ゲームクリア感想136_コーヒートーク(PS4版)
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類似ジャンル先発のVA-11 HALL-Aは面白かったけど、お酒が飲めないから今ひとつハマりきれなかったなぁという思いを抱えていたので、本作の存在を知った時はまさにこれだ! と思いました。
実はバーというものを体験したことがなく、カフェのほうがまだ馴染みがあります。
実は5年くらい前まで喫茶の習慣がほとんどなく、コーヒーすらあまり飲まなかったのですが、ここ数年は外食の機会があれば茶を飲むし、去年あたりからは毎日コーヒーを常飲するまでに変わりました。注文の仕方がよくわからないという理由だけでコンビニコーヒーすら避けていたのに、今は3回に1回は買っています。
そうなった理由は自分でもよく解りません。ここ1〜2年に限ると、2018年秋にコーヒー好きの実母が亡くなり、母がストックしてあったコーヒーを飲みきろうとしたのがきっかけだったと自認しているのですが、単に加齢で好みが変わったのもあると思います。
ゲームの話に戻ります。そういう訳で購入して、ほぼほぼ期待通りの面白さでした。
バージョン 1.02
クリア時間 約15時間(プラチナトロフィー取得まで)
トロフィー取得率 100%
かつてないほど仕事帰りに遊ぶのがぴったりな内容です。
ハードな展開もなくゲスい悪役などもおらず、操作スキルを要求されるアクションや頭を使う謎解きなどもなく、疲れた身体でも進められます。難しい操作は一切なし。
個人的には嫌なキャラクターもおらず、ストーリーも一部の展開を除いて始終穏やかに進むので、精神面で疲れた時の気分転換にも向いていると感じました。
ゲーム自体ものんびり進められます。制限時間内に注文をこなすチャレンジモード以外に時間制限はないので、ゆっくり注文に応じられます。
また、一部レシピは自力で材料を組み合わせて探す必要がありますが、フリーモードで総当りしていくか、それっぽい材料で見当をつければ簡単でした。
良い意味で寝落ちしかけたことが何度かありました。とにかくBGMが良質で、放置して聴きながら別の作業をしたりぼんやり横になったりしていました。しっかりメロディーが聴こえてくるのに耳障りにならない絶妙な加減だったと感じます。
早送り機能やバックログがちゃんとある上に、二周目以降の新規会話は早送りが止まってくれるので見逃しも起きにくいです。このように機能がしっかり揃っているので、周回もさほど苦にはなりませんでした。
9.8%(2020年2月11日時点)という高いプラチナ取得率から察せるとおりで、収集家にもおすすめです。
チャレンジモードや二周目関連など、攻略サイトを参考にしないと面倒なものはいくつかありますが、逆に言うと労力が必要なのはそれくらいです。人によっては自力で全部取得できると思います。
日本語が硬いと感じるようなことは一切なく、自然に頭の中に入っていきました。
スマートフォン風のインターフェースから、ゲーム進行に合わせて更新される小説が読めるというサブ要素があります。それがちょっと読みづらいです。
十字キー下か左スティックで画面をスクロールできますが、前者だと一気にスクロールされてしまい文章が飛びます。なので後者の左スティックでチマチマと慎重に弾いていかないと全文を読めないということが多かったです。スクロールの長い小説ほど顕著でした。
小説の内容自体は良かったです。ゲーム進行やトロフィーには関連しない要素なので読み落とされがちかも……
心身ともに疲れたけどゲームに触れて一日を終えたい、仕事で一日を閉じるのは嫌だ、という思いを抱えがちな人におすすめの良作でした。
VA-11 HALL-Aのスタイリッシュさも魅力的なものの、個人的には本作のほうが救われました。ちょうどプレイ時期は風邪気味で体調を崩していたので、まったり遊べるゲームがぴったりだったのもあります。
急かされたり感情を乱されたりする要素も少ないので、殺伐としたゲームの箸休めとしてスケジュールの合間に挟んだりするといいのではないでしょうか。
本記事はPS4版ですが、いざプラチナトロフィーを取得しようと思うとやや面倒な要素があるので、それが気になる人はSwitch版でもいいと思います。
