【まとめ】2020年個人的ゲーム大賞&遊んだゲーム振り返り

今年もゲームを遊びました。
一覧が長くなったので、下記に年間のまとめページを作成しました(今年分も載ってます)。

とはいえ、今年は一応再掲します。

2014年まとめはこちら
2015年まとめはこちら
2016年まとめはこちら
2017年まとめはこちら
2018年まとめはこちら
2019年まとめはこちら

【歴代受賞作〜新作部門〜】


2010年 ゼノブレイド(Wii版)
2011年 ファイナルファンタジー13-2(PS3版)
2012年 ペルソナ4 ザ・ゴールデン(PS VITA版)
2013年 ファークライ3(XBOX 360版)
2014年 シアトリズムファイナルファンタジー カーテンコール
2015年 ファイアーエムブレムif 暗夜王国
2016年 ペルソナ5(PS4版)
2017年 ホライゾンゼロドーン(PS4版)
2018年 Detroit:Become Human(PS4版)
2019年 ファイアーエムブレム 風花雪月

【歴代受賞作〜旧作部門〜】


2010年 なし
2011年 アランウェイク(XBOX 360版)
2012年 アサシンクリード ブラザーフッド(PS3版)
2013年 インファマス2
2014年 The Elder Scrolls V:Skyrim(XBOX 360版)
2015年 マスエフェクト3(XBOX 360版)
2016年 ドラゴンエイジ インクイジション(PS4版)
2017年 サイコブレイク(PS4版)
2018年 ウルフェンシュタイン2:ザニューコロッサス(PS4版)
2019年 ワンダと巨像(PS4版)

【歴代受賞作〜音楽部門〜】


2012年 ファイアーエムブレム 覚醒
2013年 ライトニングリターンズ ファイナルファンタジー13(PS3版)
2014年 ペルソナQ シャドウオブザラビリンス
2015年 ゼノブレイドクロス
2016年 幻影異聞録#FE
    スターオーシャン5 Integrity and Faithlessness(PS4版)
2017年 Undertale(PS4版)
2018年 ゼノブレイド2
2019年 ファイアーエムブレム 風花雪月

【概要】

・新作の対象期限は2019年12月1日〜2020年12月中旬まで。

・タイトルの文字色の意味は下記の通りですが、設定しているはずなのに文字色がうまく反映されないのであまり当てにしないでください。

 赤字=今年発売・配信の新作
 黒字=それ以外

・()内は複数ハードで発売されている中で自分が遊んだハード。

・ブログに記事があるタイトルはリンクあり。



【2020年ゲーム大賞〜新作部門〜】


■ラストオブアス パート2

 
 順当すぎる結果になりました。今年はこれに匹敵しそうなゲームもあったのですが、時間が確保できずに軒並みスルーしたので、まぁそうだろうなという結果になりました。

 今振り返ると、敵に見つかってもゴリ押しで駆け抜ければどうにかなる局面がそこそこあって、ちょっとそのあたりは如何なものかと思わなくもないですが、あの大ボリュームで不具合らしい不具合もなく、リソース管理しながら敵地を抜けていく攻略は前作同様に楽しく、ゲームプレイ自体はまさに前作の正当進化でした
 ゴリ押しで駆け抜けることもできるものの、長い目で見るとリソース不足に陥ってジリ貧になるので、決してヌルゲーにはならないバランスも良好です。
 あと、ホラー要素もしっかり残っていて雰囲気抜群。

 そして物議を醸したストーリー。これに関しては本記事の方で大体言ったので追記は特に思い浮かびませんでした。
 いずれにせよ、今年の新作の中からひとつだけ選ぶなら、という結果になりました。



【2020年ゲーム大賞〜旧作部門〜】


■十三機兵防衛圏

 
 歴代旧作部門の中でも完全無欠の受賞です。
発売自体は昨年でもクリアしたのは今年初頭なので、体感としては新作ですが……

 もう本当に、よくここまで緻密なストーリーを組み上げたものだと改めて思います。しかも一作でしっかり完結しているので安心。ストーリー以外だと、BGMやUIも良いですね。
 長らく音沙汰がなかった件はマイナスですが、それを吹き飛ばすほどの完成度だったので、長期発売未定の悪印象は実質0です。

 細かいことは記事の方で言い尽くしたので、まだ未プレイで興味のある方は、ネタバレを踏まない内に遊んでください。
 あまりネタバレが流れない民度の高さもポイント高いです。


  

【2020年ゲーム大賞〜音楽部門〜】


■FINAL FANTASY 7 REMAKE


 それはもう「FF7」なので。
理由になっていない理由はともかく、インタラクティブミュージックを採用していて盛り上がりどころをしっかり抑えているのが好印象でした。アレンジと新曲が違和感なく同居しているのも良いですね。
 
