ゲームクリア感想329_バイオハザードRE:4 (PS5版)

公式サイト

シリーズ過去作の記事は↓


バイオハザードの記事は実質5年ぶりのようです。ちょくちょくやっていたような気はするのですが、各シリーズのシングルプレイDLCをほぼ確実に遊んでいること、リベレーションズコレクション除けば大抵2周はしていること、そして、同ジャンルのサバイバルホラーを好んで遊んでいることなどが理由で久しい感覚がないのでしょう。

そして、ゲーム業界のエポックメイキングとされる「バイオハザード4」のリメイクとなる本作。実を言うと、ゲーム好きと言っておきながらこれを一度も遊んだことがないという長年のコンプレックスがあり、それを解消するためにいつか必ず遊ぼうと思っていました。結構長い間SIREN・サイレントヒル・零派で、なおかつラジコン操作に苦手意識があったため、7に手を出すまでは興味がありながらも縁遠いと思い込んでいたシリーズでした。なのでシリーズに慣れたタイミングで発表された本作はまさに渡りに船。購入意欲は最高潮……だったのですが、色々あって実プレイが発売から3年後となってしまいました。

【主なプレイ環境】

※シングルDLCの「SEPARATE WAYS」まで合算

ハード PlayStation 5
バージョン 1.500.0
難易度 STANDARD
クリア時間 約  50時間
トロフィー取得率 34%


【良かった点】


◎優秀なレベルデザイン


サバイバルホラージャンルとしてはかなりの大ボリュームにも拘らず退屈な瞬間がなかったです。誇張抜きで想定の3倍近いボリュームだった上にどのパートもたいてい面白い(やり込みを目指すとそうでもなくなるのでしょうが)ので、非常に濃密な時間がひたすら続くという理想的なデザイン。


ここのパート雰囲気があって好き

ホラーゲーム画角?

美術も細かい


◎安定感


REシリーズとしてもバイオハザードとしても円熟の内容で、あまりにも完成度が高いので
特に付記することも思い当たりません。
比較的パリィの受付に余裕がある(よほどタイミングが外れなければ多少押しっぱなしでも発動しやすい。もっとも難易度次第かも)、飛び降りボタンを押さなくてもスティック傾けだけでも降りられるなど操作もノーストレス。全然やり込んでいないためもっとあることでしょう。

個人的には探索が楽しかったです。一本道のイメージだったものの、ヴィレッジ並みにある程度自由探索が可能で嬉しい誤算でした。どこにいっても何かしらあるので探索すればするほど財布とアタッシェケースが満ちていくのでやりがい十分でした。


売却アイテムに売却アイテムを埋め込む発想は初体験だったけど発明すぎる


お噂はかねがね……な有名な方。怖くて強い


DLCのこのパート懐かしかった


◯キャラクターの魅力を引き出すストーリー

(※2026/3/14 19:30項目追記)

あくまでエンターテインメントに振った内容であるにせよ、テキストの質でキャラクターの魅力を引き出していたように感じます。また、現実世界がこんな状況(2026年3月)だと逆に敵役に妙なリアリティ出てきて、それもまた一種の恐怖でした。
大多数のプレイヤーが期待している要素ではないらしいのは承知の上で言うと、近年バイオハザードのストーリーは割と好きです。7やヴィレッジのようなパーソナルな方面もREシリーズのようなエンタメ方面も。


【気になった点】

強いて言えばという感じで実際にはそこまでマイナス点でもなく、納得しています。3つ挙げたところで上3つの美点が圧倒的に上回っています。

△回避がシビア


敵の大攻撃は発動前に画面中央に「回避」ボタンが表示されて、成功すれば無事回避……なのですが、移動を含めた他の行動中はなかなか受け付けてくれず、一周目の成功率は25%くらいでした。ボタン表示も小さくて見逃しがちなので、相手を発動モーションの段階からよく観察する必要があります。ボタンを押した段階で他の行動をキャンセルして回避に移るゲームが多いので、先入観というか甘えからの脱却が必要でした。そしてついぞ一周程度では身につきませんでした。

このシビアさに対してパリィは比較的受付に余裕があるので、バランス取りなのかもしれません。



△ステルス攻略しづらい


REシリーズでもしゃがみ移動やステルスキルができるようになったのは有り難いとして、結局のところステルスゲームではないため完全発見前に2〜3頭数を減らせれば御の字という感じでした。



△武器商人がうるさい


キャラクターとしては嫌いではないものの、発言頻度が高くてせっかくのセーフルームでもいまいち気が休まらなかったです。



【まとめ】

安定の完成度で皆が楽しめる内容といった感じです。誰がやってもつまらないということはないであろう「みんなのゲーム」という感じ。とにかくゲーム体験が濃密で、高評価も当然だと思います。できれば近いうちにもう一周したい。

ただ自分としては、REシリーズの中では2や3のほうがしっくり来るなというのが3作やった感想です。シリーズ全体としては7が一番好き。改めて考えると、セーフルームでどれだけ安堵できるかがこのシリーズ含めたセーフルーム有りホラーゲームに対する個人的な評価基準になっているのかも知れません。メインの危険地帯と、ごく僅かな安全地帯との温度差が激しいほど個人的な好みに近づくというか。必死にグロテスクな敵から逃げてようやくセーフルームに駆け込んだ瞬間の、サウナの扉を開けたときのような温度差が好みです。その意味だと本作はそこまで領域分けされていないため、ゲームとしての完成度をもってして楽しめる、といった感覚です。

それとは別の印象として、ホラー重視のREシリーズとアクション重視(らしい)原典の要素が一部噛み合いきれてないようにも感じました。操作の重さはホラーを志向しているのに敵の量はアクションで、なんというかMOD的に思えます。ゲームが進行して諸々の武器や要素が解放されると問題なくしっくり来るとはいえ、一周目最序盤の村の段階では操作感がちぐはぐで思うようにゲームに入り込めなかったというのが体感です。

もっとも本作の堅牢な完成度からすればすべて些事。個人的な感覚では、このシリーズにしては珍しく中盤以降のほうが面白かったですが、別に最序盤から十分に楽しめました。

それはそうと、長らく未プレイだったバイオハザード4に対して決着をつけられたので満足です。それでは新作のレクイエムのプレイに戻りたいと思います。本作も本作で長く遊べそうです。


 

コメント

このブログの人気の投稿

ゲームクリア感想296_サイレントヒル2(PS5版)

ゲームクリア感想310_アサシンクリードシャドウズ(PS5版)

ゲームクリア感想69:ドラゴンエイジ:インクイジション(PS4版)