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ゲームクリア感想310_アサシンクリードシャドウズ(PS5版)

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 公式サイト 【シリーズ過去記事】 ※初代〜リベレーションまではプレイ当時ブログを始めていなかったため記事はないです。 3 4 レディリバティHD ユニティ ローグ シンジケート クロニクルチャイナ クロニクルインディア クロニクルロシア オリジンズ オデッセイ ヴァルハラ ミラージュ このブログのメインコンテンツ(?)たるアサシンクリード新作の記事です。 アサシンクリードの最高傑作とはなにか? しょっちゅうこのことを考えます。そしてたいてい一作には絞りきれず終わります。 現代編に喰らったブラザーフッド、とにかく衝撃的大傑作の4、今なお唯一無二のプレイ感があるユニティの三作のうちどれかひとつ選出するとするなら……というところで思考が止まるのが恒例です(もちろんどのシリーズも楽しめました。アプリのリベリオンすら)。 ですが、ようやく回答が出ました。 アサシンクリードシャドウズ、 シリーズ最高傑作 です。 日本昔ばなしPlayStation 5 Edition この風景に見慣れたアサシン衣装があるだけで一種の感動がある。とうとうここまで…… 【主なプレイ環境】 ハード PlayStation 5 バージョン ver.1.0.3 難易度 戦闘・隠密ともにノーマル。一撃暗殺はオフ クリア時間 約  137時間(かなり寄り道してからのクリア) トロフィー取得率 97 % 【良かった点】 ◎探索・報酬の改善 一番最初に扱う項目にしては地味では? という感じですが、個人的にこの改善が一番大きいです。このシリーズでなかなか改善されない不満点として、探索やクエストの報酬がパッとせずやりがいに欠けるというのがあったので、ようやくという感じです。 まず拾得アイテムがかなり取捨選択されています。大別すると、むき出しの素材・素材や金などが複数入っている通常の宝箱・レジェンダリー装備が入っている至高の宝箱・同じくレジェンダリー入の城攻略報酬の大きな宝箱に分けられ、配置数が減った分中身が充実しています。何を入手しても最低限の満足感はあるので徒労感は希薄です。金はそこそこ、小物は2つ3つまとめて入手できるし、配置場所も特定の場所に集中しがちなので「しょぼい報酬目当てに開けて回るのが面倒」という感情がほとんど起きなかったです。もちろん無視してもOK。どちらにせよ、季節が変われば低グ...

ゲームクリア感想309_Lost Records Bloom & Rage Tape1+2(PS5版)

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公式サイト 同メーカー過去作の記事は↓ 【ライフイズストレンジ】 初代 ビフォアザストーム 2 トゥルーカラーズ ダブルエクスポージャー 【ほか】 Tell Me Why 「とりあえず新作が出たらチェックする」というメーカー、DON'T NODの新作です(昔の社名のほうが入力しやすくて好き)。前編に当たる「Tape1:Bloom」が2025年2月18日配信、後編に当たる「Tape2:Rage」が同年4月15日配信ですが、ソフトとしてはひとつなのでTape2クリア後に記事を更新しています。ちなみに配信と同日にPS Plusのゲームカタログ入りしています。 【主なプレイ環境】 ハード PlayStation 5 バージョン ver.2.0.002 難易度 設定なし クリア時間 約  22 時間 トロフィー取得率 75 % 【良かった点】 ◎作劇のうまさ 率直なところ、ストーリー自体はそこまでハマりませんでした。ただ4人の高校生の子供時代とそこから27年後の現代を交互に切り替える語り口がとても巧みで、ダレることなく最後まで終えることができたと思います。 またゲームシステムの象徴ともいえるビデオカメラの扱い方も巧みだったと思います。それまでガジェットの側面が強かったビデオカメラがTape2終盤でしっかり活躍してグッと来ました。ストーリー展開で言えばベタかも知れないけど、それまでの作劇の積み重ねもあって感動しました。 あとは、27年後というリアル故にフィクションではあまり見かけない時代変化も新鮮でした。3年後とか5年後とか15年後とか1000年後はあっても、世界の主人公になりがちな少年少女がちょうどくたびれ始める年代に設定されているのはあまり見ないので。そしてこの時の流れが寂しくもあり懐かしくもあり、かといって旧交を温めるのが正解とも言い難いのがリアル。あと現代編はほとんどバーでのワンシチュエーションで話が進むのですが、ホラーとまではいかずとも雰囲気がほんのり不穏で(窓の外に一瞬なにか映り込んだりとか)自分好みでした。その割にスクリーンショット撮り忘れたので代わりに懐かしのアイテムで…… 吹かないほうがいいのは知っているが吹くと明らかに動作したんだよな 過去の遺物と思いきや現役人気IP ◯ビデオ編集システム 参考動画 (Twitterリンク) ゲーム内で特定のテーマで...