 聖剣伝説3ToMも検討したものの、楽曲に関してはやや物足りなさがあったので、今回はこちらにしました。
 それにしても、この部門は本当に国産RPGが強いですね。 
 


    【超面白かった】


    ■デイメア:1998(PS4版)

     
     個人的にかなり気に入っています。本家バイオハザードよりも探索が楽しく、ストーリーにも一工夫入っていて、そりゃ不具合とかはあるにせよ、もうちょっと評価されても良かったかなという気はします。
     なんだかんだ3周しました。


    ■FINAL FANTASY 7 REMAKE

     
     大賞にするか迷いましたが、思い入れがあるからこその「これはこうして欲しかった」がかなり大きく、次回作に期待ということでこうなりました。

     我儘を言うのも申し訳ないくらい贅沢な内容なのは理解していますが、ボス戦などは演出が強くてちょっと周回適正に欠けるのと、ストーリー面でもセリフ変更や演技の解釈違いなどがどうしても生じており、なにを差し置いても一番! みたいな気分にはなれませんでした。
     
     しかし、最新技術でミッドガル(の一部)が再現されただけでも有り難い気持ちはあります。
    とにかく続編が出るかどうかがすべてですね。


     
     前作の不評もあって、ここまで予算を費やすのはかなりのリスクが伴ったと邪推するのですが、結果的に成功して良かったなぁという思いです。FF7Rと発売時期が丸かぶりで勝手に不安視していたものの、杞憂だったみたいです。
     主人公6人とも、今だとなかなか出てこないキャラクターデザインなので、忠実に再現して、かつ新しい装いもあって満足でした。
     BGMアレンジが無難すぎるとか、今となっては不自然なテキストは改めて欲しかったとかの不満はありますが、追加要素に対しての不満はないです。

     この路線で新作に繋がって欲しいところ。


    ■ウォッチドッグス レギオン(PS4版)

       
     発表当時から本当に期待していたのですが、不具合でかなり評価が下がってしまいました。一応DLCも追いかける予定ですが、やっぱりあの気軽にできるオンライン隠れんぼがないと寂しいですね。
     オンライン対戦が苦手な身でも比較的気軽にできる貴重なシステムなので。
     


    【面白かった】


     
     来年春発売予定の本編「夕鬼」が楽しみです。
    これ自体はVR前提のゲームなので、Switchだと操作に難儀しましたが、本当に不意をついて驚かせてくるのが上手で、何度も腰が跳ねました。


     
     まったりとした雰囲気が最高。チャレンジモードは存外手こずりました。
    酒ではなくてお茶で話が進んでいくのも自分好みでした。


     
     プラチナトロフィー取得のために何周もしたのが記憶に残っています。
    兄を成功に導くのが何よりも難しかった。


     
     さすがの手堅い完成度でした。今年中に二周目を進める予定だったのですが叶わず……
    私は難易度STANDARDでもそこそこ苦戦したのに、プラチナトロフィーの取得率がかなり高くて、皆ゲームが上手なんだなと改めて思いました。病院ステージが印象的ですね(よく死んだので)。



     動かし方がわからずにあわや最初で詰みかけたのも良い思い出です。
    愛らしいキャラクターに対してなかなかハードなストーリー展開でした。
    普段グッズの類にそこまでそそられないのですが、このゲームに限っては欲しいと思いました。


     
     今年は旧作をほとんど遊ばなかったのですが、その内の貴重な一作です。
    何年も遊びたいリストに入れておいて、ようやく遊べました。


    ■Cloudpunk(PS4版)

     
     カクカクのNPCには初めこそギョッとさせられたものの、夢に見た「あの世界」で「空飛ぶ車」を飛ばせるインパクトに比べれば些細なことでした。
     いっそ地上の要素はなくても良かった……?
    2021/12/5追記:2021年の振り返りに伴って本記事を読み返していたところ、いや地上の要素は必要だろうと考えが変わっていたことに気がついたので修正しました。世界観を間近で味わえますし。



    【普通】



     私が合わなかっただけで、ゲームとしては良作の部類です。
    不幸描写のための不幸連発で、こんなにあざといシリーズだったっけ? という気持ち。
     何をやっても誰か(守る対象の弟からも)から批判され、気が滅入ってしまいました。それがマイノリティの現実であり問題提起である、と言われたらその通りなのですが、そこまで世界は酷薄とも思えないですね。



     「いかにも面倒そうな客を連続で乗せない」がドライバー評価を保つ鍵なのですが、人となりを知りもしないのに外見だけで判断するのはルッキズムでは? と思いつつも、面倒そうな客はだいたいその通りでした。
     いずれにしても人生は続く、みたいなエンディング、今となっては染みます。

