ゲームクリア感想46:ファークライ4(PS4版)
ファークライ3
二年前、このブログで前作を大絶賛していた者です。
予想よりも早く発表された今作ですが、結論から言うと予想通り楽しめました。
大体こんな感じに面白くなっているだろうなという期待に背かない内容です。
本編クリア時のプレイ時間は約47時間半、メインシナリオはアミータ側に付きました。
クリア時達成率は94.30%。
【良かった点】
・陸・海・空全てを探索できる(ジャイロコプターで楽に空を移動できる様になった)
・ストーリーが短すぎず長すぎず、かつ面白い(重要な局面での選択肢が増えた)
・BGMが良い(相変わらず盛り上がるタイミングで盛り上がる曲が流れる)
・基地解放が面白い(警報なし攻略がやりやすくなった)
・戦闘が爽快(かつボス戦のQTEは排除された)
・回復アイテムが簡単に作れる(緑の葉も数が増えた)
・いつでも難易度変更出来る(メインシナリオの難易度は全体的に下がった)
・比較的実績が獲得しやすい(オンライントロフィーが激減した)
と、前作からの要素は一通り改善されていて、面白かったのに無くなった要素は皆無でした。特にジャイロコプターの採用は画期的で、探索だけでなく攻略
(空から火炎瓶を投げて焼き討ちなど)にも活用できるので、幅が広がったと思います。
欲しい時に近くに無かったりするので、実家がリフォームできる様になったら真っ先にヘリポートを購入するのがオススメです(常設される)。
戦闘に関しては、 サイレンサー付きスナイパーライフルで拠点をステルス制圧する代え難い快感も、火炎放射器で草むらや車ごと敵を焼く征服感もそのままです。
トロフィー取得も随分楽になりました。
ファストトラベル(このローディングも許容範囲の長さ)すると拠点の中に飛ばされるのですが、屋内と屋外もシームレスなので、テンポを削がれること無く遊べると思います。
流石にあまりの僻地には居ませんが……
よじ登る動作も思いの外スムーズで、探索のストレスは減りました。
今作は財布のクラフトを全て完了すれば相当額を持ち歩けるようになってさほど悩まなくなります。
UBISOFTだけあって吹き替えローカライズに気合が入っており、ほぼ完全訳です。
トラック護衛ミッションの運転手の無駄話が特に好きですが、他に好きな台詞は
敵(未発見時)「ゴールデン・パスぅ? ノータリン・カスだろ」
敵(追跡時)「そこらの草むらでチビってんのか、ゲイル! 」
味方(戦闘時)「豚ちゃん、コッチコッチぃ〜」です。
特に後者は文章だと到底再現しきれない煽り口調で、本当に味方の台詞で良かったと思います。敵だったら血圧急上昇は間違いなしだったので。
【気になった点】
・落下ダメージの高さ
・野生動物による妨害(遭遇率の高さと群れでの妨害でイライラが加速)
・レース系ミニゲームで多発するNPC轢殺
・後半は若干ダレる(やれる事及びやる事に変化が無いため)
・エンディングがちょっと簡素過ぎる(分岐が増えたのもあってか前作よりあっさり)
はそのままでした。
特に気になったのが、中盤ちょっと過ぎから終盤にかけての、ゲームの要素を全て解放して終わりが見えてきたあたりのダレやすさで、本当に一気にモチベーションが減退したというのが率直な所です。
これはこのゲームに限ったことではなく、オープンワールド系のゲームでメインシナリオを後回しにしているとそうなりがちで、やっぱりこうなったかという感じです。
モチベーションコントロールはユーザーの責任でもあるとは思いますが、中盤からはほぼ反復作業になるので……
それがリアルと言われたらそれまでですが、秘境の神殿の様相まで似たような作りで、探索の面白さは前作より薄れたと思います。
山岳地帯だからというのが原因では無いと思うし、もう少し何とかなったのではと思います。特に、雪山地帯と平原地帯はシームレスではなく、雪山地帯には特定のミッションを請け負わないと行けないというのはがっかりしました。
【まとめ】
改善を施された良作です。システムやストーリーの衝撃度は薄れましたが、キャラクターなどは相変わらずのノリでした。
ただ、折角の世界観の割には良くも悪くもまとまり過ぎな気もします。3が異常な完成度だったから仕方ない、と結論付けるのは惜しいのですが、学級副委員長的な秀才ポジションに収まる印象です。
次回作も出るのはほぼ確実にせよ、次はゲーム性に変化が欲しいです。
確か次回作のアンケートを取っていた筈ですが、これがどう反映されるのか楽しみです。
(この中だったらジュラシックパークスタイルが良いと思います)
二年前、このブログで前作を大絶賛していた者です。
予想よりも早く発表された今作ですが、結論から言うと予想通り楽しめました。
大体こんな感じに面白くなっているだろうなという期待に背かない内容です。
本編クリア時のプレイ時間は約47時間半、メインシナリオはアミータ側に付きました。