ゲームクリア感想308_アストロボット

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公式サイト   こんばんは。 年度末と年度始め、いかがでしたか? 私は今の職場に入って歴代最高レベルで疲れました。 ここ最近は夕食後に寝落ちしてそのまま早朝まで爆睡、というパターンが多く、口内環境や入浴時間に悪影響を及ぼしているのでなんとか改善したいと思っています。 ということで、多忙にかまけてブログ更新が遅れてしまいました。今回のアストロボットにしてもクリアは一ヶ月半前です。クリアからブログ更新までここまで間を空けることもそうそうなく、率直なところプレイ当時の記憶が曖昧ですが当時のメモを頼りに更新します。 このアストロボットですが、昨年のGame of The Yearに輝いた作品でもあり、その高評価について付言するまでもありません。 とはいえ、私は発売当時はこのゲームのポテンシャルを見過ごしていました。なにか完全新作アクションゲームが出るんだな、くらいの認識でした。ところが発売直後の各方面の絶賛に惹かれて、ただでさえ積みゲーがデジタルの中でこんもりと積まれているというのに勢いで購入し、ちょくちょく別のゲームを挟みながらちまちまと進めて3月ごろにやっとクリアした、という流れです。ちょうどDLC配信の時期と被ったのでそちらもスムーズに遊べました。 結論から言うと、なにもかもが凄かったです。大げさに聞こえることを承知で言うと、PlayStationの歴史の積み重ねがちゃんと一作のゲームとして結実したことに感動しました。 一方で、そこまでハマりきれなかった気がします。 端的に言うと、面白くて正しすぎるから。 【主なプレイ環境】 ハード PlayStation 5 バージョン ver.1.0.1 難易度 設定なし クリア時間 約  21 時間(放置時間除くと約15時間程度? ) トロフィー取得率 100 % 【良かった点】 ◎なんかもう全体的に良い 記事を作成したものの、正直、うまく文章が組めません。このゲームは良い要素悪い要素の区分にあまり意味はなく、すべてが全体的に良く、すべてが水準以上で、自分の文章力だとその在り方を表現できないからです。視覚・聴覚・触覚で感じるものがすべてで、テキストで語るのが困難です。あまりにも完成されていて、あまりにも最大公約数的で、このゲームも前では個がかき消されるような、同質化されるような感覚すらあります。 この記事作成は...

ゲームクリア感想307_都市伝説解体センター(PS5版)

