 絶滅するモンスターとラストワンのシステム。
  設定上新しい生物は生まれないので、敵を倒せば倒すだけ数が減って、最終的には絶滅します。サブクエスト達成のためにザコ敵を狩りまくったら、終盤にはフィールド上でエンカウントしないという面白いことになりました。   「ラストワン」と呼ばれる最後の一匹を倒すと良いアイテムが手に入るので、モチベーションも維持出来ました。
 オススメは中盤以降の地方を繋ぐ長い道路です(大型モンスターのエンカウント率が高い、明らかに狩場として設定された場所)

  • ハシゴの昇降が快適。
 ハシゴを途中で降りられるゲームには好感を抱きます。私レベルのハシゴ昇降判定家になると、これが出来ないゲームが未だにあるのが不思議です。

  •  トレジャーボックスの再入手。
 そのトレジャーボックスから入手したアクセサリがアップグレードしたり、アイテムのかわりにまとまったお金が入っていて便利。


【気になった所】
  • 案の定時間制限のせいでハマりきれない。
  事前情報から危惧していた通りでした。クエストをクリアしていくことで時間を伸ばせるというシステムなのですが、初回難易度NORMALでは敵が強かったり、クリアに必要なアイテム捜索に時間がかかったりして、ゲームの中でまで時間に追われたくない身としては本当に疲れました。
  GPと呼ばれるポイントを消費して時間経過を止める「タイムスタシス」を使えばある程度楽になるのですが、敵が強くてそもそもGPを稼げず……

  強くてニューゲームEASYではそのストレスは無くなりましたが、今度はメニューを開いて画面を呼び出さないとできないタイムスタシス発動の煩わしさが気になりました。
 発動して困るものでもないんだから、ボタン一押しでもよかったのでは無いかと思います。

  • 曲の使い回しが酷い。
流石に前二作分の使い回しは気になりました。たしかにどれも良い曲だけど、ザコ戦闘のテンポに合ってなくて毎回イントロで終わる旧作のボス戦曲などは、オリジナル垂れ流しじゃなくて尺を合わせて欲しかったです。
 FF13の「閃光」が体験版バージョンからイントロを削ったみたいに。

  •  チョコリーナが耳障り。
面白いと思っているのは作り手だけというキャラクターの代表格ですね……
しかも頻繁に話しかけないといけないという。

  • 戦闘が盛り上がらない。
複数人で魔法をかけまくって敵をブレイクし、一気に攻勢をかける前二作のあの勢いが好きだったので、ライトニング一人だと戦闘が虚しいです。
 サポートメンバーが参加する戦闘もありますが。

  •  サブクエストの九割がつまらない。
 サブクエストといえばそんなものかもしれません。
一部に話が面白いものがあるくらいですね。

  • ボタン配置が謎。
 クエストを受領するために◯で話しかけたのに、受領ボタンはなぜか□。
このゲームでクエストを断ることはほとんど無いと思うので、◯連打で良かったのでは。

  • 発売前に発表していた隠密クエストが一つしかない。
 しかもステルス要素といえば「物陰に近づくとしゃがむ」だけ。
こんなものが多くあっても仕方ないので一つで済んで良かったといえば良かったですが。



  • 引き継ぎ要素がもう少し欲しかった。
 欲を言えばクエストクリア状況の項目だけでも引き継いで欲しかったですね。必要になる素材とかクリアの手順が解るので。
 あとはモンスターの生息数もリセットされるのがキツい。トロフィー取得には一周で十種類の敵を絶滅させるまで戦わないといけないので。ラストワン撃破のサブクエストを全て達成しようとするともっと多いです。敵の数を減らさなくてもラストワンを倒す方法はあるけど……

  • シナリオのキャラクター崩壊が悲しい。
 エンディングを迎えれば全て解決するとしても、気持ち悪い宗教家みたいなことしか言わないキャラクターの言動にはなんかなぁ……と感じました。
 FF13や13-2でバリバリ前線で戦っていた姿と比べると余計にそう思うので、プレイヤーキャラクターじゃなければ大丈夫だったのかも知れません。

  • 公式で初回プレイEASYを推している。
  公式アカウントがTwilog未登録なのでソースは貼れないのですが、発売当時Twitterの公式アカウントが「初回NORMALは厳しいのでEASY推奨です」的な発言をしていて、なんだか腑に落ちませんでした。





 
【まとめ】
 
 インフィニットアンディスカバリーみたいなシームレス戦闘だったら絶賛でした。好きなFFの中でも上位に入ったと思います。今となっては、一対一で三秒で終わるザコ戦のたびにいちいち戦闘画面に遷移するのが煩わしく感じるようになってしまったので、FF15でアクション戦闘になるのは正直楽しみです。
  操作キャラも一人しかいないので、シームレス戦闘に向いていたのではと思いますが、今作は今作で楽しめました。

 結局、三部作全て(サウンドトラック合わせて)発売日に購入してしまったので、もう少し何とかして欲しかったと思う点も含めてハマったシリーズでしたね。
 今世代の和製RPGを代表……とまでは怖くて言えませんが、矢面に立たされながら完結まで続いてくれたので、追いかけてきた人間としては満足しました。
振り返ると、ゲーム音楽面での充実が大きかったです。
 
  零式も新生FF14も発売された今、今年中にFF15が発売されるのを祈るばかりです。

 

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