ゲームクリア感想156_ザ・パーク(Switch版)
5年くらい前の初リリース時に少し気になっていて、やがて存在を忘れてしまったゲームです。
今年の2月21日にNintendo Storeのセールを眺めていたら本作と再会して、この機会に遊ばねばと購入しました。ただでさえセールで安価だったのをポイント購入したので、実質0円でした。
遊んでみたらsteamのほうの記載通り1~2時間で終了しました。
156あるクリア記事のうち、即日クリア&ブログ更新は初かもしれません。
あまりに速く終わったので、ブログ用の手書きメモすら残さなかったくらいです。
ゲーム内容は、謎解きやチェイスなどは一切なく、移動・探索がメインのウォーキングシミュレーターといった感じです。あとは簡単なスイッチ操作程度しかないです。
プレイ時間 約2時間
【良かった点】
○なんだかんだ印象に残ったストーリー
なんとなく先が読めてしまう展開と言えばそうなのですが、情緒不安定な主人公の独白や、後半知ることになる一家の生活環境描写などがなかなかリアルで、印象に残りました。
自分も周囲の人間も余裕がなく、色々なセーフティーネットから零れ落ちていった末に苦しい結末に辿り着いてしまったという風に理解しましたが、余韻と考察の余地を残す終わり方で、個人的には嫌いではないです。
【気になった点】
△そこまで怖くない
夜の遊園地というある意味鉄板のロケーションにも関わらず、今ひとつ雰囲気作りが雑で、全然怖くなかったです。脅かしの多くはジャンプスケアで、そう来ますか…以外に感じることもなく。
後半の屋内はテイストが変わって、ジャンプスケアは控えめで、各所のテキストから真実に近づいてゆく…という形になり、そこは良かったです。
【まとめ】
まとまった感想を抱く前にクリアできてしまった、というのが正直なところです。
ストーリーと雰囲気が主なコンテンツとはいえ、肝心の雰囲気がパッとしないので、実質ストーリーが唯一のコンテンツでした。
これでストーリーまでアレだったら悲しい事態でしたが、個人的には好きになれたので、ある程度充実した2時間でした。再会できて良かったです。
ただ、定価購入するとボリュームの物足りなさが気になってしまうかも知れません。
ホラーゲームは好きだけど難しかったり怖すぎたりするのは苦手、という方向け? ゲーム内で詰むことはほとんどないと思いますが、画面が暗すぎると微妙に迷うので、ちょっと明るめの設定にしたほうがストレスなく遊べます。
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