2014年4月6日日曜日

ゲームクリア感想31:The Elders Scrolls V : SKYRIM(XBOX 360版)

初プレイ時

「なんかボタン配置に慣れないし、大きい街を回って人の話を聞きまわっているだけで時間が過ぎるしクエストはどこにいけばクリアできるか解らないし、間違って装備品全部売ったら戦闘には勝てないし通行人には罵倒されるし、仕方なく盗んだらあげく投獄されて脱獄方法がよく分からなくて詰んだし、やっぱり自分には洋オープンワールドRPGって向いてないわ。しかもこのメーカーのファンってやたら口汚く他のソフトを馬鹿にするし印象最悪」

今回再プレイ時

「悔しいけどこれ面白すぎるだろ……実生活に悪影響を及ぼすと解っていてもコントローラが手から離れない……」

 一年半前にXBOX 360が壊れた際、このソフトが同梱されているということで250GBバリューパックを買ったのが最初の出会いだったのですが、長らくの空白期間を挟んでようやく大筋をクリアしました。

 近年のRPGではゼノブレイド以来の充足感を持ってクリア出来ました。つまらない理由で避けていたのが勿体なかったです。
 以前遊んだときは、序盤から律儀に何もかもやろうとして色々抱え込んで面倒くさくなったので、今回はその反省を活かして、クエストで少しでも詰まったら放置して他を進める、ということを心がけたら自分のペースで長く遊べた気がします。
 それよりも、前回は「ジャーナル上でクエストを有効にすればマップ上に目的地がちゃんと表示される」といった基本的なシステムを把握していなかったので、合う合わない以前の問題でした。


 〜以下諸データ〜

プレイ時間:100時間超(寝落ち時間などを抜いて)
主人公:アルゴニアン♂ (名前はデフォルト名) メイスと盾で戦う重戦士。たまに剣との二刀流。たまに弓。
DLC導入状況:今の所、DLC2「HearthFire」のみ 。

 ※基本的には善人だが、意志薄弱な面があり流されるまま悪事に加担してしまったりするのが特徴。ジャーナルを綺麗にしたい欲求と望まないクエストを進めたくない欲求の狭間で苦しむも、バグで進行不可能なサブクエストがいくつか出現して以来どうでもよくなってしまい、最近は開き直っている、という設定で進めています。

内戦クエストでは帝国側について、拠点はホワイトラン→ソリチュード→DLC2導入で(モーサル領内の)自分の土地に建てた家と移りました。

結婚相手はマルカルスで出会ったヴォルスタグ。冒険を共にした後、ソリチュードの自宅内でプロポーズし異種同性婚。DLC2導入で孤児院から二人を養子にして四人家族を築きました。

因みにTESシリーズは初プレイです。


【良かった点】
  • 圧倒的な世界の広さ
もう散々言い尽くされているのですが、始めた時には空っぽだった地図が最終的にはびっしり埋まるのを見ると、本当に人間が制作したのかどうかすら疑いたくなります。しかも一つ一つ構造が(微妙な違い含め)異なるのという念の入れよう。
 かつ、グラフィックも綺麗。

  • 視点を切り替えられる。
発売当時かなり売りにしていた記憶があります。一人称視点と三人称視点を(一部イベントや馬騎乗時などを除いて)いつでも切り替えられるので、 視点の面でのストレスは少なかったです。

  • ジャーナルでそのクエストを有効にすれば、目的地が表示される。
この手のゲームにありがちな、クエスト報告のための依頼人捜索で街を隅々まで駆けまわり20分潰れるといったようなことが無くなりました。

 これに限らず、オープンワールドに付き物な面倒くさい要素を感じることが殆どありませんでした。ファストトラベルが充実しているのもありますが、これだけ広いのに、世界各地に何らかのダンジョンや施設が細かく配置しているので、移動が探索を兼ねているというか「目的地までの単なる移動が長くてダルい」と思うことがあまり無かったです。むしろ自分の足で広大な世界を走ったり、ジャンプを駆使して強引に山を登ったりするのが楽しい。

  • BGMがとても良い(サウンドトラックもiTunesで買える)。
有名なメインテーマと、夜の街で流れる聖剣伝説3みたいな曲調の曲と、ラストダンジョンで流れるコーラス曲の3つが好きです。
 あと、通常戦闘曲がここまで壮大なのはトラスティベル〜ショパンの夢〜以来です。相手は一般の山賊なのにラスボス並みの壮大さ。