     ちなみに最近良く見かける「エッセンシャルワーカー」という言葉を、このゲームを通じて初めて知りました。その日暮らしのタクシー運転手生活とリソース管理の要素がうまく噛み合っていたと思います。

     なんかこうして振り返ると、遊んでいた当時よりも良作に思えますね。



     期待作ではあったものの、前作のレッドシーズプロファイルからもう少し進化が欲しかったところです。売りであるストーリーは悪くなかったですが、それを追うためのゲーム自体が厳しく……



     これは1→2の進化が素晴らしかったですね。



     パズルと可愛らしい主人公は良かったものの、なんか良さげな雰囲気を醸し出しているのとは裏腹にストーリーがあっさりだった印象です。雰囲気ゲーを意識した雰囲気ゲーというか「THE・この手のゲーム」というか。手堅い出来なので悪印象はないものの。



    【今ひとつ】


    該当なしです(良かった)。



    【プレイ中止・サービス終了】


    ■CONTROL(PS4版)


     発売は昨年のアクションゲーム。
     最後の最後で心が折れて、勢いで止めてしまいました(難易度選択なしの仕様)。今思うと勿体ないので、なにも手放すことはなかったなと後悔しています。このゲームはロゴが格好いいですよね。
     ランダムエンカウント率がかなり高くて、探索に集中できないのはマイナスでした。
    イメージに反してバトル要素強めで、ボスも手強いので、雰囲気やストーリーに期待して始めるとなかなか苦戦すると思います。


    Kentucky Route Zero: TV Edition(PS4版)


     解りづらい翻訳を抜きにしてもストーリーがピンと来ない上に、次へ進むフラグが解りづらくて詰みました。


    ■Subnautica(PS4版)


     どこを見ても高評価連発だったので購入したわけですが、やっぱり私はこの類のゲームは不向きだと再確認しました。
     クラフト系ゲームは、今すぐにでも想定通りにひたすらクラフトしたいのに、そのためには時間を費やして素材を集めなければならず、なんかそのもどかしさが現実世界を惹起してしまい、わざわざゲームでやりたくないというか……
     このゲームは更にサバイバル要素もあるのでもどかしさが倍というか……
     やっぱりストーリーがあったほうが好みというか……
     自由度が高いからこそゲーム的な制約が気になるというか……
     
     一要素としてのクラフトなら、他の用事のついでに素材収集できたりするのでそこまで気にならないのですが(Fallout4とか)。
     

    ■きたのたましい(Switch版)


     キツネさんが主人公のアクションゲーム。
    「続きから再開」したら進行不能(おそらく)となり詰みました。


    【プレイ中】


    ■九龍妖魔學園紀ORIGIN OF ADVENTURE

     
     Switchでプレイ中なのですが、SwitchのJoy-Con左スティックに不具合があり、現在休止しています。来年中のクリアを目指しています。


    ■デスペラードス3(PS4版)

     
     高評価の高難易度RTS。序盤から難易度が高くて亀の進みでしたが、中断しているうちに操作やコツを忘れたので、ますますクリアが難しくなりそうです。一応こちらも来年中にクリアしたいです。

     難易度は高くてもリトライは一瞬なので、そこまでのストレスはないです。むしろ試行錯誤が楽しい。


    ■Moons Of Madness(PS4版)

     
     セールで購入したホラーFPS。タイトルから察せられる通りクトゥルフモチーフ。
    バトルなしの逃走と探索中心ですが、不意をつくジャンプスケアが巧すぎて、予想に反してかなり怖いです。
     今年中にクリアしてしまっても良かったかな。


    ■アサシンクリード ヴァルハラ(PS4版)

     
     例年ならこの枠ではなく【超面白かった】あたりに名前があるのですが、今回はウォッチドッグスレギオンと発売時期が被ったので、7年ぶりくらいに発売日過ぎての購入となりました。

     絶賛プレイ中なのですが、もうとにかく不具合が山盛りで、3,4時間にひとつはなにか起きるので、戦々恐々としながら進めています。
     このゲームにまつわる騒動はゲーム系ニュースサイトに色々まとめられているとして、不評だった3やユニティをとっくに越える大掛かりな騒動になってしまいました。

     レギオンも強制終了不具合が多発し、キャンペーンモードの不具合対応を理由にマルチプレイ実装が来年4月移行に延期したという状況なので、UBISOFT自体が不安定な環境なのかも知れませんね。



    【プレイ中(アプリ)】


    ■ファイアーエムブレムヒーローズ(iOS版)


     なんだかんだ約4年間常駐アプリになっています。といってもやり込んでいるわけではなく、全要素の25%くらいしか手を出していません。課金もほぼしていません。
     最近はメインストーリーに注力しだして、そこそこ面白くなっています。イベントでのストーリー補完も個人的には好きです。あとサウンドトラックがほしい。


