ゲームクリア感想113_The First Tree(PS4版)
公式サイトはこちら
公式サイト(PS)はこちら
箸休めに穏やかな雰囲気のゲームを遊びたいと思い、PS Storeを眺めていたら、以前から気になっていた今作がいつの間にか(2018年11月30日)配信されていたので購入しました。
これは……
これは……今年最後にとんだ名作に出会ってしまったのでは?
システムとしてはアクションゲームですが雰囲気はウォーキングシミュレーターで、公式サイトでもGone HomeやFirewatchの名前が出ているくらいです。
アクションと言っても移動とジャンプアクションくらいで、難易度も低めです。
私も道に迷う事はあっても、アクションで詰みかけることは一回もありませんでした。
基本的に主人公の狐を操作しますが、バトルやゲームオーバー、ダメージの概念がないので、動物好きでも安心して遊べます。どんなに高所から飛び降りても、出血表現や痛がるダメージモーションなどはないです。
PS Storeでの配信価格は1,000円とインディーズゲームでも安値なものの、2,480円くらいでも構わないレベルの良質な体験ができました。
バージョン 更新なし
クリア時間 約3時間
トロフィー取得率 33%
今作の主役でした。ゲーム中はほとんどの時間が探索に費やされるのですが、下手にリアリティを出そうと自然音のみにしたりせず、主張強めにピアノBGMが流れるので、探索も苦になりませんでした(一部無音パートもあります)。
またどの曲もゲームの展開にぴったりで、オープニングからエンディングまで綺麗に流れるようにまとまっています。
また足跡や雨音などの効果音も耳に心地よく、BGMを邪魔することなく溶け込んでいるように感じました。
◎バランスの良いゲーム内容
今作が単純なウォーキングシミュレーターだったらここまで気に入っていなかったかも知れません。
煩わしさを感じない程度のアクション要素や少しばかりの謎解き要素を取り入れ、雰囲気だけで終わらないようにしっかりバランスを取っているような印象を受けました。
アクションがとりわけ高難易度なわけでもなく、探索一辺倒で終わるわけでもなく、そのあたりのペース配分が見事です。
◎ストーリー
なにか目新しさのある話ではないですが、親子関係で思うところのあるプレイヤーには刺さる内容ではないでしょうか。私は最近色々あって、こういう普遍的な話が刺さりました。
やや家族主義が強めなところとか、動物が話のダシみたいに感じられてしまう面もあり人を選びますが(動物好きは肩透かしを食らうかも)、言葉を発しない動物と過去を振り返る人間、という二部構成は思いのほかマッチしていたと感じます。
私も事前情報でこのストーリー構成を知った時はミスマッチにしか思えず、それゆえにどんな内容なのか気になったのですが、いざエンディングを迎えた今は納得しました。
ジャンプアクションを多用するものの、今ひとつ操作のぎこちなさが残ります。
とはいえ、ゲーム自体が短いので、クリアするだけならほとんど気にならないです。
トロフィー全収集などを狙うなら別ですが……私はトロフィーを100%にする過程でこのゲームに不満を抱いてしまうのが怖いという理由で特に集めませんでした。
あとカメラ(上下操作)もちょっと気になったといえば気になったかも知れません……オプションである程度調整できるのでさほどではないですが。
「エンディングを迎えたあとに何もする気がせず、ゲーム画面を点けながら小一時間近く呆然としてしまうゲームは名作」
という私の中の定義があるのですが、それに見事合致しました。
忘れられない作品になりました。
白熱したバトルとか手に汗握る演出とか、燃えるBGMとか現実さながらの超美麗グラフィックとかもいいけど、そればかりでは疲れてしまうので、ゲームの休憩にゲームをしたい時にはちょうど良かったです。
もしこれから始めるという方がいらっしゃればお伝えしたいのですが、
なるべくまとまった時間を取って、なるべく静かな空間でヘッドフォンを装着しながら遊ぶのがおすすめです。
ゲーム内容は、多少迷うことはあっても詰むことはほぼないので、その辺は安心してください。
ちなみにPS4版だと×決定ボタンなので、慣れるまでにご注意ください。
公式サイト(PS)はこちら
箸休めに穏やかな雰囲気のゲームを遊びたいと思い、PS Storeを眺めていたら、以前から気になっていた今作がいつの間にか(2018年11月30日)配信されていたので購入しました。
これは……
これは……今年最後にとんだ名作に出会ってしまったのでは?
