ゲームクリア感想105_ウォーキングデッド シーズン2(PS4版)
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前作の記事(懐かしい)はこちら
PS Storeのセールで安くなっていたので買いました。前作のPS3版を遊んだのがもう4年半も前になるのが信じがたいです。当時は新しい職場に就職した直後の冬休みだったことを覚えています。そこはもう退職しましたが……
思い返すと、2013年はPS3がフル稼働した最後の年でしたね。
本作自体は2年前にとっくに発売済みなのですが、前作が巷の評判よりも楽しいと思えなかったので、気になるリストには入れていながらも2年間後回しになっていました。
その間にドラマ版も追っていましたが、こちらもシーズン7最終話で視聴リタイアしてしまいました。シーズン6から今一つな展開が続き、追う気力が尽きてしまったというのが理由です。シーズン7の中盤からは惰性で観ていました。シーズン5までが面白かったですね。
バージョン 1.0.0
クリア時間 約8時間
トロフィー取得率 100%(プラチナトロフィー無し)
極限状態の人間の脆さを否応なく再確認させてくれる、救いや明るさとは程遠いストーリーは今回も健在でした。
善意が裏目に出るのはもはや日常茶飯事で、善を為しても為さなくても誰かしらから悪感情をぶつけられます。選びようのない選択肢が何度も突きつけられ、それにより話の展開が変わってくるのが特徴なのですが、いわゆる大団円は存在しないです。
登場キャラクターも全員に長所と短所があり、より好印象な方に傾いた選択をする、というのが良い意味でやりにくくなっています。第一印象が最悪だったキャラクターが後になって好感度が高くなったり、その逆も然りで、最後まで選択には悩まされると思います。
最後の選択の後は泣きそうになってしまいました。
5つの各エピソードクリア後、このジャンルではおなじみの例のアレこと、主要な選択肢における全世界のプレイヤーの選択率が見られるのも面白いです。これ大好きなので全ADVに実装してほしい。
◎クリアするだけでトロフィー100%
プラチナトロフィーが無くなったのは残念ですが、前作に引き続いて、選択にかかわらずクリアするだけで100%になります。短い時間でクリアできるので、トロフィー収集家にはおすすめです。
○操作パートが減った
前作は割と歩き回ったり、敵との戦闘でゲームオーバーになったりしていた記憶があるのですが、今作はそもそも自操作パートが少なくなっており(体感ですが)、それに伴ってゲームオーバー自体も5回くらいしか迎えませんでした(いずれも操作ミス)。
このゲームの自操作パートは歩行速度が遅い上に探索の楽しさも希薄なので、パート自体を減らしてよりストーリーメインにしたのは正解だったと思います。
その分ボリュームは減ったように思いますが、テンポは良くなったので。
また、離れた位置からオブジェクトを調べると、わざわざ特定の位置までモタモタ歩いてからイベントなりメッセージなりが始まります。そのモタモタ歩きの間は操作不可です。その場で暗転ワープしても大してリアルを損なわないと思うのですが……自操作で歩きが遅いのはそういう演出ということで耐えられるのですが、短いながらも何も干渉できない時間というのがややストレスでした。
△ゲームオーバー時の再開地点が遠い
大抵の場合は操作開始前の会話パートの最初に戻されます。お察しの通りスキップ不可なので、ゲームオーバーになるとロード時間+会話パートでなかなかの時間がかかってしまいます。
そもそも自操作パート自体が少ないのが救いです。
【まとめ】
限られた人向けです。限られた人というのは、前作クリア済かつ前作の続きが気になる人という意味です。そもそも前作からして人を選ぶ内容なので、ぎこちないゲーム面と憂鬱になるストーリー及びハードな表現に(一周クリアするまでは)耐えられないと厳しいです。ゲームとして何を差し置いても面白い! という内容ではないです。
私もストーリーには満足しましたが、ゲームとしてみると、よほどの改善が為されない限り今後追っていくのはキツいかな……というのが率直な感想です。
もうすでにシーズン3を超えて、公式からファイナルシーズンの動画(ネタバレ注意)が出ていますが、やや小走りできるようになったっぽいのが救いといえば救いです。
ストーリーに関しても、裏目に出る善意を表現しようとしすぎて逆に不自然になっている雰囲気もあり、ドラマ版と同じで露悪に傾いているのが不安要素です。前作(もドラマ版初期も)このあたりのバランスが良かったから受けたのでは無いかと思うのですが、どちらも過激になる一方であざとさを感じます。
ウォーキングデッドに関しては、何だか自分の中で一区切りついてしまった感じがあります。本作もドラマ版の続きも気になると言えば気になるのですが、リストに加えておくほどの優先事項ではなくなってしまいました。
完結を見届けたい気持ちはあれど、これまでの感動したシーンの思い出だけで十分という思いもあり……
前作の記事(懐かしい)はこちら