    ■アサシンクリード リベリオン(iOS版)


     なんと約一年半ぶりに復帰しました。起動しなさすぎてiOSから自動データ削除されていたというのに。
     攻略を急がなければ課金が一切必要ないので、どうやって運営を継続しているのかが謎です。日本だけ更新が遅れることもなく、新要素はしっかりローカライズ済みで即実装されるので、予算とか大丈夫なのでしょうか。
     もっとも、そのぶんコンテンツ追加は遅く、メインストーリー以外は2~6日で終わるイベントをひたすら繰り返すだけです。
     復帰したもののそろそろ飽きが来たので、一区切りついたら再引退します。


    ■アークナイツ(iOS版)


     実はひっそり始めたのですが、一ヶ月くらいやって起動しなくなりました。
    タクティカルファッションでクールなビジュアルとか、そこそこ忙しないRTSバトルとか、そこまで悪質でない(ように感じる)ガチャとか、全般的にクオリティが高い印象ですが、逆にそれがネックでした。完成度が高すぎて、スマートフォンで続けるには重かったです。やっぱりコンシューマを最優先にしたいので……

     派手なエロとギャンブルで売らない現世代のアプリという印象で、こういうものがちゃんと人気を博しているのは良いことだと思います。


    ■湯けむり温泉郷2(iOS版)


     カイロソフトを代表する大名作アプリ、湯けむり温泉郷の続編が!!!
    という理由で遊んでいます。最近は時間がなくて止まってしまっています。

     カイロソフトはスマートフォンのスピード感を意識した作りを一貫しているのが良いですね。もちろん中にはダレてしまったものもありますが、これは湯けむり温泉郷の続編ということもあって、お手軽さが残っていて好感触です。


    ■スバラシティ(iOS版)

    ■History2048(iOS版)


     一度も起動していないですが、相変わらず常駐。



    【プレイ中止・サービス終了(アプリ)】



    該当なしです。



    【まとめ】


     今年は約32作(実質30作)に触れました。

     結論から言うと、ゲームを満足に遊べない年でした。その分勉強をしたり仕事をしたりに充てたので、無為な一年だった訳ではないですが……
     もっとも勉強の方は一段落ついたので、今年は余裕ある年末を迎えられそう…と思っていたらそうでもありませんでした。
     公私ともになにかと予定が続き、毎年ブログで書いているようにゲーム(とブログ)に割ける可処分時間が減る一方です。

     また近年は視力悪化が著しく、今この文章を打っている最中も文字がかすれて見えて、文字サイズをかなり大きくして書いています。
     ついでに集中力も低下し、70時間以上の膨大なプレイ時間を記録する大作ゲームほど時間確保と環境整備が若い頃以上に必要になり、まとまった時間を確保できない日は一切進めずに寝てしまい、そうこうしていう内にクリアが遅れ、ネットでネタバレを踏む可能性も高まり、毎日チマチマと続けていく内にダレてきて、ようやくクリアして達成感に包まれるも、想定通りの満足な体験ができなかったモヤモヤと、ひとつのゲームに人生の残り時間をどっさりと割いてしまったというお門違いの罪悪感は残ったまま……ということも多いです。

     我ながら大げさで失笑してしまいますが、もう「人生の残り時間」とか言い出す局面に突入したという実感が年々強くなり、加齢に相応しい振る舞いを身に着けなくてはという義務感すら湧いています。もう昔のように、寝食忘れてゲームに没頭できることはこの先ないのかも知れません。数百時間もひとつの趣味だけに割いていられないという罪悪感といいますか……

     と、こういった思考に苛まれがちなので、最近はオープンワールドというジャンルに恐怖すら覚えています。
    もっとも、遊んだら遊んだでなんだかんだとハマってしまうので、こんな状況でもゲームは変わらず面白いのが救いです。

     負が充満した自分語りはこのくらいとして、2020年の代名詞とも言えるCOVID-19の禍は当然世界中のゲーム業界にも及び、発売延期やスケジュール変更が目立ったように感じます。慣れないテレワーク移行に加えてハードの世代交代時期とも被り、普段ならそうそう起こらないであろう大きな不具合も年末を騒がせました。
    私も現在進行形で悩まされております(アサシンクリードヴァルハラ)。

     来年は年明け早々に引っ越しという一大イベントがあるので、また気忙しい日々が続きそうです。
     それが落ち着いたらPS5を購入したいですね。目標としてはそんなところです。
    転職についてもぼんやりとは考えていたのですが、世の中の状況も状況なので、とりあえずは今も職場で様子を見る予定です。

     せっかくなのでゲームの話題で締めます。
    来年は新作もそこまで多くなさそうなので、今年やりそびれた作品や、手つかずのままの旧作を進めていこうと思います。

     それでは良いお年を。


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