システムとしてはアクションゲームですが雰囲気はウォーキングシミュレーターで、公式サイトでもGone HomeやFirewatchの名前が出ているくらいです。
アクションと言っても移動とジャンプアクションくらいで、難易度も低めです。
私も道に迷う事はあっても、アクションで詰みかけることは一回もありませんでした。
基本的に主人公の狐を操作しますが、バトルやゲームオーバー、ダメージの概念がないので、動物好きでも安心して遊べます。どんなに高所から飛び降りても、出血表現や痛がるダメージモーションなどはないです。
PS Storeでの配信価格は1,000円とインディーズゲームでも安値なものの、2,480円くらいでも構わないレベルの良質な体験ができました。
バージョン 更新なし
クリア時間 約3時間
トロフィー取得率 33%
【良かった点】
◎BGM・効果音今作の主役でした。ゲーム中はほとんどの時間が探索に費やされるのですが、下手にリアリティを出そうと自然音のみにしたりせず、主張強めにピアノBGMが流れるので、探索も苦になりませんでした(一部無音パートもあります)。
またどの曲もゲームの展開にぴったりで、オープニングからエンディングまで綺麗に流れるようにまとまっています。
また足跡や雨音などの効果音も耳に心地よく、BGMを邪魔することなく溶け込んでいるように感じました。
◎バランスの良いゲーム内容
今作が単純なウォーキングシミュレーターだったらここまで気に入っていなかったかも知れません。
煩わしさを感じない程度のアクション要素や少しばかりの謎解き要素を取り入れ、雰囲気だけで終わらないようにしっかりバランスを取っているような印象を受けました。
アクションがとりわけ高難易度なわけでもなく、探索一辺倒で終わるわけでもなく、そのあたりのペース配分が見事です。
◎ストーリー
なにか目新しさのある話ではないですが、親子関係で思うところのあるプレイヤーには刺さる内容ではないでしょうか。私は最近色々あって、こういう普遍的な話が刺さりました。
やや家族主義が強めなところとか、動物が話のダシみたいに感じられてしまう面もあり人を選びますが(動物好きは肩透かしを食らうかも)、言葉を発しない動物と過去を振り返る人間、という二部構成は思いのほかマッチしていたと感じます。
私も事前情報でこのストーリー構成を知った時はミスマッチにしか思えず、それゆえにどんな内容なのか気になったのですが、いざエンディングを迎えた今は納得しました。
【気になった点】
△やや操作性に難ありジャンプアクションを多用するものの、今ひとつ操作のぎこちなさが残ります。
とはいえ、ゲーム自体が短いので、クリアするだけならほとんど気にならないです。
トロフィー全収集などを狙うなら別ですが……私はトロフィーを100%にする過程でこのゲームに不満を抱いてしまうのが怖いという理由で特に集めませんでした。
あとカメラ(上下操作)もちょっと気になったといえば気になったかも知れません……オプションである程度調整できるのでさほどではないですが。
【まとめ】
喰らいました……「エンディングを迎えたあとに何もする気がせず、ゲーム画面を点けながら小一時間近く呆然としてしまうゲームは名作」
という私の中の定義があるのですが、それに見事合致しました。
忘れられない作品になりました。
白熱したバトルとか手に汗握る演出とか、燃えるBGMとか現実さながらの超美麗グラフィックとかもいいけど、そればかりでは疲れてしまうので、ゲームの休憩にゲームをしたい時にはちょうど良かったです。
もしこれから始めるという方がいらっしゃればお伝えしたいのですが、
なるべくまとまった時間を取って、なるべく静かな空間でヘッドフォンを装着しながら遊ぶのがおすすめです。
ゲーム内容は、多少迷うことはあっても詰むことはほぼないので、その辺は安心してください。
ちなみにPS4版だと×決定ボタンなので、慣れるまでにご注意ください。
コメント
コメントを投稿