ゲームクリア感想48:シアトリズム ドラゴンクエスト

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それにしても、本当にこのシリーズは長く遊べますね。
単純なシステムだからこそ久々に再開してもすぐに楽しめるし、このソフトがあるから
3DSは手放せません。
だからこそドラゴンクエスト版のシアトリズムが発売されると知って即購入決定でした。

プレイ時間は約20時間。リズポは約43000ptでやりこみ度は星2つです。
チャレンジは上級までクリア済。

(因みにシアトリズムFFカーテンコールの方は約70時間まで伸びました)


【良かった点】

  • 育成が比較的シンプルになった
シアトリズムFFカーテンコール(以下TFFCC)にあったアビリティのポイント制限も無くなって、個人的にはピンとこなかった育成が解りやすくなりました。

  • やりごたえのある上級チャレンジ
BMSのボスに加えて、FMSにも目標距離が設定されて張り合いが出ました。

  • 敵が複数同時出現するようになって盛り上がりが増した
また、これにより全体攻撃の要素も加わって、育成の楽しさも少し上がりました。


 【気になった点】

  • 収録曲数が少ない
パッケージ裏の謳い文句にある通り、確かに60曲以上は間違いなく収録されているのですが、実質は60曲+数曲で、すぐに全曲クリアしてしまうと思います。
 FFに比べるとそもそもの曲数が少ないし、無料配信DLCで増やす予定なのでしょうが、 この曲数の少なさが全てにおいてマイナスに働いています。特にチャレンジなどは同じ曲を何度も遊ぶ羽目になって、1,2マス離れて同じ曲が配置されていた時には呆れました。同じ曲を何回も遊ぶので一気にやるとダレてくるのは必至。
  曲数に3倍の差があるTFFCCより前に発売されていたらならともかく、一年後に発売された同シリーズの新作がこの内容なのは残念でした。

  • すごろく場が作業
すごろく自体は本編よりも難易度が低いですが、数が多い割にやることが変わらず本当に退屈で、20ステージクリアした時点で止めました。
 仲間を増やすためのオーブ集めはこのすごろく場をクリアするのが最も効率的とはいえ、これを何十回とやることを考えると溜息が出ます。
 あと、これのせいですれ違い通信もつまらないです。
すれ違い通信で集めた石版で入手できるのがすごろく場なので。

  •  シアターとミュージックプレイヤーが無い
なんで一年前にはあるものが無くなっているのか解らない。

  • TFFCCの不満点の一部が今回もそのまま
コレクション画面は相変わらず読みにくいし、EMSも仕様が変わったもののあまり面白くなく……

  • 原曲の音源が収録されていない
一部はDLC対応されるとはいえ、オーケストラだと馴染みが薄くてゲームとしてはあんまり盛り上がらなかったですね。

  • 処理落ちが発生する
敵複数に派手なエフェクトが被ると発生しやすいです。


 【まとめ】

いやこれは期待外れでしたね。
TFFCCの様なカーテンコール版が発売されたとしても、旧エニックス作品の楽曲も収録!(またはDLC配信)とかで無い限り買わないでしょう。
基本のシステムと元作品が良いので遊べるものにはなっていますが、前作から改善された要素というのが殆どないので、それなら面白い方をやるかなという感じです。

これは個人の好みなので不満とは違いますが、DQの楽曲よりもFFの楽曲の方が好みなので、TFFCCほどにやり込むモチベーションが湧いてこないのも実際の所です。
今はDLC展開を見守って、空き時間に好きな曲だけ遊ぶスタイルで続けようと思います。

次回作があるなら、安直にシアトリズムスクウェア・エニックスが良いです。




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