ゲームクリア感想21:インファマス〜悪名高き男〜
毎回この序文に何を書くかすごく迷います。
モンスターハンター4やグランド・セフト・オート5やポケットモンスターX・Yなどの話題作が続々と発売され、世のゲーマーが大忙しの中、そのどれも購入予定がないこの空白期間に積みゲーをクリアしてしまおうと始めました。
個人的な新作ラッシュは11月と12月なので(忙しい年の瀬に4本くらい欲しいものがある)、今の内に出来ることはやっておこうと。
ゲーム序盤は出来る事が少なくアクションも単調で、正直パッとしなかったのですが、話を進めてアクションが増えると物凄く楽しくなりました。全能力が解放された終盤はほぼやりたい放題。ボスも適度な強さで、最後まで面白く遊べました。
因みに難易度ノーマル、善ルートでクリア。
【良かった所】
線路やワイヤーに乗って高速移動出来るし、挙句の果てには空も飛べる 。大体の建物には登れるし、登る速度も速い。
戦闘でもその快適さは変わらず、オブジェクトごと敵集団を吹っ飛ばしたり、狙撃モードに切り替えて高所の敵をヘッドショットして落としたり。そしてそういう特殊な倒し方をするとボーナス経験値のようなものがしっかり獲得できる。
ゲーム中のほとんどの戦闘が市街地で行われるのですが、街中で「派手な能力を使って」暴れ回れるゲームってあまり無かったと思うので、非常に新鮮でした。
他のゲームの起動が
警告文や企業ロゴ→企業ロゴ→企業ロゴ→メインメニュー→セーブデータ選択→再開
なのに対し、このインファマスでは
企業ロゴ→企業ロゴ→再開
です。これは他所も真似して欲しいところですね。
その代わり、どんなに高所から飛び降りても落下死はせず、また電気を用いてレールやワイヤー上をレースゲームさながらに高速移動します。
電気は街の配電盤や街灯などから吸収して補充するので、弾切れの心配も一切なし。
電気とは関係ないですが体力も自動回復なので、ピンチに陥ったら慌てずに高所か路地裏に逃げれば体勢を立て直せます。あまりアクションが得意ではないので、詰む要素が少ないのは助かりました。
【気になった所】
一発でも敵を攻撃したが最後、遠くからわらわらと湧いてきてあっという間に包囲されます。こっちは街を探索したいのに、ようやく片付けて探索再開と思った30秒後には銃声が聞こえてきて辟易します。
エンカウント率の高いコマンドRPGをアクションで再現したらこうなるというか、ここまでくると病的だと思いました。特にスラム街が酷い。遭遇のたびに戦っているといつまで経っても目的地に付けない上に、普通に倒すと取得経験値も少なめなので逃げるのが最善。
また、命中率の高さは異常で、こちらがワイヤーで高速移動していても回避アクションをとっている最中でも視認できない遠方からでも確実に当ててきます。なかでも中盤辺りから出てくるショットガン持ちは最悪で、攻撃食らってダウンして起き上がってまた攻撃食らって…。とハメられる事例が多発。しかも後半のサブクエストではそれが複数体かつステルス迷彩を搭載している始末で、戦略も何も、やられる前にめくらめっぽう撃ちまくってようやく乗り越えられました。
加えてどの敵もずる賢く、高所へ逃げれば建物の壁に張り付いて死角を陣取ってきます。
100%解放してやっと探索に集中できるかな? 程度。 敵の出現しないモードか無人モードが欲しかった。
善悪をテーマにしているのでそうそう気楽な展開には出来ないとしても、気持よく勝てる戦闘がもう少しあっても。
ただ終盤のある善悪の選択と、ラストで真相が明らかになる場面は良かったです。
高速移動できるので耐えられる範疇ではあります。
現行の入手経験値でも意外とすぐ貯まるんですけどね。
【まとめ】
序盤の単調さで投げ出さないで本当に良かったと思えるほどハマりました。
飛行スキルを覚えてからが本番で、シナリオ的にも能力的にもそのあたりから急に面白くなります。
ただ、アクションは爽快でもシナリオの爽快感が無く、また雑魚敵の攻撃も苛烈なので、圧倒的快感! とまではいかなかったかも知れません。
(アサシンクリードはこの逆で、 アクションは固くてもシナリオが面白い)
すでに続編が手元にあるので、早速続けて遊びたいと思います。
いずれにせよ今年の旧作の中では一番の掘り出し物でしたね。
モンスターハンター4やグランド・セフト・オート5やポケットモンスターX・Yなどの話題作が続々と発売され、世のゲーマーが大忙しの中、そのどれも購入予定がないこの空白期間に積みゲーをクリアしてしまおうと始めました。
