PS5を入手したので3年ぶりにFF7Rを始めたら超ハマった話
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ゲーム通してライティングが良すぎる |
2周目の記事を単独で作るのは初だと思います。厳密に言うと「難易度ノーマルでクリアした初周のデータ引き継いでの難易度ハード」となります。そもそも可処分時間やモチベーションの関係で、よほどのゲームでないと最高難易度に挑戦しないので、その意味でも別格です。
まず、なぜ今の時期にFF7Rの2周目に挑戦したというと、先日幸運にもPS5を購入できたのが一番大きい理由です。これによりPS5限定のDLC(ユフィ編)を遊べる環境が整ったので、一通りのPS4→PS5へのアップグレード手続きを経て遊んだら、3年ぶりに見たミッドガルの世界観に思った以上に惹かれてしまい、DLCクリアの流れで急にトロフィー回収及び周回の機運が高まってきました。そして様子見がてら再開してみたら……
元々、トロフィーを半分近く未獲得のまま何年も放置していたことや、難易度ハードをチャプター1のボスで投げ出してしまったことが心残りだったので、再挑戦するには良い機会でした。実のところ、3年前のクリア直後は一周した充分満足してしまい周回意欲は湧いていなかったので、適度に時間が経過した今がちょうど良かったように思えます。
あとはDLC自体が予想以上に面白かったのも理由です。操作感をすっかり忘れていたのでリハビリにやや苦労したものの、やりがいのある戦闘が続いて思ったよりも早くカンを取り戻せました。ストーリー面でも次回作への布石もが想像以上にあり、なかなか満足度が高かったです。本編よりも弱点をつきやすくなって戦闘テンポも良いです。次回作に期待の持てる良いDLCでした。
その次回作もPS5での発売がアナウンスされているので、発売前に環境を整えられて安心しています(延期しなければ今冬発売予定とのことですが、年内は厳しいと見ています……)
次回作もこういう世界観を保って欲しい(ジュノンとか) |
というわけで早速難易度ハードで前回のリベンジ……の前に、同じ轍を踏まないように別チャプターでレベル上げしてから臨みました。何しろ難易度ハードは全編アイテム使用不可のため、上げられるところは上げておくのが必須。そして打開できるか自分でも半信半疑のまま再び挑んだチャプター1ボス戦、マテリアの構成が功を奏して3年越しに無事突破!
この波に乗り、新作ラッシュを全スルーして難易度ハードでのクリアを本格的にスタートしました。
いやぁ本当にもう……(スラング的な意味で)あったまりました。敵集団の理不尽なハメや矯正演出による貴重なバースト機会キャンセルで……叫びこそしなかったけど唸ったり嘆いたりはしました。エアバスター・ヘルハウス・支柱プレートの道中・チャプター17のボス2連戦・ラスボスあたりは特に感情が乱されました。どのポイントも難易度ノーマルですら大苦戦したのに、敵自体が強くなっている上にアイテム使用不可の追い打ちで、雑魚との一戦ですら気が抜けない状況。どんなに面倒でも、1~2戦ごとにマテリア付け替えてました。
しかし「できないのはやっていないから」とはよく言ったもので、やる前はこんなの絶対ムリでしょと思っていたパートでもいざ実戦となればなんとかなりました。クラウドはブレイブモードのカウンター主体で戦う・次の戦いかベンチが見つかるまで基本ケアル系は使わない・操作キャラで何回か攻撃するだけでヘイトがこっちに向く、などのコツを掴んでくると存外難しくはなかったです。
難しいことは難しいけど、事前情報で怖がりすぎていた気もします。確かに敵は強い一方でこちらも強くなっているので、上記のコツに加えてこまめなマテリア構成変更を実践していればそこまでジリ貧にならず、MP枯渇も想定よりは起こらなかったです。
そして今でも信じがたいのですが、先日、無事に難易度ハードをクリアしました。
ひとまずこの結果で一段落 |
ラスボス戦のトドメがまたできすぎたシチュエーションで、他の仲間も召喚獣もおらずMPも枯渇したHP1のエアリスのアビリティ(ジャッジメントレイ)で超紙一重の勝利でした。あまりの展開に思わず動画保存したくらいです。
ちょっと感傷的なことを言うと、旧スクウェアのRPGにハマっていた子供時代の熱くなった体験を思い出した夜になりました。もっとも翌朝の出勤でほぼリセットされてしまいましたが……それはそうとして、ゲーム通して盛り上げ方が上手く、
こうしてFF7Rを2周終えた今思うのは、やはりFF7の世界はあまりにも魅力的だと言うことです。
FFとフォトモードの好相性たるや |
高精細のフォトリアルなゲームや熱いバトルシステムが面白いRPGはたくさんあっても、この世界の代わりになるものは一切出てきていないし、唯一無二だと思います。他のFFも好きですが、それらはバトルやBGMやストーリーなど一部の要素が好きという意識のほうが大きく、作品として全体的に好きなFFはFF7(R)とFFTくらいです。当然これらにも不満点はありますが、それを差し引いても魅力的。
なんと言いますか、リアルなだけのフォトリアルよりも魔晄の緑に輝くミッドガルの夜景の方に目を惹かれるし、システムは面白いけど世界観やストーリーがいかにも文脈にのっとった感じだと物足りないし、相対的にもやっぱり名作シリーズだと思います。未だにカップリング論争しているファンとか旧スクウェアとか、世界中の多くの人間の人生を狂わせただけある魔力を秘めていると再確認しました。
というわけで、予想外のタイミングでとても良質なゲーム体験ができました。プラチナトロフィーこそ取得できなかったけど、いくつかのトロフィー回収も終えられたので、ひとまず満足です。