PS Storeのセールで安くなっていたので買いました。前作のPS3版を遊んだのがもう4年半も前になるのが信じがたいです。当時は新しい職場に就職した直後の冬休みだったことを覚えています。そこはもう退職しましたが……
思い返すと、2013年はPS3がフル稼働した最後の年でしたね。
本作自体は2年前にとっくに発売済みなのですが、前作が巷の評判よりも楽しいと思えなかったので、気になるリストには入れていながらも2年間後回しになっていました。
その間にドラマ版も追っていましたが、こちらもシーズン7最終話で視聴リタイアしてしまいました。シーズン6から今一つな展開が続き、追う気力が尽きてしまったというのが理由です。シーズン7の中盤からは惰性で観ていました。シーズン5までが面白かったですね。
バージョン 1.0.0
クリア時間 約8時間
トロフィー取得率 100%(プラチナトロフィー無し)
【良かった点】
◎相変わらずの胃が重くなるストーリー極限状態の人間の脆さを否応なく再確認させてくれる、救いや明るさとは程遠いストーリーは今回も健在でした。
善意が裏目に出るのはもはや日常茶飯事で、善を為しても為さなくても誰かしらから悪感情をぶつけられます。選びようのない選択肢が何度も突きつけられ、それにより話の展開が変わってくるのが特徴なのですが、いわゆる大団円は存在しないです。
登場キャラクターも全員に長所と短所があり、より好印象な方に傾いた選択をする、というのが良い意味でやりにくくなっています。第一印象が最悪だったキャラクターが後になって好感度が高くなったり、その逆も然りで、最後まで選択には悩まされると思います。
最後の選択の後は泣きそうになってしまいました。
5つの各エピソードクリア後、このジャンルではおなじみの例のアレこと、主要な選択肢における全世界のプレイヤーの選択率が見られるのも面白いです。これ大好きなので全ADVに実装してほしい。
◎クリアするだけでトロフィー100%
プラチナトロフィーが無くなったのは残念ですが、前作に引き続いて、選択にかかわらずクリアするだけで100%になります。短い時間でクリアできるので、トロフィー収集家にはおすすめです。
○操作パートが減った
前作は割と歩き回ったり、敵との戦闘でゲームオーバーになったりしていた記憶があるのですが、今作はそもそも自操作パートが少なくなっており(体感ですが)、それに伴ってゲームオーバー自体も5回くらいしか迎えませんでした(いずれも操作ミス)。
このゲームの自操作パートは歩行速度が遅い上に探索の楽しさも希薄なので、パート自体を減らしてよりストーリーメインにしたのは正解だったと思います。
その分ボリュームは減ったように思いますが、テンポは良くなったので。
【気になった点】
×地味ながら気になる操作不可タイムまた、離れた位置からオブジェクトを調べると、わざわざ特定の位置までモタモタ歩いてからイベントなりメッセージなりが始まります。そのモタモタ歩きの間は操作不可です。その場で暗転ワープしても大してリアルを損なわないと思うのですが……自操作で歩きが遅いのはそういう演出ということで耐えられるのですが、短いながらも何も干渉できない時間というのがややストレスでした。
△ゲームオーバー時の再開地点が遠い
大抵の場合は操作開始前の会話パートの最初に戻されます。お察しの通りスキップ不可なので、ゲームオーバーになるとロード時間+会話パートでなかなかの時間がかかってしまいます。
そもそも自操作パート自体が少ないのが救いです。
【まとめ】
限られた人向けです。限られた人というのは、前作クリア済かつ前作の続きが気になる人という意味です。そもそも前作からして人を選ぶ内容なので、ぎこちないゲーム面と憂鬱になるストーリー及びハードな表現に(一周クリアするまでは)耐えられないと厳しいです。ゲームとして何を差し置いても面白い! という内容ではないです。
私もストーリーには満足しましたが、ゲームとしてみると、よほどの改善が為されない限り今後追っていくのはキツいかな……というのが率直な感想です。
もうすでにシーズン3を超えて、公式からファイナルシーズンの動画(ネタバレ注意)が出ていますが、やや小走りできるようになったっぽいのが救いといえば救いです。
ストーリーに関しても、裏目に出る善意を表現しようとしすぎて逆に不自然になっている雰囲気もあり、ドラマ版と同じで露悪に傾いているのが不安要素です。前作(もドラマ版初期も)このあたりのバランスが良かったから受けたのでは無いかと思うのですが、どちらも過激になる一方であざとさを感じます。
ウォーキングデッドに関しては、何だか自分の中で一区切りついてしまった感じがあります。本作もドラマ版の続きも気になると言えば気になるのですが、リストに加えておくほどの優先事項ではなくなってしまいました。
完結を見届けたい気持ちはあれど、これまでの感動したシーンの思い出だけで十分という思いもあり……
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