クリア時達成率は94.30%。
【良かった点】
- 良かった点はそのまま、不評な点は見直されており遊びやすい
・陸・海・空全てを探索できる(ジャイロコプターで楽に空を移動できる様になった)
・ストーリーが短すぎず長すぎず、かつ面白い(重要な局面での選択肢が増えた)
・BGMが良い(相変わらず盛り上がるタイミングで盛り上がる曲が流れる)
・基地解放が面白い(警報なし攻略がやりやすくなった)
・戦闘が爽快(かつボス戦のQTEは排除された)
・回復アイテムが簡単に作れる(緑の葉も数が増えた)
・いつでも難易度変更出来る(メインシナリオの難易度は全体的に下がった)
・比較的実績が獲得しやすい(オンライントロフィーが激減した)
と、前作からの要素は一通り改善されていて、面白かったのに無くなった要素は皆無でした。特にジャイロコプターの採用は画期的で、探索だけでなく攻略
(空から火炎瓶を投げて焼き討ちなど)にも活用できるので、幅が広がったと思います。
欲しい時に近くに無かったりするので、実家がリフォームできる様になったら真っ先にヘリポートを購入するのがオススメです(常設される)。
戦闘に関しては、 サイレンサー付きスナイパーライフルで拠点をステルス制圧する代え難い快感も、火炎放射器で草むらや車ごと敵を焼く征服感もそのままです。
トロフィー取得も随分楽になりました。
- ローディング時間の短縮
ファストトラベル(このローディングも許容範囲の長さ)すると拠点の中に飛ばされるのですが、屋内と屋外もシームレスなので、テンポを削がれること無く遊べると思います。
- 行商人が配置されていて買い物に困らない
流石にあまりの僻地には居ませんが……
- 狩りが面白くなった
- 面倒な段差問題に解決法が与えられた
よじ登る動作も思いの外スムーズで、探索のストレスは減りました。
- 金の所持数制限が多少緩くなった
今作は財布のクラフトを全て完了すれば相当額を持ち歩けるようになってさほど悩まなくなります。
- 敵味方共に種類豊富かつ面白いボイス
UBISOFTだけあって吹き替えローカライズに気合が入っており、ほぼ完全訳です。
トラック護衛ミッションの運転手の無駄話が特に好きですが、他に好きな台詞は
敵(未発見時)「ゴールデン・パスぅ? ノータリン・カスだろ」
敵(追跡時)「そこらの草むらでチビってんのか、ゲイル! 」
味方(戦闘時)「豚ちゃん、コッチコッチぃ〜」です。
特に後者は文章だと到底再現しきれない煽り口調で、本当に味方の台詞で良かったと思います。敵だったら血圧急上昇は間違いなしだったので。
【気になった点】
- 相変わらずな点は相変わらずのまま
・落下ダメージの高さ
・野生動物による妨害(遭遇率の高さと群れでの妨害でイライラが加速)
・レース系ミニゲームで多発するNPC轢殺
・後半は若干ダレる(やれる事及びやる事に変化が無いため)
・エンディングがちょっと簡素過ぎる(分岐が増えたのもあってか前作よりあっさり)
はそのままでした。
特に気になったのが、中盤ちょっと過ぎから終盤にかけての、ゲームの要素を全て解放して終わりが見えてきたあたりのダレやすさで、本当に一気にモチベーションが減退したというのが率直な所です。
これはこのゲームに限ったことではなく、オープンワールド系のゲームでメインシナリオを後回しにしているとそうなりがちで、やっぱりこうなったかという感じです。
モチベーションコントロールはユーザーの責任でもあるとは思いますが、中盤からはほぼ反復作業になるので……
- 驚きと発見の少ない、代わり映えしないロケーション
それがリアルと言われたらそれまでですが、秘境の神殿の様相まで似たような作りで、探索の面白さは前作より薄れたと思います。
山岳地帯だからというのが原因では無いと思うし、もう少し何とかなったのではと思います。特に、雪山地帯と平原地帯はシームレスではなく、雪山地帯には特定のミッションを請け負わないと行けないというのはがっかりしました。
- 金が余りすぎる
- 収集物未満のメモが読み返せない
- 一部カットシーンがスキップできない
- セーブが一つしか無いにもかかわらず周回引き継ぎ要素がない
【まとめ】
改善を施された良作です。システムやストーリーの衝撃度は薄れましたが、キャラクターなどは相変わらずのノリでした。
ただ、折角の世界観の割には良くも悪くもまとまり過ぎな気もします。3が異常な完成度だったから仕方ない、と結論付けるのは惜しいのですが、学級副委員長的な秀才ポジションに収まる印象です。
次回作も出るのはほぼ確実にせよ、次はゲーム性に変化が欲しいです。
確か次回作のアンケートを取っていた筈ですが、これがどう反映されるのか楽しみです。
(この中だったらジュラシックパークスタイルが良いと思います)
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