  • ダンジョン探索が冒険に満ちていて飽きない。
照明の魔法かたいまつがないと詰むのではと思うくらい暗い洞窟を、拡縮があまりできなかったり書き込みが細かくて解りにくいMAPを頼りに進めてゆく手探り感が醍醐味です。ただ、MAPはもう少し見易くても良かったとは思います。

クエストを追いかけると作業感に焦らされるので、気ままに歩いて見つけたダンジョンにふらっと入ってアイテム入手して出てくるのが一番楽しい。

  • ドラゴン戦が熱い。
空から鳴り響く咆哮!
激アツコーラスBGM!
自分+従者+近くのモブ+その辺の動物が結集した集団戦!
眼前に降り立って竜言語と人間語のバイリンガルで喋ってくるドラゴン!

といったこのゲームでしか味わえない盛り上がり要素が盛りだくさん。
特に初戦や序盤ほど「うおおぉ!!やべぇぇ!!!」となります。


  • 洋ゲーにしては後半の展開が盛り上がる。
そもそもラストボスという概念が無いゲームも多いので、洋ゲーでこういうラストらしいラストは新鮮でした。
  • 実績解除の難易度が低め。
本編が楽しすぎて実績の存在を忘れていたのはこのゲームが初めてでした。あのポコン音で思い出す始末。ただDLCを買わないと全解除は出来ないですが、それはいずれと言う事で……


 【気になった点】

  • フリーズが頻発する。
これは本体の問題も関わってくるので何とも言えないのですが、100時間超プレイして20回ほどフリーズしました。特にファストトラベル直後や、ウィンターホールドなどの吹雪で処理が重くなる地方は多かったです。
 ウィンターホールドにファストトラベルする時は事前にセーブしてました。

 あと、オートセーブ中にメニュー画面を開くと一瞬固まりかけるのも心臓に悪い。

  • ロード時間が長い。
このせいで、頻繁にMAPが切り替わる屋内などはストレスが溜まりがちでした。
PC版では違うのかもしれないですが……

  • 地形ハマりの危険。
屋外ならまだしも、ダンジョンの最奥でハマろうものならリセット以外に方法が無くなるのが悲しい。

  • アイテム管理の煩雑さ。
まず縦に羅列されるだけのアイテム画面自体が見辛く、荷物係の従者とアイテムの受け渡しをするにしてもいちいち選択肢を選ぶ会話から始めないとならず、アイテム画面でまとめて出来ないのかと思いました。従者によっては受け渡しのたびに嫌味を言ってくるし……

  • 泳ぎの操作が思うようにいかない。
水面に顔を出したままの泳ぎがしにくかったり、陸に上がりにくかったり……
アルゴニアンなので呼吸面は心配なかったのですが。

  • ドラゴン来襲が頻繁でやや辟易する。
ドラゴンが来襲するだけなら良いのです。ただ、ドラゴン戦が始まってクエストの依頼者や店の主人が参戦して予定が狂ったり、倒すかある程度離れるまでファストトラベル不可能なのが問題なのです。しかもそういう時に限ってなかなか地上に降りて来なかったりで戦闘に時間が掛かり、始めは興奮した壮大なBGMも「またか……」と思ってしまうのが悲しい。

  • その他細かいもの
・ラスボス戦は専用BGMが欲しかった。
・三人称視点は若干操作に難があると思った。
・サブクエストのキャンセル機能が欲しかった。
・たいまつで明るくなる範囲をもう少し拡げて欲しかった(魔法で照らした方が明るい)。
・スキルツリー画面が操作しづらい。
・シャウトの威力が今ひとつ。


 【まとめ】

 この手の自由度を売りにしたRPGへの苦手意識はかなり払拭されたかなと感じました。
気になった点の幾つかはPC版なら解消されるのかなと思います。操作性など、やっぱりPC前提みたいな雰囲気も感じたので……

 また、このゲームで「誰も損しない善人プレイ」というのは難しい(不可能?)のも面白いかったです。クエスト依頼者全員に良い顔をしようとすると、必ず他の誰かを敵に回すことになるので、結果として八方美人が一番恨みを買うという。この点が人によって違いが出るので、プレイ日記などが他のゲームよりも読み応えのあるものになるのだと思います。

 広大な世界のみならず、それに付き物な面倒臭さも極力解消している圧倒的開発力、もはや畏怖の対象というか、格の違いすら感じました。
 あまりに堪能したのでTESシリーズはもう当分いいかなという感じですが、同ジャンルのゲームもこれからは手を出してみたいところですね。






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