2012年11月11日日曜日

ゲームクリア感想4:サイレントヒルダウンプア

日本語版はすっかり諦めていましたが、無事発売された8作目のサイレントヒル。
とりあえず一周目はアクション難易度をEASY、謎解き難易度NORMALでクリア。
エンディングはBとDでした。プレイ時間はサブクエスト半分くらいやって13時間。

全盛期の"らしさ"は薄れてよくある佳作に止まってるけど、下手にマルチプレイとか冒険して破綻するよりも、(今時)オフライン専用で手堅くまとめたのは好感が持てました。ただそれだけで、正直シリーズの中では今ひとつ物足りない部類です……

【良い所】
  •  敵が少ないので探索に集中できる謎解きメインの作り。
  • サイレントヒルの雰囲気を忠実に再現しており、探索それ自体が楽しい。
  • トロフィーが取得しやすい(アサシンクリード2並に取りやすい)。
  • サイレントヒル独特の恐怖感は薄れたけど、ホラーゲームの恐怖はしっかりある。 
  • 被ダメージの演出が凝っている(ダメージを受けるとライトにも血が飛んで光が赤くなったり)。
  • 日本語版のジャケットが素晴らしい。
  •  時間が掛かったとはいえ、ちゃんと日本語版が発売されたこと。
【悪い所】
  •  処理落ちが酷い。フリーズこそ今のところ無いけど、あまりに多発するのでしょっちゅう方向感覚が狂う。
  •  操作が地味にストレス溜まる。武器の投擲なんてそうそう使わないし、救急キット即使用に割り当てるボタンを地図に当ててほしい。
  •  そもそも、日記に操作説明も各種テキストも地図もひとまとめにしたせいで使いづらくて仕方ない。
  •  イベントがスキップできない。何周もするゲームでこれは無いんじゃないかと。
  • 裏世界がつまらない。不条理世界というよりテーマパークだし、特に後半の即死要素やQTEはうんざりした。
  • クリーチャーはどれも人型で、しかもやたらコミカルで怖くもなんともない。0やホームカミングではしっかりデザインされてたのに、ここまで劣化するとは。
  • そのクリーチャーとの戦闘も、連続攻撃でハメるかハメられるかしか無くてつまらない。敵が少ないのだけが救い。
  • どんなにゲームとしては問題でもストーリーだけは外さなかったのに、今回それも薄味。
  • 強制で歩きになる場所が多い。
  • サブクエストといっても大した報酬があるわけでもなく、トロフィー取得したらそれで終わり。
  • オープンワールドの楽しさが希薄。武器の種類は少ないし集める楽しさもないし、集めてもゲーム進行上強制ロストする。意味不明である。
  • メニュー画面のB級映画っぽい叫び声はサイレントヒルに合ってない。
  • 変な光に追いかけられても怖くもなんともない。追いかけっこだけなら前作シャッタードメモリーズの方が緊迫感があった(前作は前作でガッカリな内容だったけど)。
  • 8作品も出してたら仕方ないけど、ステージも演出も旧作で見たようなものが多い。 
  • オートセーブはいいけど任意にセーブできない。

 正直、シリーズファンかトロフィー取得目的以外では人に勧められないですね。
最新作だけあって今からやる分には取っつきやすいけど、このゲームを好んでやる人が求めているのはそういう事じゃないですよね。わかります。

 開発が海外であるとかは一切関係なく、8作続いたホラーADV路線も限界なのかなと思います。
それを踏まえたのか、海外ではPS Vitaでゲーム性をガラっと変えた9作目「Book of Memories」が発売されましたが、こうやって劣化を見せられるくらいなら路線変更した方がまだ良いと思うので、支持します。
そもそもPS Vitaを持っていないのですが……

※11月14日追記

 三周目を終え、無事プラチナトロフィー取得しました(総合して25~30時間ほど?)。
サブクエストの為にあちこち探索して回るのがとても楽しかったです。
「サイレントヒルってこんなに面白かったのか……」と思うくらい。
佳作とは言いましたが、じっくりやれば良作かもしれません。

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