PS4版だけ一周してそのまま、という自分のようなプレイヤーは、機会があれば是非PS5のインターグレードでもう一周をおすすめします。難易度ハードじゃなくても良いです。
PS4からPS5へのアップグレードの恩恵がかなり大きいゲームで、プレイ感覚としてはほぼ新作でした。グラフィックが目に見えて強化されているのに加え、戦闘も心なしかブラッシュアップされているように思えます。DLCやフォトモードもあるので、思った以上に楽しめること請け合いです。
引き続きFF7 Rebirthも楽しみにしています。また先のPS Storeのセールでコンピレーション作品のクライシスコアFF7 REUNION(リマスター版)も購入したので、熱があるうちに進めたいと思います。
PS4版にあったエンディングの配信禁止区間が撤去されていた気がする |
以降は備忘録がてら、FF7Rインターグレードの難易度ハード攻略に役立ったもののメモです。
【マテリア】
「まほうついげき」……有用すぎる神マテリア。組にしたマテリアで操作キャラの攻撃コマンドに「ATBもMPも消費なしで」追撃できる優れもの(消費なしはインター版のみらしい)。ダメージ自体より弱点突きで一気にバーストを狙えるのが強み。何度も救われた。
「ぞくせい」……組にしたマテリアの属性を武器か防具に付与。最終段階の吸収まで育成したものを防具に装備すると属性攻撃で敵が回復してくれる状態に。回復してくれる間は怯みなしで行動できるのが地味に強い。ラスボス戦は「いかずち」と組ませておいて助かった。
「ATBバースト」……敵をバーストさせた時ATBが溜まる。一気に攻勢に転じられるので爽快感と安定度が抜群。バーストさせるとこんなにHP削れるんだと思う。
「ガード強化」……ガード時のダメージ減少及びATB増加。ラスボス含む後半のボスを打開できたのは地味にこのマテリアのお陰。上の「ATBバースト」とあわせてクラウドに装着しておくとATBで困ることが少なくなる。
「せんせいこうげき」……主に開戦即ラピッドチェインの速攻雑魚散らしに使う。ダメージを受ける前に倒すのが理想形なので。ボス戦だと外すこともあったが、なんだかんだボス戦でも役立った。
「いのり」……ATB2つ使ってMP無消費でHP全体回復。バレットにつけるとより高頻度で発動できる。
「オートケアル」……最大まで育成すると一戦で10回まで発動。ATBとMPを消費してしまうので採用するかは人によるが自分は助けられた。
「はんいか」……どの難易度でも優秀。難所であるチャプター17の犬舎はこれでサンダガして楽勝だった(あたらない弱点れいきより必中のいかずち)。それ以外は「かいふく」と組ませて上記のバレット以外に装着。
「HPアップ」「MPアップ」……名前の通り。結局仲間みんなに常時装着させていた。特にMPは1足りないだけでボス戦自体をリトライするか否かに影響するので重要。
「かいふく」「そせい」……上手い人なら不要なんだろうけどそうではないので常時装着だった。タイマンの時は「そせい」は外す。
「いかずち」……4属性の中で一番有用。これが弱点の敵が多い上に必中なので序盤からラスボスまで頻繁に使った。
「マジカル」……魔法増幅が結果的にMP消費減につながるともっと早く気付ければよかった。
「バハムート」……召喚マテリアでわかりやすく強かった。取得にはまずVRミッションで倒す必要がありそっちに苦労した。難易度イージーにしてさっと取ってしまったのが心残りだが、その甲斐あってそこそこ強い。バハムートに限らず、召喚獣はボス戦の最終フェーズまで温存しておくと心理的安全性が段違い。途中のフェーズで召喚者を戦闘不能にしてしまい、何度も召喚を無駄にした。
【武器・防具】
武器は4人とも一番MPが多くなるものでほぼ最後まで通した。本当はもっと頻繁に付け替えたほうが良いのだろうが、マテリアの付け替え主体だけでもなんとかなった。
防具はマテリア穴が4つあって性能もそこそこの「チェインバングル」が使い勝手が良かった。
【アクセサリ】
「トランスポーター」……ATBゲージを消費するとリミットゲージ増加。
「魔法の歯車」……MP消費するとリミットゲージ増加。
※話題の「神々の黄昏」は、それを取るためのボス5連戦に勝てる気がしないので使わず。そもそもこれを取れるくらいならハードも余裕な気がする。
【その他覚えておいてよかったこと】
- クラウドのブレイブモードあるいは「反撃の構え」でのカウンターを癖にする。バースト状態になっていない敵に焦って「たたかう」ボタン連打しない。ボス戦での操作時は攻撃の時以外アサルトモードでガード。とにかくクラウドでガードとカウンターを覚えないと詰むくらいの勢いで。
- 道中でのHP回復はなるべく行わない。HP回復はベンチか宿泊ポイント、クエスト完了時に。ベンチから次のベンチまで持ちこたえるイメージ。
- MP回復箱はむやみに壊さない。MP満タンなのに壊して回復するとその分無駄になってしまうので、壊さず温存するか、HPが減ってたら先に回復してから壊す。
- バレットは回復役。ATBゲージが一番溜まりやすいので緊急対応しやすい。
- ヘイト管理が比較的単純なので覚えやすい。操作キャラである程度攻撃したらこっちにヘイトが向く。多量に回復しすぎても向く。
- 戦闘中の強制演出によるリミット技やバーストの無駄発動に注意。リミット技は焦って発動せず、なんにも起こらなそうなタイミングで放つ(無駄発動でボス戦自体をやり直すことも何回かあったので、この辺次回作で改善して欲しい)
- 最初のボス、ガードスコーピオンのレーザーは2連発になっているので、従来どおり瓦礫に隠れたらすぐに隣の瓦礫に隠れる。
- 困ったら攻略情報にあたる。
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