類似ジャンル先発のVA-11 HALL-Aは面白かったけど、お酒が飲めないから今ひとつハマりきれなかったなぁという思いを抱えていたので、本作の存在を知った時はまさにこれだ! と思いました。
実はバーというものを体験したことがなく、カフェのほうがまだ馴染みがあります。
実は5年くらい前まで喫茶の習慣がほとんどなく、コーヒーすらあまり飲まなかったのですが、ここ数年は外食の機会があれば茶を飲むし、去年あたりからは毎日コーヒーを常飲するまでに変わりました。注文の仕方がよくわからないという理由だけでコンビニコーヒーすら避けていたのに、今は3回に1回は買っています。
そうなった理由は自分でもよく解りません。ここ1〜2年に限ると、2018年秋にコーヒー好きの実母が亡くなり、母がストックしてあったコーヒーを飲みきろうとしたのがきっかけだったと自認しているのですが、単に加齢で好みが変わったのもあると思います。
ゲームの話に戻ります。そういう訳で購入して、ほぼほぼ期待通りの面白さでした。
バージョン 1.02
クリア時間 約15時間(プラチナトロフィー取得まで)
トロフィー取得率 100%
【良かった点】
◎疲れた身に沁みる優しい世界
かつてないほど仕事帰りに遊ぶのがぴったりな内容です。
ハードな展開もなくゲスい悪役などもおらず、操作スキルを要求されるアクションや頭を使う謎解きなどもなく、疲れた身体でも進められます。難しい操作は一切なし。
個人的には嫌なキャラクターもおらず、ストーリーも一部の展開を除いて始終穏やかに進むので、精神面で疲れた時の気分転換にも向いていると感じました。
ゲーム自体ものんびり進められます。制限時間内に注文をこなすチャレンジモード以外に時間制限はないので、ゆっくり注文に応じられます。
また、一部レシピは自力で材料を組み合わせて探す必要がありますが、フリーモードで総当りしていくか、それっぽい材料で見当をつければ簡単でした。
◎夜中にぴったりなBGM
良い意味で寝落ちしかけたことが何度かありました。とにかくBGMが良質で、放置して聴きながら別の作業をしたりぼんやり横になったりしていました。しっかりメロディーが聴こえてくるのに耳障りにならない絶妙な加減だったと感じます。
◎周回向け親切設計
早送り機能やバックログがちゃんとある上に、二周目以降の新規会話は早送りが止まってくれるので見逃しも起きにくいです。このように機能がしっかり揃っているので、周回もさほど苦にはなりませんでした。
◎トロフィーが取得しやすい
9.8%(2020年2月11日時点)という高いプラチナ取得率から察せるとおりで、収集家にもおすすめです。
チャレンジモードや二周目関連など、攻略サイトを参考にしないと面倒なものはいくつかありますが、逆に言うと労力が必要なのはそれくらいです。人によっては自力で全部取得できると思います。
◎(日本語版のみ)自然な翻訳
日本語が硬いと感じるようなことは一切なく、自然に頭の中に入っていきました。
【気になった点】
△ゲーム内小説が読みづらい
スマートフォン風のインターフェースから、ゲーム進行に合わせて更新される小説が読めるというサブ要素があります。それがちょっと読みづらいです。
十字キー下か左スティックで画面をスクロールできますが、前者だと一気にスクロールされてしまい文章が飛びます。なので後者の左スティックでチマチマと慎重に弾いていかないと全文を読めないということが多かったです。スクロールの長い小説ほど顕著でした。
小説の内容自体は良かったです。ゲーム進行やトロフィーには関連しない要素なので読み落とされがちかも……
【まとめ】
心身ともに疲れたけどゲームに触れて一日を終えたい、仕事で一日を閉じるのは嫌だ、という思いを抱えがちな人におすすめの良作でした。
VA-11 HALL-Aのスタイリッシュさも魅力的なものの、個人的には本作のほうが救われました。ちょうどプレイ時期は風邪気味で体調を崩していたので、まったり遊べるゲームがぴったりだったのもあります。
急かされたり感情を乱されたりする要素も少ないので、殺伐としたゲームの箸休めとしてスケジュールの合間に挟んだりするといいのではないでしょうか。
本記事はPS4版ですが、いざプラチナトロフィーを取得しようと思うとやや面倒な要素があるので、それが気になる人はSwitch版でもいいと思います。
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