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公式サイト 緊急更新です。 ちょっとこれは熱のあるうちに感想を一所にまとめておく必要があると感じ、ほかの予定に先んじて更新しました。本来なら2~3ヶ月ごと更新の、ボリューム少なめゲームまとめ記事に回す予定を変更しました。作品の熱量に応じる必要があるという勝手な思い込みに駆られました。 本作との出会いから思い出すと、おそらく初発表のときからすでに購入リストにメモしていたと思います。やらない理由がないくらいに当時から魅力的なコンセプトだったので、発売まで待つのもさほど苦になりませんでした(ほかに積みゲーがたくさんあったからというのもありますが……)。なるべくネタバレはないようにしております。 こういう形で報いることしかできない 【主なプレイ環境】 ハード PlayStation 5 バージョン ver.1.0.1 難易度 設定なし クリア時間 約  21 時間(放置時間除くと約15時間程度? ) トロフィー取得率 100 % 【良かった点】 ◎ストーリーの面白さ 想像していたよりもずっとコンセプトが力強く、最後まで引力のあったストーリーでした。なんとなく真相を掴めてからいよいよ最終段階の“解体”に至る流れに大変カタルシスがあり、最終話などは心拍数の跳ね上がり方がアクションゲーム並みでした。プレイ当時は夜も更けていたので最終話は明日に回そうと思っていたところ、中断してこの貴重な体験を損ねてしまうのはもったいなくないか? と思い直し、夜ふかしして一気にクリアしました。健康にはよくないですが致し方ない。後悔はありません。 実のところホラーやオカルト色はそこまで色濃くないと思います。都市伝説と現代SNSの問題をうまく絡めた内容で、ホラーやオカルトとは別種の気分の重さが味わえます。日本語圏SNS(旧Twitter)のイヤな雰囲気をここまで再現しているゲームはほかにないと思います。アイコンやユーザーネームやミーム、構文、陰謀論などあまりにも既視感ある雰囲気で、よほどの“ツイ廃”でないとこれは再現できないでしょう。誰かから訴えられないか不安になるくらい(特に4話)。 すみません。ここだけどうしても好きなので載せました そして、これらはただネットのノリに阿った描写ではなく、ストーリーで必要な描写として不快なものまでしっかり描ききっているのも好感。ゲームのこの手の描写はたいていふ...

ゲームクリア感想306_Fallout:New Vegas(XGP版)

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公式サイト 過去のシリーズ記事は↓ Fallout 3(GOTY Edition) Fallout 4 TESV:Skyrim Xbox Game Pass登録後に即ダウンロードしたにもかかわらず長らく手つかずでした。ずっとそのことが引っかかっていたので昨年思い切ってスタートし、また半年くらい間を空けて再開し、一ヶ月半かけてようやくクリア。いやぁ、本当に楽しかったですね。これは今からでも公式に報いなければという思いに駆られ、サブスクリプション適用作品だというのに DLC4つと合わせて単品購入しました。2025年1月はちょうど新作も手薄なタイミングだったのもあり集中できました。今回に限らず、大ボリュームの積みゲーは1月に崩すのが最適かもしれない。 【主なプレイ環境】 ハード Xbox Series S バージョン ver.21.816.1005.19 難易度 Normal クリア時間   127:43:43(DLC全クリア)、77:53:14(本編クリア) 実績取得数  43/75 エンディングはNCRルートでした(ほかの2勢力が終わりすぎているのでマシな方を取った)。 サムネイル用。進行度的にもこの頃が一番忙しなくて楽しかったかも 【良かった点】 ◎夢中になれるオープンワールド このシリーズではわざわざ挙げるまでもない項目ですが、自分がやった3と4よりもストーリー設定や進行の自由度が高く、肩の力を抜いて遊べました。14年と少し前のゲームとは思えないくらいハマりました。二世代くらい昔のゲームは「昔だから」という理由でほとんど手を出さないのに、ここまでのクオリティを出されれば例外を適用するほかありません。 主人公は記憶喪失の運び屋という設定で、ゲーム開始時点では特に抱えているものもないため、味方したい勢力に味方し、気に入らない勢力は殲滅させ、というのもシリーズで一番気楽にできました。ゲームと言えどリスクを取れず基本的に善人プレイになりがちな自分ですら、高圧的で感じが悪いから、という理由で序盤早々にギャングの一団と大立ち回りを繰り広げることができました。戦力に乏しい序盤では苦戦しましたが、お陰で周囲は平和になり、鹵獲した装備品で武装と金銭面を充実させることができました。 はじめてここまで到達した時は感動した(中に入ったときより) それ以降も、気に入らない勢力はクエ...