個人的な新作ラッシュは11月と12月なので(忙しい年の瀬に4本くらい欲しいものがある)、今の内に出来ることはやっておこうと。
ゲーム序盤は出来る事が少なくアクションも単調で、正直パッとしなかったのですが、話を進めてアクションが増えると物凄く楽しくなりました。全能力が解放された終盤はほぼやりたい放題。ボスも適度な強さで、最後まで面白く遊べました。
因みに難易度ノーマル、善ルートでクリア。
【良かった所】
- 圧倒的に快適かつ楽しい操作
線路やワイヤーに乗って高速移動出来るし、挙句の果てには空も飛べる 。大体の建物には登れるし、登る速度も速い。
戦闘でもその快適さは変わらず、オブジェクトごと敵集団を吹っ飛ばしたり、狙撃モードに切り替えて高所の敵をヘッドショットして落としたり。そしてそういう特殊な倒し方をするとボーナス経験値のようなものがしっかり獲得できる。
ゲーム中のほとんどの戦闘が市街地で行われるのですが、街中で「派手な能力を使って」暴れ回れるゲームってあまり無かったと思うので、非常に新鮮でした。
- 起動が速い
他のゲームの起動が
警告文や企業ロゴ→企業ロゴ→企業ロゴ→メインメニュー→セーブデータ選択→再開
なのに対し、このインファマスでは
企業ロゴ→企業ロゴ→再開
です。これは他所も真似して欲しいところですね。
- 「電気を操る」という設定を存分に活かしている
その代わり、どんなに高所から飛び降りても落下死はせず、また電気を用いてレールやワイヤー上をレースゲームさながらに高速移動します。
電気は街の配電盤や街灯などから吸収して補充するので、弾切れの心配も一切なし。
電気とは関係ないですが体力も自動回復なので、ピンチに陥ったら慌てずに高所か路地裏に逃げれば体勢を立て直せます。あまりアクションが得意ではないので、詰む要素が少ないのは助かりました。
- 死亡しても入手経験値は引き継がれる
- オートセーブの間隔が短く、やり直しが苦にならない
- パルクールが楽しい
- 意外とボリューム豊富
- なぜかサブクエストが飽きない
【気になった所】
- 雑魚敵のウザさ
一発でも敵を攻撃したが最後、遠くからわらわらと湧いてきてあっという間に包囲されます。こっちは街を探索したいのに、ようやく片付けて探索再開と思った30秒後には銃声が聞こえてきて辟易します。
エンカウント率の高いコマンドRPGをアクションで再現したらこうなるというか、ここまでくると病的だと思いました。特にスラム街が酷い。遭遇のたびに戦っているといつまで経っても目的地に付けない上に、普通に倒すと取得経験値も少なめなので逃げるのが最善。
また、命中率の高さは異常で、こちらがワイヤーで高速移動していても回避アクションをとっている最中でも視認できない遠方からでも確実に当ててきます。なかでも中盤辺りから出てくるショットガン持ちは最悪で、攻撃食らってダウンして起き上がってまた攻撃食らって…。とハメられる事例が多発。しかも後半のサブクエストではそれが複数体かつステルス迷彩を搭載している始末で、戦略も何も、やられる前にめくらめっぽう撃ちまくってようやく乗り越えられました。
加えてどの敵もずる賢く、高所へ逃げれば建物の壁に張り付いて死角を陣取ってきます。
- 街の区域を解放してもまだ敵が湧く
100%解放してやっと探索に集中できるかな? 程度。 敵の出現しないモードか無人モードが欲しかった。
- シナリオに全くカタルシスがない
善悪をテーマにしているのでそうそう気楽な展開には出来ないとしても、気持よく勝てる戦闘がもう少しあっても。
ただ終盤のある善悪の選択と、ラストで真相が明らかになる場面は良かったです。
- 滑るような操作感で微調整が難しい
- ファストトラベルが無い
高速移動できるので耐えられる範疇ではあります。
- 入手経験値が少ない
現行の入手経験値でも意外とすぐ貯まるんですけどね。
- フリーズが多発した
【まとめ】
序盤の単調さで投げ出さないで本当に良かったと思えるほどハマりました。
飛行スキルを覚えてからが本番で、シナリオ的にも能力的にもそのあたりから急に面白くなります。
ただ、アクションは爽快でもシナリオの爽快感が無く、また雑魚敵の攻撃も苛烈なので、圧倒的快感! とまではいかなかったかも知れません。
(アサシンクリードはこの逆で、 アクションは固くてもシナリオが面白い)
すでに続編が手元にあるので、早速続けて遊びたいと思います。
いずれにせよ今年の旧作の中では一番の掘り出し物でしたね。
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