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ゲームクリア感想37:ウォッチドッグス(PS4版)

何を隠そう、 2年前のE3にて発表された衝撃のプレイデモ を見てからというもの、本作の発売日を指折り数えて待っていた人間の一人です(何しろ2年前なので製品版とはかなり違いますが)。  発売延期などの諸騒動にもめげず、いざ起動して序盤数時間をプレイした後の感想は 「あ、あれ? こんな感じだっけ?」 というものでした。その違和感を埋めようと進めていく内に、少しずつ出来る事も増えてゆき、序盤終了あたりからようやくエンジンが掛かって熱中した次第です。 クリア時間は30〜40時間くらいで、メインミッション、サイドミッション、調査(ミニクエスト的な要素)、コレクティブルはコンプリート済です(残るはオンラインとミニゲーム) 【良かった点】 シームレスに繋がるオンライン トップメニューからマルチプレイモードに移る必要もなく、接続待ち時間も短めなので気軽にできます。   特にオンラインハッキングが新鮮でした。アサシンクリードのマルチプレイのように、ルールも満足に説明されないまま放り出されいざ接続してみたら上級者に瞬殺されるといったこともなく、やることも単純だけど故に白熱します。  相手は生身の人間なので、行動パターンを予測して動くのが非常にリアルというか、隠れんぼの面白さそのものをゲーム上で再現しています。物陰に隠れて左右を窺い、そろそろ近づいてきそうな気配がしたら逃げて、を制限時間まで繰り返すイメージです。  普段、どちらかというとオンライン要素には消極的なのですが、これは何度もやりたくなりますね。 街並みがリアル シカゴに行ったこともないのに現実感を覚えます。 特にポウニーの地方感は日本の地方都市にも似ていて、どことなく親近感があります。 (メインで動くのは都市部だけど、なにげに自然も豊か) また、街に居る大量のNPCの挙動も細かい。 ステルス攻略が楽しい 今最もSIRENに近いプレイ感ですね。デウスエクスもそうですが、ハッキングやジャックなどの乗っ取り能力とステルスの相性が良いのを活かした作りで、楽しめました。 ちゃんと不殺で拠点制圧も可能。 エイム補正がある 下手くそには嬉しい。戦闘自体も敵が多すぎたりボスが強すぎたりといったこともなく、ハッキングを駆使してまず頭数を減らすか、ステルスで一人ずつ確実にテイ